(文=HOLG運営スタッフ)
「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」、2024年は11名の受賞者が生まれ、更に今年は初の試みとして「ネクストホープ賞(30歳以下)」を新設して2名の方が受賞いたしました。
本日は先月10月13日に表彰式を開催した様子をご紹介します。
表彰式には、受賞者や推薦者、協賛企業の皆様、さらに過去の受賞者や受賞者の同僚・ご家族など、全国から多くの方々にお越しいただき、心温まるひとときとなりました。
当日はYouTubeでLIVE配信を行いましたので、ぜひ併せてご覧ください。
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=L0UriViRwkLPUkEn
▼『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024』結果発表はこちら
https://www.holg.jp/award/2024-02/
https://forms.gle/j8LikfqwNkAaHsYU6
▼地方公務員限定で参加できる、学びつながるコミュニティはコチラ
https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」開催の趣旨
「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」は今年で8年目、8回目の開催となりました。
本イベントは、成果を上げた公務員を称え、その優れた取り組みを広く社会に発信し、公務員個人が組織内で力を発揮しやすい環境を築くことを目的としています。これにより、セーフティーネットや社会インフラを担う地方自治体の業務成果の向上にもつながると考えています。
残念ながら、役所内では職員個人が注目を集めることに対して強い抵抗感があるのが現状です。特に「スーパー公務員」といった言葉には強い拒否反応があり、さまざまな理由を挙げて、そのような人材を排除しようとする圧力が働いているように感じられます。
一方、近年では全国規模のテレビや新聞、ビジネス雑誌などで活躍する個人の公務員が多く取り上げられるようになりました。また、所属する組織が本賞の受賞者を積極的に広報し、職員の支援や組織(役所)のブランディングに役立てる姿勢も見受けられます。このような変化の兆しは社会に確かに広がっており、公務員個人にスポットを当てる流れが着実に進んでいます。
表彰式では、いただいた推薦文の内容をもとに、受賞者についてさらに深く知っていただき、関わる皆様が交流できる場となるよう工夫しております。
表彰式当日
地方公務員アワード2023を受賞した寺井優介さん(福井県)とフリーアナウンサーの宮崎香子さんに表彰式の司会をお任せしました。お二人の心温まる進行により、和やかな雰囲気で式が進み、会場の皆様も楽しみながら受賞者を祝うことができました。
来賓祝辞では、昨年に引き続き中野区長 酒井直人さんがご多忙の中ご臨席くださり、お祝いの言葉をいただきました。
次に主催者挨拶として株式会社ホルグ 代表取締役 加藤よりご挨拶させていただきました。
「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」では協賛企業の皆様に、1名の特別協賛社賞を選出いただきます。贈呈式では、以下の方々より選出理由とお祝いの言葉がありました。
・NECソリューションイノベータ株式会社 自治体DX事業推進室室長 佐藤秀之 様
・株式会社PR TIMES パートナービジネス開発室室長 高田育昌 様
・楽天グループ株式会社 地域創生事業部マネージャー 高橋尚子 様
・KDDI株式会社 経営戦略本部地域共創推進部部長 白井大介 様
・株式会社アルファドライブ AlphaDrive Re:gion(アルファドライブリージョン)事業責任者 宇都宮竜司 様
・官民連携事業研究所 管理部取締役 新村直樹 様
・イシン株式会社公民共創事業部部長 清水大暉 様
・株式会社ジチタイワークス BtoG事業部マガジン編集課編集長 宮崎香奈子 様
・スパイラル株式会社公共DX事業部 甲木空 様
また授与式でのプレゼンターには、地方公務員アワード2020を受賞した元邑南町職員、寺本英仁さんと地方公務員アワード2023を受賞した静岡県 台湾事務所長、市川美奈子さんが担当してくださいました。
今回の「受賞者に訊く」では、よんなな会発起人、脇 雅昭さんと司会の寺井さんがモデレーターを務め、2024年度審査員の皆さんがそれぞれ解説審査員として受賞者の素顔に迫っていただきました。
毎年表彰式に携わっている脇さんと、過去に受賞経験のある審査員の皆さんならではの視点から、さまざまなエピソードや裏話が次々と飛び出しました。特に、当時の思い出や受賞者への熱い思いが語られる中で、思わずこぼれる本音トークもあり、終始和やかな雰囲気の中で聞き応えのある時間となりました。
また今年も豪華な方々からのビデオメッセージをいただきました。昨年に引き続き、元厚生労働事務次官の村木厚子様、そして今年は新たに元環境大臣の小泉進次郎様からも、温かいお祝いの言葉を頂戴しました。
お二方からのメッセージは、受賞者への深い敬意と期待が感じられる内容で、会場の皆様にとっても励みとなるものでした。このような著名な方々からの祝辞は、この取り組みが社会的に注目され、多くの方に支えられていることを改めて実感させられる機会でもありました。
https://forms.gle/j8LikfqwNkAaHsYU6
▼地方公務員限定で参加できる、学びつながるコミュニティはコチラ
https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
ここからは改めて、表彰式の様子を含めた受賞者のご紹介してまいります。
一部写真にも写っておりますが、今年から盾のデザインが一新されました。受賞者の所属自治体ごとの地図がプリントされており、各地での活動が象徴されるような特別なデザインになっています。これにより、受賞者一人ひとりの取り組みがその地域に根差していることが表現され、より一層誇らしく思えるものになりました。この新しいデザインは、受賞者の皆さんへの敬意を込めて制作いたしました。
1人目の受賞者:辻村 真輝(羽曳野市 都市魅力部 魅力づくり推進課 課長)
辻村真輝さんは、予算ゼロの中で広報啓発事業を実現し、資格を活かした事業企画・運営に取り組んでこられました。また、コロナワクチン集団接種モデルの確立にも貢献されています。「贈呈式」・「受賞者に訊く」では、「何か面白いこと、ないかな」と考えながら行動していることや、一緒に頑張ってきた戦友への感謝の気持ちをお話しいただきました。
また当日は羽曳野市のご当地キャラクター「つぶたん」も駆けつけ、会場を盛り上げてくれました。
https://www.holg.jp/award/2024-10/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=WYybnI7UWUYN2D87&t=3141
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=oEYGOR8UDfvF728R&t=5361
2人目の受賞者:伊藤 貴規(磐田市 健康福祉部 健康増進課 主任保健師)
伊藤貴規さんは、男性保健師の会を発足し、地域の健康促進に貢献されています。また、市のSNSを立ち上げ、情報発信を強化。さらに、「いわたゆきまつり」では、6千人を集客するなど、地域活性化にも大きな成果を上げています。
周囲に支えられ、自由に楽しく活動できたという伊藤さんには、「受賞者に訊く」では楽しく進めていくコツや原動力を深掘りしていきました。
https://www.holg.jp/award/2024-04/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=6_bipkv6HVTklvQ2&t=3438
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=3R5HLSMlzCNIaibv&t=5908
3人目の受賞者:郷田 秀章(堺市 上下水道局 事業サービス課 主幹)
郷田秀章さんは、水道業界におけるノウハウ共有に尽力し、「レジェンドマンホーラー」として業界内外で注目されています。さらに、水道業務の効率化を目指し、水道アプリを導入。今回、特別協賛社賞「NECソリューションイノベータ賞」をダブル受賞し、その成果が評価されました。
「受賞者に訊く」では、水道アプリについてはもちろん、それ以外に「レジェンドマンホーラー」や災害ボランティアなど幅広く活動している内容についても詳しく伺いました。
https://www.holg.jp/award/2024-07/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=G56XQmhjoysdN5Pl&t=3629
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=mggmnUmkYFP3KJbS&t=6379
4人目の受賞者:武田 亜可理(愛媛県 農林水産研究所 水産研究センター環境資源室 研究員)
武田亜可理さんは、過酷な市場調査を実施し、地域イベントの開催とSNSでの情報発信を通じて地域活性化に貢献しています。また、水産業界に新たな視点を提供し、業界の発展に影響を与えました。
現在は県庁を退職し新たに海に関わる仕事をスタートしていて、県庁での仕事、そして今の仕事、繋がるその想いについても深掘りしていきました。
https://www.holg.jp/award/2024-09/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=r1xmJK95JcjRmdtg&t=3974
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=PpNpr0kd0b3nhQUt&t=6902
5人目の受賞者:近藤 裕(豊田市 生涯活躍部 市民活躍支援課 担当長)
近藤裕さんは、子ども会補助金申請の電子化を実現し、職員交流会を新しい形で開催。さらに、ラリーの認知度を94%にまで向上させるなど、地域活動の活性化に貢献しました。その成果が評価され、特別協賛社賞「アルファドライブ賞」のダブル受賞となりました。
会場には近藤さんのうちわや横断幕を持った同僚達が駆け付け、会場を盛り上げてくれました。
9枚の推薦状に加え、今回の様子からも同僚たちに深く信頼され、愛されていることが感じられる場面となりました。
https://www.holg.jp/award/2024-08/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=oIX-gDbjxSRyhirx&t=4206
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=cDnhhrei5AFSgpwk&t=7401
6人目の受賞者:安高 昌輝(草加市 市長付みらい戦略担当主査(兼)市長室広報課 主査)
安高昌輝さんは、新たな税調査を実施し、年間5千万円の税収増を達成。また、2度にわたり子ども会の危機を救い、読まれない広報紙をフルリニューアルしました。その成果が認められ、特別協賛社賞「ジチタイワークス賞」と「スパイラル賞」のトリプル受賞となりました。
会場には、山川百合子草加市長がお越しになり、祝辞を述べられました。
贈呈式では、「公務員になりたくないと思っていた頃から一転、今は楽しさややりがいを実感しています。これからは公務員の楽しさを伝えていきたい。」という熱いコメントが述べられ、会場からも共感の頷きと力強い拍手が送られました。
また、「受賞者に訊く」では、お祝いに駆けつけた可愛らしい娘さんたちも一緒に登壇し、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
https://www.holg.jp/award/2024-13/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=EdxTLm2cdisf3YtZ&t=4581
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=ihTR5e9peWo_2UYz&t=7897
7人目の受賞者:橋本 一磨(豊田市 市長公室 東京事務所 所長)
橋本一磨さんは、官民連携で生活困窮者支援を行い、すべての歳入をコンビニで納付できるようにしました。また、徴収の一元化により、28億円の回収を実現。その成果が評価され、特別協賛社賞「KDDI賞」を受賞しました。
まさかの、当時取り組みをした際にお世話になった課長のモザイクアートにしたTシャツを着用して登場した橋本さん。
同じ豊田市である解説審査員の廣濱さんが橋本さんといえば「りんごだ」というその理由について、債権回収時代の想い、豊田市の改善するという風土について伺いました。
https://www.holg.jp/award/2024-11/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=IuGI10gxAWqyziCb&t=10084
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=manqzUVjHRgEDD-m&t=13184
8人目の受賞者:池田 次郎(川西市 市長公室 市制70周年記念事業事務局 事務局長補佐)
池田次郎さんは、全国初のハイブリッド成人式を実現し、保育・教育分野の改善にも尽力しました。また、常に情報を発信し続ける広報のレジェンドとして、その影響力を広めています。
自己紹介からグッと会場を惹きつけた池田さん、その時々の課題に対して多様な企画で成果を上げてきた背景や、課題の選定方法、アプローチの仕方について深掘りしました。
https://www.holg.jp/award/2024-03/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=MkTAFhKwJ1bFX6VE&t=10516
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=4gdjMbS7jpo9p229&t=13640
9人目の受賞者:勝谷 聡一(宇治田原町 企画財政課 課長補佐)
勝谷聡一さんは、府の広報におけるレジェンドとして活躍し、自主研を通じてノウハウの共有を行いました。また、ふるさと納税額を2億円まで伸ばし、子ども応援活動に大きく貢献しています。
いろんな方に助けられたという勝谷さんは、会場に車で助けられたというエピソードで会場を沸かしてくれました。
また当日着用していたTシャツにもプリントされた「未来挑戦隊チャレンジャー育成PROJECT」の詳細について、また活動において子ども視線を大事にしたというその想いを伺いました。
https://www.holg.jp/award/2024-06/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=nHFgn968h6yZpFZg&t=10735
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=1IC5EQyWBsPR1umO&t=14084
10人目の受賞者:伊藤 允一(瑞浪市 みずなみ未来部 シティプロモーション課 魅力発信係長)
伊藤允一さんは、高校生と共に地域課題の解決に取り組み、ビームスジャパンとの産品開発を実現。また、PR動画「奇跡の化石」を制作し、注目を集めました。その成果が評価され、特別協賛社賞の「PR TIMES賞」と「楽天賞」のトリプル受賞となりました。
昨年の表彰式には運営ボランティアとして参加していた伊藤さん。贈呈式では仲間や家族への感謝の気持ちを語ってくれました。また「受賞者に訊く」では58万回再生を記録した「奇跡の化石」制作の裏側についても詳しくお話を伺いました。
https://www.holg.jp/award/2024-05/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=xttzVwrsWujZREnm&t=10989
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=1i49MRVC09jMuzvI&t=14504
11人目の受賞者:深谷 大一朗(郡山市 文化スポーツ部 国際政策課 課長補佐 兼 国際交流係長)
深谷大一朗さんは、保育所入所基準の最適化を実現し、地域クラウド交流会を開催。また、クラウドファンディングの補助や起業家支援にも取り組みました。その成果が評価され、特別協賛社賞の「官民連携事業研究所賞」と「自治体通信賞」のトリプル受賞しました。当日は品川萬里 郡山市長が会場にお越しいただき、祝辞を述べられました。
福島県初の受賞となった深谷さんは、人事時代の新規採用した職員との心温まるエピソードも披露し、今後も頑張っている職員にスポットを当てる活動をして、福島県第二号のアワード受賞者を出したいと熱い想いを語ってくれました。
https://www.holg.jp/award/2024-12/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=BkZau3GunMAL38OR&t=11509
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=l_yU45Cdh897eKtz&t=14952
ネクストホープ賞1人目の受賞者:茅野 裕也(高砂市 福祉部生活福祉室 生活福祉課 事務吏員)
茅野裕也さんは、地域の繋がりを活かして商店街の活性化に取り組み、マルシェ「朝ごぱん市」の運営を行いました。その功績が認められ、ネクストホープ賞を受賞。
「受賞者に訊く」では生活保護担当でありながら、商店街の活性に取り組むというきっかけや、プライベートで活動することについて深掘りしました。
さらに会場には、茅野さんのうちわを手にした仲間たちが駆けつけており、その愛される人柄がひしひしと伝わってきました。
https://www.holg.jp/award/2024-14/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=4ZxKvsD0BeFIUrgq&t=9646
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=tk6vvJyi7jIpsJ-X&t=12424
ネクストホープ賞2人目の受賞者:林 和輝(滑川市 総務部 公民連携課 主事)
林和輝さんは、差別化したマルシェ運営を行ったほか、公民連携課の創設にも尽力。その功績が認められ、ネクストホープ賞を受賞しました。
公民連携課での業務について、滑川市という地域特性も絡めて、深掘りしていきました。
共に取り組んできた同僚への想いに加え、「滑川市は意欲的な自治体です」と語る林さんは、今後も協力しながら地域課題の解決に力を入れていきたいという熱い思いを述べてくれました。
https://www.holg.jp/award/2024-15/
▼贈呈式の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=4ZxKvsD0BeFIUrgq&t=9646
▼「受賞者に訊く」の様子はこちら
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=tk6vvJyi7jIpsJ-X&t=12424