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2018開催のお礼

HOLG編集室 地方公務員アワード

『地方公務員アワード2018』開催のお礼

 本日、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2018』の全ての受賞者の発表を終えました。推薦していただいた方、関わっていただいた方全てにお礼を申し上げます。以下のような当初の目的が少しでも果たせたらと願っています。

 本アワードは、地方自治体職員の他薦をもとに、活躍する現役の自治体職員が審査を行い、『地味』『派手』を問わず「本当にすごい!」と思われる地方自治体職員を表彰するという、いままでにない取り組みです。

 地方自治体では組織の中で高い成果を上げている方が多数存在しています。しかし、行政業務には地味で目立たない仕事も数多く、活躍する方々の成果やノウハウに光があたる機会は多くありません。

 高い成果をあげた職員の活躍を一般市民や他自治体、そして、大手メディアへ共有し、地方公務員の方々がより力を発揮できる環境の構築に貢献できればと思っています。

個性が注目され始めた自治体職員

 こんなことを言うとお叱りを受けるかもしれませんが、実は、私自身がもともと感じていた日本の地方行政、地方自治体のイメージは決して良くありませんでした。ただし、前職時代、ジャカルタに4年半駐在した際に、道はボコボコに荒れ、電気水道は止まる、賄賂がなければ様々な行政手続きが迅速に進まないという経験をして考えが変わることになります。慣れてしまえば笑い飛ばせることですが、日本では起こり得なかった日常を体験した時に「日本の地方自治体はきちんと仕事をしているのに、なぜ評価をされないのだろうか」、と考えるようになりました。

 そうして地方行政に興味を持つようになっても、身近に地方公務員がいない私にとっては、「自治体職員」と聞いてもなんとなく顔が浮かばない、金太郎飴のようなイメージを持っていました。ただ、近年活躍する自治体職員が専門誌ではなく、一般読者向けの本を書く時代となりました。元羽咋市役所の高野誠鮮さんや佐賀県庁の円城寺雄介さんの著書を拝見し、活躍する自治体職員が実は全国に多数存在するのではないか、その情報を集めたいとHeroes of Local Government(HOLG.jp)を立ち上げました。

 2016年7月にサイトをオープンしてから、今までに50人以上、一人につき約1万文字のインタビュー記事を配信しましたが、本アワードはその活動の延長線上にあります。

 このおおよそ2年の間、私の中に存在した金太郎飴のイメージは少しずつ薄れ、どの自治体にも圧倒的に活躍するエースが間違いなく存在しているという確証を得ました。地方公務員のうち一般行政職員は約90万人存在しますが、少なく見積もって仮にその5%がエース職員だとしても、全国には45,000人のエース職員が存在することになります。
 Holg.jpだけでその全てを追っていくことは難しいですが、「地域に飛び出す公務員アウォード」のような、様々な切り口で地方公務員に光が当たったり、HOLGが及びもしない、影響力の強いメディアが公務員に光を当てることで、金太郎飴状態の公務員が、市民から目に見える状態に変わっていくのではないかと思います。

公務員の仕事は、世の中の幸福度に直結する価値ある仕事

 これにどんな利点があるかと言うと、公務員の不祥事に絡むマイナスイメージを抑制することです。例えば、財務省に信頼できる友人が勤めていれば、財務省の誰かが不祥事を起こしたとしても、財務省全体が悪だと断じることはありません。公務員の個性が認識されると、漠然とした「公務員(全体)」が悪いという結論にはならず、あくまでも事件を起こした者やその周辺に限定されるからです。

 残念ながら、今年も既に首長、国家公務員、地方公務員、国会議員、地方議員、様々な属性の方の不祥事が報道されました。ただ、制度や風土の影響こそあれ、究極的には個の問題です。税金を扱う以上、不正を起こした人は厳しく追及・処分されても致し方ないとは思いますが、逆に身を粉にして働く人や、成果を出している人の情報についても等しく報道されるべきではないでしょうか。HOLG.jpが担うべきはその部分だと考えています。

 HOLG.jpは監視すべき対象とされる “地方自治体”を応援するというコンセプトを持つ、いわば超偏向メディアです。その目的は、称賛されるべき公務員やその行動を広めることで、地方公務員がより力を発揮できる環境の構築です。
 公務員の仕事の成果が高まることは、世の中の根源的な幸福度に直結します。公務員はそういう影響力を持つ、価値ある業務を担っていると考えています。

地方公務員アワード2018開催のお礼

 末筆となりますが、本イベントに関わって下さった全ての方-公務員、後援・協賛・協力企業、審査員の皆様-にお礼を申し上げます。

 受賞者の皆様、おめでとうございます。そして、いつも素晴らしい仕事をしていただき感謝しています。微力ではありますが、皆様のさらなるご活躍の一助となれば、また、同僚、友人、ご家族のような身近な人からの祝福、ねぎらいの言葉などにつながれば、それだけで本イベントを開催した意味が生まれます。

 本当は明るくワクワクした文章にしたかったのですが、書き始めてみると、うかつにも堅い文章に着地してしまいました(笑)。
 では来年また、アワードで皆さまとお会いできることを楽しみにしております!皆様の周りに45,000人以上は存在するであろうエース職員に、今から目を離さず1年お過ごし下さいね!来年もたくさんの推薦を楽しみにしております。

(文=Heroes of Local Government編集長 加藤年紀)

【地方公務員アワード2018 推薦文の発表スケジュール】
 8月20日(月): ①井上 純子さん  ②岩田 早希代さん
 8月21日(火): ③岡元 譲史さん  ④岡 祐輔さん
 8月22日(水): ⑤奥貫 賢太郎さん ⑥木村 佳司さん
 8月23日(木): ⑦白石 剛大さん  ⑧鈴木 浩之さん
 8月24日(金): ⑨中岡 浩さん   ⑩山川 歩さん
 8月25日(土): ⑪山本 希さん   ⑫領家 誠さん

 『地方公務員アワード2018』全体発表はコチラ

※facebookとTwitterで『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2018』の更新情報を受け取れます。

 

後援

地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
●地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
地域に飛び出す公務員の活動を応援するために全国から60人を超える首長が参加。過去3回に渡って「地域に飛び出す公務員アウォード」を主宰し、現在、第4回となる「地域に飛び出す公務員アウォード2018」を開催中。

協賛

PRTIMES logo
●株式会社PR TIMES
プレスリリース配信サービスをはじめとして、企業とメディア、そして生活者をつなぐインターネットサービスを提供。大企業からスタートアップ、地方自治体まで導入・継続しやすいサービスを提供し、利用企業数は2万3000社(2018年5月時点)。日本の祭りを盛り上げるため、祭りの運営者が無償で情報発信できるプランを提供。プラン詳細はコチラ
lifulllogo2018
●株式会社LIFULL
不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』を運営するノウハウを生かし、国土交通省「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」として『LIFULL HOME’S 空き家バンク』を運営。空き家バンクを持つ全国約 900 自治体のうち、491 自治体が登録(2018 年 6 月時点)。
ジチタイワークス
●ジチタイワークス
株式会社ホープが年4回、毎号7万部を発行する、全国の自治体職員向けの雑誌『ジチタイワークス』。地方自治体のさまざまな取り組みや実務レベルにおけるノウハウを共有し、仕事につながるヒントやアイデアを提供。全国の地方自治体の課題解決を強力に後押しする。
voteforlogo
●株式会社VOTE FOR
月間350万PVをほこる政治・選挙情報サイト『政治山』を運営、地方政治・地方自治に深い洞察のある記事を配信する。公職選挙ならびに住民投票等におけるネット投票の実現を推進するとともに、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの構築や運営支援を通じて、ネット投票の普及拡大への貢献を目指す。
官公庁マリッジ
●株式会社官公庁マリッジ
公務員向けの結婚相談所「官公庁マリッジ」のサービスを中心に展開。お見合い、婚活パーティーなどを通じて素敵な出会いをご提供しております。全国の直営店で婚活カウンセラーが目指すゴールを明確にし、ご紹介から交際、ご成婚まで、活動を全面的に支援し、公務員の方や公務員との結婚をお考えの方をご成婚へ導きます。公務員の2親等以内のご家族向けプランも人気。
電通ブランド・ロゴ
●株式会社電通
1979年より毎年、自治体職員を1年間、研修生として受け入れる研修制度を実施。座学、OJT、フィールドワーク等で弊社の社員と共に働き、学び、帰任時には首長に自主提案を行う。観光や広報に限らず、幅広い分野部署で活躍できるプロデューサー人財の育成を目指す。ご興味のある方は「[email protected]」まで。8月31日(金)のイベント情報はコチラ

協力

●株式会社47CLUB
47CLUB」の運営を通じて、全国の1,300を超えるショップと47都道府県の地方新聞社と一緒に、地方の価値ある逸品を知っていただくための活動をしています。この活動の根底にある想いは"地方を元気に、日本を豊かに"したいというものです。皆様に価値ある逸品を知っていただき「こんなのあるんだ!」と言っていただくために日々精進しております。

-HOLG編集室, 地方公務員アワード

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