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地方公務員アワード

『地方公務員アワード2023』野嶋 京登(静岡県浜松市 富塚協働センター 主任 ※コミュニティ担当)

『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2023』、12人目の受賞者の紹介です。

野嶋 京登(静岡県浜松市 富塚協働センター 主任 ※コミュニティ担当)

推薦者1:北村 弾(千葉県浦安市 都市政策部市街地整備課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

誰よりも楽しみながら、地域を愛し、人を愛し、人に愛され、地域を活性化させていること!

推薦文

私と野嶋さんの出会いは昨年度開催された第34回全国公民館セミナーでのこと。
私はセミナー受講者として参加していましたが、野嶋さんは事例発表者として参加されていました。公民館関連のセミナーでは、優良事例として各地域での取組みを紹介することが一般的に行われており、本セミナーにおいても多くの優良事例をご紹介いただきました。
そのような中、野嶋さんの事例発表が始まった瞬間、私にはあるひとつの気づきが。野嶋さんの用意した事例発表用の資料には多くの写真が使われていたのですが、全ての写真に、様々なイベントを楽しむ地域住民の姿、そして、誰よりもイベントを楽しんでいる笑顔の野嶋さんが写っていたのです!
地域の住民を巻き込み、地域課題解決に資する公民館事業において、公民館職員がこんなにも楽しんでいる様子であれば、参加者が楽しみながら参加していることは想像に容易いものです。
さてここからは、野嶋さんの企画された事業「あおぞら協働センター」について。当事業は、優良公民館表彰を受賞されている沖縄県那覇市若狭公民館で実施されている「パーラー公民館」を野嶋さんが現地視察し、浜松市中区における住民の出会いの場を創設するために開始されたとのこと。若狭公民館の館長さんは「これまで多くの公民館職員や地域活動を行う方々が視察に来たが、実際に行動に移したのは野嶋さんだけである」とおっしゃっていました。事業概要は、公民館を飛び出し、近くの佐鳴湖公園にある芝生広場でパラソルを広げ、マジックやアート活動等のワークショップを行い、交流の場を生み出すものです。地域コミュニティーが希薄化している現代、同じ時間を共有することで住民同士のつながりが生まれますが、住民がパラソルを訪れるには何かのきっかけが必要です。野嶋さんの熱意と住民への愛を伝えるその笑顔が、地域住民を巻き込む大きな魅力になっているのではないかと、私は感じています。

推薦者2:宮尾 有(熊本県熊本市 教育政策課花園公民館)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

パワフルに様々な魅力的な講座をうつ企画・実行力で地域の人たちの活躍の場を創り出す!ほんとにすごい!

推薦文

野嶋京登くんは、さわやかな笑顔で地域の人々のやる気や良さを引き出します!誰にでも気さくに語り掛け、情熱を持って地域の人々を巻き込んだ楽しい活動に励んでいます。とにかく嗅覚に優れている。ピンと来たら、ぐいぐい切り込み、魅力的な取り組みを生み出します。
彼が取り組んだすごい取り組みの例をあげましょう!若者の燃えるボランティア力を生かすため、高校生がわからないところを教えてくれる自習室や地域の人が気軽に集えるイベント「アオハル音楽祭」や「富ックオアトリート!2022」の開催、地域の古民家を利用して健康を学びながらみんなでランチを楽しむ「古民家ん」、そして、特に佐鳴湖の掃除をずっと頑張っている人を中心に据えてどんどんつながりを拡大し、「ごみゼロフェスタ」という祭りにしてしまう取り組みは本当にすごい!と思いました。一人の活動を時間をかけて膨らまし、最後にはみんなで取り組む祭りにしてしまうなんて!多岐にわたる取り組みは社会教育の新しい可能性を切り拓きます。
京登君は、地域の人々が得意なことを生かすための講座を企画立案するなど、地域に根ざした活動に尽力してきました。そして、これらの取り組みによって、富塚にはまちづくりに興味を持つ人が増えたのではないでしょうか。
彼の熱意や能力は本物です!彼の取り組みによって、人々が自分たちの能力を地域で発揮し、それによって富塚の人々がより豊かな生活を送ることができるようになったことは、地域全体の発展につながるものであり、本当にすごい!と思います。これからもますます頑張ってくれることと期待しています!!

推薦者3:山本 裕美子(東京都西東京市 教育部公民館田無公民館)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

地域の声をワクワク企画にして次々実現!新聞テレビ報道約80回!人をつなげて地域を巻込む仕掛人公務員

推薦文

浜松市富塚協働センター主任でコミュニティ担当の野嶋京登さんのすごいところは、いくつもありますが、まず驚くべきは、企画したいくつもの事業が、ほぼ毎回のように新聞や地元テレビで取り上げられて報道されているところです。野嶋さんに講師をお願いしている事業の打合せで先週お電話したら、この3週間で新聞や地元テレビに計10回も取り上げられて報道されたと話されていました。おそらく今の部署での5年弱の間に約80回は新聞や地元テレビに取り上げられたそうです。特に、この1年間は50回も掲載されています。驚異的な数字ですよね。
全国の市役所職員のほとんどは、約40年勤めあげても一度も担当事業が新聞等に取り上げられたことなど無い人ばかりです。運よく注目される事業を担当した人が、たまたま事業が新聞に取り上げられる程度で、その人本人まで新聞に載ったりテレビで映ったりということはほとんどないと思います。
それだけ野嶋さんの企画する数々の先進的事業それぞれが、新聞やテレビで取り上げて報道したくなる魅力的な取組です。それぞれが、地域の人の声から生まれた企画であり、地域の人たちも巻き込んだ協力の輪があり、社会性があり、SDGsの目標にもつながる事業で、それでいてワクワク感があって、多くの参加者があり、みんなで楽しい時間を共有しています。
市民の声から佐鳴湖ごみゼロ運動として、「ごみゼロフェスタ」「佐鳴湖ごみゼロ推進キャラバン隊」、渋谷の道がゴミだらけになるハロウィンのニュースを逆手に大勢で仮装して道のゴミ拾いをする「ハロウィン・プロギング」、不用品のフリーマーケットを「富用品市ピタゴラス」などなど。
地域の声をワクワク企画にして、人の心をつかむ伝わりやすいキャッチコピーを付け、次々と実現し、その度に新聞や地元テレビなどに取材され紹介される野嶋さんは、ものすごい人です。公務員アワード2023に推薦します。

推薦者4:谷野 弘勝(静岡県浜松市役所 北区まちづくり推進課都田協働センター)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

種と仕掛け満載の人をつなぐ手品師である

推薦文

浜松市では、「浜松市市民協働を進めるための基本方針」に基づき、平成29年4月から、若手職員を中心とした体制(コミュニティ担当職員(略称コミ担))で地域コミュニティ組織の支援展開を行っている。
平成30年4月富塚協働センターへ野嶋さんが配属され、約半年後「自治会や協働センター利用者以外にも素晴らしい地域活動を行っている団体がいるはずであるが、把握できていない。」と記しており、ここから彼のコミ担活動がスタートしている。
さまざまな団体・人に名前と顔を覚えてもらう地道な活動を続けていく中、彼は大きな出会いをする。研修で訪れた沖縄県那覇市若狭公民館のパーラー公民館(移動公民館)とその仕掛人の宮城館長である。「何もしなくていい~人がつながると何かが起こる」この想像もしていない概念が、現在も彼の礎となっている。今では「地域コミュニティの原点は楽しい時間を共有すること」を彼が全身全霊で地域へ伝え、地域(人)がそれに応えてくれる関係性が構築されている。
「あおぞら協働センター」、「コミュニティ・アシスタント」、「ごみゼロフェスタ」、「星空協働センター」、新スポーツ「プロギング」、地域アーティストとの連携etc
彼が生む一連の事業は、その場限りでない「人をつなぐ種と仕掛け」の連続である。そこに労力を惜しまない。それが彼の凄味であり魅力と感じている。
近年では、地道な努力が評価され、全国公民館連合会、東京都公民館連絡協議会、愛知県公民館連合会、岡山県公民館連合会、南河内地区社会教育振興協議会、田無公民館などの主催事業にて講演を行う他、月刊公民館では実践事例が掲載、各事業は新聞記事になっている。また、地域づくりの中心的施設として評価され、静岡県教育長表彰を授与している。
是非、受賞していただき、「人をつなぐ種と仕掛け」を彼の語りで感じてもらいたい。

推薦者5:久米 秀幸(静岡県浜松市 環境部)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

何もないところから始まったあおぞら協働センターの開催と、行列ができる富塚4大フェスティバルの開催

推薦文

「協働センターは建物の中だけにあらず。」
富塚協働センターに勤務する浜松市職員の野嶋京登は、3年前の2020年に「あおぞら協働センター」を立ち上げた。
協働センターは地域の公民館ですが、市民と行政が協働する場といっても、住民票の交付などの窓口サービス以外で市民と行政職員が接する機会は意外と少ないもの。それならばと、地区内の公園に目を付け、青空のもとにパラソルを立てただけの協働センターの出張所「あおぞら協働センター」にトライ。
ただただ住民が寄ってくるのを待つ戦法なのですが、これがどうでしょう。パラソルの下でニコニコしている野嶋を物珍しげに、話しかけてくる物好きな人が一人、また一人と。その中に、マジシャンやら絵描きやらの達人がいて、その達人が小さなワークショップを開くと更に人が集まり、気が付くと十人、二十人単位のコミュティが形成された。
「時間と空間を共有することこそ、コミュニティの原点である。」と野嶋は言い切る。
富塚4大フェスティバルは、その積み重ねから生まれ、小さなコミュニティが連結した集大成の場である。
佐鳴湖のごみ問題の解決を目指した「ごみゼロフェスタ」。富塚版ハロウィンの「富ックオアトリート」。コロナを納めた「夏祭り」。地域活動団体が一堂に会する「協働センターまつり」。いずれも老若男女が集い、コロナで入場制限を布いた昨年度は行列ができるほど。ここまで地域コミュニティを盛り上げている行政職員。他には見当たりません。
野嶋京登の周りに集まる地域住民、中高生、自治会、活動団体は、いずれも彼をハブとしながら、相互につながり始め、プロギング(ごみ拾い×ジョギング)の団体が浜松で初めて創設されて、ごみ拾いイベント(ハロウィンプロギング)が開催されたり、佐鳴湖パークデイというにぎわいイベントに派生したりとプラスの連鎖は留まることを知らない。

推薦者6:〔連名〕横越知 亜紀(富山県高岡市役所 生涯学習・スポーツ課福岡公民館指導員)/鈴木 貴之(愛知県西尾市教育委員会事務局 教育部次長兼生涯学習課長兼生涯学習センター ※仮称 整備推進室長)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

社会教育のGTN!公民館を核とした地方創生!地域住民のつどう・まなぶ・むすぶ全国No.1実践者!

推薦文

野嶋さんは、パワフルでエネルギッシュ、思い立ったら即行動、老若男女問わず、顔見知りが多いです。令和3年夏祭りは、300mの大行列になり、かつての夏祭りに比べ4倍以上の来場者が訪れています。公民館という建物に拘らず、公園に大きな白いパラソルのもと、アーティストとともにクリエイティブなワークショップを行う「あおぞら協働センター」を開催し、出会いの場を提供していることも魅力です。佐鳴湖のごみ問題もコミュニティの輪の広がりが大きくなったことも目を見張るものがあります。3年前、ごみ拾いボランティアの相談事から、皆無だったごみ問題も、今では誰もが知っています。館内掲示や「ごみゼロフェスタ」「佐鳴湖ごみゼロ推進キャラバン隊」の活動により、報道等されました。数多くの協力者も現れ、ごみゼロのまちづくりというビジョンに地域一丸となりました。若者ボランティアの多さとイキイキと活動していることも着目です。登録者数は、令和2年5人で開始し現在41人、8倍です。事業の手伝いだけではなく、音楽等の自主事業を開催し、若者の思い・声を実現し、やりがい・達成感を与えており、風貌や言動から学校ドラマ「GTO」に見立て、社会教育の「GTN」でしょう。

この1年で新聞・テレビ等合わせ50回程掲載・出演されました。地域・社会の課題を的確に捉え、解決に向け、注目されていることがよくわかります。浜松ケーブルテレビでは、おなじみの顔であり、もはや「公務員タレント」です。アイデアが飛びぬけており、引き付ける力も大きく、魅了された地域住民は、たちまち野嶋ファンになることが頷けます。こんなエンターテイナーな公務員は全国にいず、地域では人事異動しないでという声がかなり多いそうです。公民館を核とした地方創生の実践者であり、「地域コミュニティの原点は楽しい時間を共有すること」という格言どおり本人が一番楽しんでいる姿にも好感が持てます。

推薦者7:長瀬 俊子(岡山県生涯学習センター 振興課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

公園にパラソルを拡げて「あおぞら協働センター」を開催し、そこから地域づくりを仕掛けている。

推薦文

場所や建物にこだわらず、(天候には左右されるが)屋外の開放的な場所で「何、やってるんだろう?」と地域の方にまず興味を持ってもらい、そこにやってきた方々との会話の中から多世代が交流し、集うことのできるイベントへと発展させている。
また、協働センターに来る方々と対話を繰り返し、地域の困りごと(地域課題)を掘り起こし、焦点化している。そこから地域の他の方々にも問題提起ができるようイベントを企画しているが、子どもから大人まで楽しんで参加できるものとなっている。ゴミの問題に関しても子ども、大学生、大人とすべての世代が楽しんで関わっている。地域課題解決の糸口になるという芯を持ち、楽しく、つながる時間を演出している。

推薦者8:西野 舞子(岡山県生涯学習センター 振興課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

地域のみんなが笑顔になるまちづくりを実践されておられるから

推薦文

地域の人の声・要望・提案を受けて、それをカタチにしていく企画力・行動力・調整力がすごい!様々な人との出会いを楽しみ、つながりをひろげ、そのつながりをつなげていく。協働センター(公民館)の良さである、多世代での交流が活発でとてもすばらしい。「地域コミュニティーの原点は、楽しい時間を共有すること」とおっしゃるが、なかなかできることではないと思う。地域課題へのアプローチの入口は「楽しい」ことが大事と言うが、野嶋氏のその「楽しい」には、深みがある。

推薦者9:原口 麻里奈(熊本県玉名市 高齢介護課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

【課題×楽しい・面白い】で、地域課題を解決&地域づくりを推進!

推薦文

みなさんは、地域課題をどのように解決しようと考えますか?課題内容を丁寧に聴いて地域と一緒に解決の糸口を探そうとするのでは?しかし、いざ取り組むと、地域と一緒に解決していくことはハードルが高くて挫折しそうになりませんか? 野嶋さんは、そんな悩みなんてないのでは?と思うぐらい【課題】と【楽しい・面白い】を掛け合わせて地域とともに課題を解決していき、地域づくりをおこなっています。
たとえばゴミ問題。佐鳴湖やその周辺にはゴミが落ちており、それに悩んだ地域住民が野嶋さんに相談をしました。対話をする中で導き出した解決法が、ゴミ問題とアートやスポーツを掛け合わせたイベントを地域と取り組むこと。 ゴミ問題だけに焦点を当てると人々の関心が向かず、アートやスポーツだけに焦点を当てると楽しい・面白いだけで終わります。しかし、×(かける)アートでは、アーティストや大学生と一緒にアートの材料にゴミを用いることで、湖にはどのぐらいのゴミが落ちているか参加者の視覚に訴えることができ、×(かける)スポーツでは、実際に海外でおこなわれているプロギングを取り入れたことで、参加者は湖や街なかにどの程度ゴミが落ちているのか体感することができ、課題解決へと繋がっています。
また、多世代がイベントに参加し楽しい時間を共有し交流することで地域づくりにも寄与しています。
どうして野嶋さんは地域と一緒に【課題×楽しい・面白い】を実践できるのでしょう。野嶋さんがカリスマだから?確かにそうだけど、それだけじゃないんです。
野嶋さんは地域と楽しい時間を共有することをモットーに、多くの地域住民と対話を重ね、地域住民と一緒に楽しんで地域づくりをしています。そのような野嶋さんの姿勢が地域に浸透し、好循環を生み出していると思います。
野嶋さんのモットーや姿勢は地域づくりに関心を持つ多くの自治体職員にとって参考になります。

推薦者10:亀丸 翼(熊本県玉名市 玉名市教育委員会コミュニティ推進課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

みんな笑顔のまちづくりを掲げ、ワークショップやクリーン活動などに取り組んでいる。

推薦文

野嶋さんの「すごい!」と感じるところは、これまで行ってきた様々な事業の素晴らしさもさることながら、何よりも本人の積極性と行動力、ひたむきさ(加えて本人の魅力と個性)にあるとは間違いありません。「みんな笑顔のまちづくり」というフレーズは、全国で様々な地方公共団体が総合計画等に用いてきたと思います。そんなありふれたフレーズを、野嶋さんは心の中に掲げ、その実現を目指し行動する彼の姿は、地方公務員のあるべき姿の1つだと私は感じています。
野嶋さんはこれまでに取り組んできた事業としては、沖縄市若狭公民館のパーラー公民館のアイデアを取り入れた、浜松版「あおぞら協働センター」があり、幅広い世代交流の実現に取り組んできました。交流の場が出会いを生み、そして「人が集まると何かが起こる」。その「何か」に希望を持ち、夢を膨らませ突き進むその行動力は、本当にすごいと思います。
また、野嶋さん自身の出会いがきっかけとなった事業も素晴らしいです。浜松市の佐鳴湖でゴミ拾いボランティアを行っている住民との出会いがきっかけで、湖にゴミがあふれ喫緊に解決すべき地域課題と知るや否や、近隣の同僚職員に連絡し、湖のごみゼロを目指した様々な企画を実行。佐鳴湖ごみゼロ推進キャラバンも結成しごみ問題に取り組んでいます。
人との出会いや対話から、声や要望を拾い上げ、それを形にして実現する。その野嶋さんの姿は、住民にワクワク感やドキドキ感を与えていると思います。「地域コミュニティの原点は楽しい時間を共有すること」とも唱える野嶋さんは、人とのつながりを大切にした「本当にすごい地方公務員」の一人だと私は考えます。

推薦者11:山口 功(大阪府河内長野市 文化・スポーツ振興課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

公民館を核とした地域活性化の仕掛け人~地域に愛される「つどう」「まなぶ」「むすぶ」の実践者~

推薦文

浜松市富塚協働センター野嶋さんが公務員アワードにふさわしい理由は、公民館を核とした地域活性化の先進的な取り組みとして、新聞・テレビ・業界誌等で約50回も取り上げられた実績です。野嶋さんは、「人が集まれば何かが起きる」を合言葉に、住民の中に飛び込み、繋がりを作り、社会や地域の課題を掘り起こして、住民とともに解決に向けてアプローチする職員です。テレビ出演等で、野嶋さん自身が「地域コミュニティの原点は、楽しい時間を共有することだ」とおっしゃるように、「つどう」「まなぶ」「むすぶ」の実践者として、住民とともに企画から運営まで汗を流して、「ごみゼロフェスタ」「あおぞら協働センター」など、多くのイベントを開催しており、協同企画者や参加者などから「楽しかった」などの多数の声とともに、数多くのイベントがメディアに取り上げられています。
特に、老若男女誰からも好かれる天性の明るさは、初対面の人でも野嶋さんと一緒にいれば楽しい時間を共有できそうと感じることができます。お年寄りから人気があるのはもちろんのこと、行政マンが不得意な若者のもとにも積極的に出向き、語らい、要望を受け入れ、若者とも伴走型支援で形に変えていく企画力があります。
また、全国各地の公民館が利用者の固定化高齢化の課題に悩み、若者が来ないと嘆く中で、野嶋さんは地域活性化イベントに携わる登録制の「若者ボランティア制度」を開始し、「富ックオアトリート」「アオハル音楽祭」など、若者が集い多世代が交流する公民館の実践をしています。全国各地の講演会で、その実践事例やノウハウを惜しみなく披露し、公民館職員の意識を変えるなど、全国の公民館の希望の星となっています。
コメント力や場を盛り上げる力は、まるでテレビタレントのようで、いつかノジマ屋という情報番組が始まるのではと感じるほど、人を魅了するカリスマ性があります。

審査員のコメント

抜群の企画力と行動力、そして巻き込み力はこれからの公務員にとって求められる能力。公民館という「枠」にとらわれず、地域全体で活動する発想も素晴らしい。(長井 伸晃)

取り組みの数々、関係者からの応援、カリスマ性がすごいです。(同前 嘉浩)

「仕事を楽しむ」という公ではあまり認知されないことを実現され、他者にもその効果を波及されています。公の最も大切な「住民」とともに歩まれていることは評価されるもの。(岩﨑 弘宜)

「待ちの姿勢」ではなく、公民館を飛び出すことで地域の声を拾い、ニーズに合った事業展開をしているところが素晴らしい。(荒井 菜彩季)

様々な企画を発案し実行し、それをメディアに取り上げてもらうところまでを丁寧に行うことでしっかりとアウトプットまで結びついているのが素晴らしい!(寺井 優介)

「人間は楽しんでいるときに最高の力を発揮する」という本田宗一郎の言葉がありますが、まさにそれを体現されています。野嶋さんの手にかかれば、ゴミ拾いですら楽しいイベントに早変わり。発想力と行動力がすごい!(廣濱 学)

野嶋 京登さん、受賞おめでとうございます!

【地方公務員アワード2023 受賞者の推薦文はこちら】

(1)阿部 真行 (2)岡田 俊樹 (3)海老澤 功 (4)金澤 剛史
(5)江澤 隆輔 (6)市橋 哲順 (7)市川 美奈子 (8)緒方 祐
(9)小玉 悠太郎 (10)中軽米 真人 (11)中村 広花 (12)野嶋 京登

『地方公務員アワード2023』全体発表はコチラ

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