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地方公務員アワード

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『地方公務員アワード2021』山本 伸一さん (太田市 農業政策課 主任)

『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021』、6人目の受賞者の紹介です。

山本 伸一さん (太田市 農業政策課 主任)

推薦者1:堀越 和行 (東松山市 政策推進課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

部署組織に捉われず、地域の資源を発掘して紡いでいく行動力と実行力に加え、信頼される力を持つ人財

推薦文

とにかく熱い厚い、そして泥臭い人間。彼が太田市に入庁してから地道に取り組んでいる事業が女性起業塾だ。2015年にゼロから始めた起業塾では女性に特化する自治体が少ない中、最初からスケールの大きいビジネスだけでなく、女性のスモールビジネスを尊重しながら内容を作り、今では7期生と7年も地道に継続することは並大抵のことではない。また公務員の宿命ではあるがご自身が異動した後のことも考えて、卒業生が中心となり女性起業塾を内製化できるように2年前に一般社団法人なでしこ未来塾を女性起業塾卒業生が創設するのを支援した。出口戦略まで考え、2020年に異動された後もプライベートで取得したインキュベーションマネージャーの有資格者として一般社団法人なでしこ未来塾の支援をし、一社なでしこ未来塾が群馬県から輝く女性支援者賞を受賞するまでに成長させた実行力が卓越している。
他方で貪欲に新規事業の開拓に取り組み、2016年からは起業家教育として親子での参加に特化した(親子が肝)親子プログラミング教室を開催する等、時代のニーズや地域のウォンツを掴んで事業化している。事業化する際には財源の裏付けとして国の補助金をセットにし、他者を巻き込みながら具現化している。内部調整や外部調整を含めて様々なスキルが問われるがいとも簡単な様子で体現していくところが真似できない。
アイディアと実行力に裏付けされた信頼が様々な人と人を繋いでいる。例えば高校生向けの講演会に首都圏で活躍する女性起業家を招聘することで多くの著名な女性起業家が太田市を訪れており、女性起業家同士でも太田市が認知され、関係人口を増やしている。また本市が企画した女性起業向け事業においても猪熊真理子氏を紹介していただいたように人と人の関係を紡ぐことを貪欲に地道に実施している。これからの地域課題を解決する公務員像の一つである。

推薦者2:茂木 裕子 (群馬県 産業経済部労働政策課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

公務では建設的かつ発想豊かに事業を立ち上げるアイデアマン、家庭では子育てに協力し育休も取得

推薦文

国の交付金を活用し、女性向け起業塾「おおたなでしこ未来塾」の立ち上げや中高校生向け起業家講演会、さらにはなでしこ未来塾卒業生によるイベント開催や一般社団法人の立ち上げまで行う。
なでしこ未来塾は2015年から始め、山本氏異動後の現在も7期生の養成を行うほど継続した事業となっているほか、卒業生が引き続き地元で活躍出来るよう、一般社団法人を立ち上げ、卒業生同士の横のつながりや新たなビジネスチャンスを生み出すきっかけづくりを提供。実際に、交付金事業の一つである就労・起業支援事業では、なでしこ未来塾卒業生が講師を務め、パーソナルカラー講座やSNS活用講座、健康管理講座や夫婦円満講座として男性向け料理教室等を開催し、参加者からも好評を得ている。また、中高校生向け起業家講演会では、都内で起業し活躍する著名な女性を講師として招き、聴講する市内の中高校生に夢や希望を与えている。どの事業も、国の交付金を獲得する上で必要なストーリー作りが素晴らしく、各事業が有機的につながっており、建設的な内容となっている。
一方で、家庭ではお子さんが誕生し、この推薦文を書いている現在は育児休業中だという。アグレッシブに仕事をしていた彼が育児休業とは意外だったが、今まで彼が考案した各事業を振り返ると、どれも女性が結婚・出産後も活躍出来る場を提供するものであり、彼自身も奥様の活躍を支えられるよう、陰からサポートしているのではと気づいた。
彼の考える事業は魅力的なものが多く、「どうしたらこんなに豊かな発想が生まれるのだろう」とうらやましく思うことがあったが、持ち前の情報収集力、人脈形成力、実行力に加え、彼自身が奥様の活躍を支える経験から生まれるアイデアもあったのではと推察する。
公私ともに「人と人との絆」を大事にし、他者の活躍を応援する人物。それが彼であり、推薦したいと思った根拠である。

推薦者3:相場 毅正 (太田市 福祉こども部 社会支援課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

つながりと地域資源を活かし0から創り上げた女性起業塾は、時代のニーズを反映し地域のウォンツを体現

推薦文

「出来ない理由を言う前に出来る工夫を考える」が信条の山本伸一さんは、私が今まで出会った公務員の中で1番知識、思考力、行動力があり、それに基づくリーダーシップ、実現力、解決力があります。
一例として、山本さんは女性のための起業塾「なでしこ未来塾」を立ち上げました。実際に参加した市民にインタビューを行ったところ、やりたいことはあったものの踏み出せない状態から、参加によって横の繋がりを得て、どんな地域資源があって、どんな人がいるのかが顕在化し、女性の力強いコミュニティが頼りになったと言っていました。
今年で7期目を向かえますが、市単独で7年継続している例は珍しく、名が付いたことでブランド化に繋がりました。そして山本さんは常に継続性を見据え、経済が回るファーストステップの創出を考えています。役所は異動がつきものですし、“キックオフしたら終わり”がありがちですが、山本さんは地元で起業塾が根付くために一般社団法人の創設を支援しました。その結果未来塾が成長し、令和3年度「ぐんま輝く女性表彰」女性支援賞を受賞しました。
山本さんは必ず人脈を繋げます。例えば起業塾で作った人脈で市内の高校にて起業家講演会を実施し、次世代も視野に入れた将来性を紡いでいます。市内に限定することなく隣接市のNPO等とも連携し、市民のメリットに繋げています。
財源は、地域課題とマッチングすることで「地方創生推進交付金」「地域女性活躍推進交付金」「就職氷河期世代加速化交付金」など山本さんの提案で確保した交付金は数知れず、事業実施による課題解決で市民に還元しています。
すべて完璧ではなく弱点もあります。新しい事を好まない行政職員からは反発も受けます。理論があり信念を曲げないことから対立することもあります。しかし、地域をよくしたいという思いは共通であり、今後のフォローアップも期待し、山本さんのやりきる力を信じ推薦します。

推薦者4:中津瀬 良平 (群馬県 知事戦略部 戦略企画課 未来創生室)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

ベンチャー企業で培ったアントレプレナーシップをもとに、“熱源”を生み出し続けるベンチャー公務員。

推薦文

山本氏は、大学卒業後、東松山市役所へ入庁し、数年で退職したあと、ベンチャー企業の立ち上げに参画。その後、現在も所属する太田市役所に入庁するという、稀有なキャリアを持つ。そのキャリアから想像されるイメージと寸分も違わず、余りあるアントレプレナーシップを原動力に、“ゼロからイチ”を創り出す仕事を続けている。そして、その一つ一つが、高い熱量を有した場(""熱源""とでも呼ぼう)になっている。
代表的な実績としてあげられるのは、女性のキャリア教育・起業を後押しする「おおたなでしこ未来塾」の創設。山本氏は、この事業の立ち上げを担うとともに、地域の女性のニーズを汲み取った丁寧な事業運営を実践。結果として、県内の女性起業家の登竜門的存在となるまでに成長し、今年で継続7年目となる。
さらに注目すべきは、事業の継続性を見据え、卒業生を中心とした一般社団法人の創設を強く支援した点。山本氏の支援の甲斐もあり、現在は「一般社団法人なでしこ未来塾」として、行政だけに頼らない、民の自発的な運動となって、県内に確実に根付いている。
ほかにも、若い世代に向けたキャリア教育の実践事業や、子供向けのICT人材育成プロジェクトなど、新たに生み出した“熱源”は枚挙にいとまがない。どれも、県内外のキーマンが参画し、非常に有意義な場となっているから驚きだ。
農政部局に異動した現在も、かつて地域で一大産業を成した「おおたニット」の再興に向けて、若きインフルエンサーとともに、新たな火を灯すべく地域を奔走している。
不思議なのだが、山本氏の周りでは、常に新たな“熱源”が生まれている。そこに人が集い、またその熱は大きくなる。抽象的な表現だが、本当にそうなのだ。そびえる壁をものともせず、前に進み続ける山本氏の今後が楽しみで仕方がないし、だからこそ、その活躍を多くの方に知っていただきたく、今回推薦させていただいた次第である。

推薦者5:藤森 結花 (日立市議会 日立市議会議員)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

働く女性を理解し、前例にこだわらず、自立できる環境を整えてくれる行政マン

推薦文

山本伸一さんに初めてお会いしたのは、官公庁事業部 女性起業家支援ネットワーク構築事業で行われた女性活躍推進基盤整備ための会議でした。私たちは女性だけ、民間の力でネットワークを構築しようと参画していましたので、行政主導で進められている環境をうらやましくも思いました。
安倍政権下で「女性が輝く社会」を推してもらい女性活躍推進法も成立しましたが、地方において働く女性を理解し、自立できる環境を整えてくれる行政マンにはなかなか出会えません。また、慣例に習い、前例の無い事を始めたがらない行政マンを多く見てきました。山本さんは新しい取り組みを始める事でたとえ悪役になったとしても、圧力をはねのけてでもやりきる力を持つ職員です。女性のための起業塾「なでしこ未来塾」を立ち上げ、地域に眠っていた資源である女性を掘り起こし、巣立った女性自身で運営をしていけるよう法人化の道筋も示しました。女性の活躍を推進するのに大事なのは「動ける人を育てること」を実践してくれた山本さん。有意義な情報を収集できるアンテナの高さ、得られた情報を市政に落とし込み活用できる実行力、人を巻き込む求心力というか人柄、それらを持つ職員の質の大切さをしみじみ感じ、考えさせられました。
「出来ない理由を言う前に出来る工夫を考える」が信条の山本さんと、「できない理由を考えるより、できる方法を考える」がモットーの私は、議員となった後も交流を持たせていただき、ありがたいことに行政としての立場でいろいろな情報提供をしてくださいます。
市民目線を忘れずに、問題意識を持ち続け、それに対する取り組みを市としてどうすべきかを考え、財源の確保として多様な助成金等情報収集も怠らない姿勢はこれまでにない行政マンです。これからも本当に支援を必要とする市民のために新規事業を立ち上げ、果敢にチャレンジしていってくれる「本当にすごい!地方公務員」と信じています。

特別協賛社賞-PR TIMES賞

PRTIMES logo
PR TIMES賞 受賞理由:
入庁されてゼロから始めた起業塾を7年間もひたむきに続けられた結果、県内でも代表的な起業塾までに成長したという成果だけではなく、そのノウハウや経験を他の地域にもシェアしたり、中高生などの未来に向けた行動を行っている姿にも感銘を受けました。
当社が掲げるミッションの「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」を体現されていると感じ、山本様にPR TIMES賞をお渡しさせていただきます。 

特別協賛社賞-自治体通信賞

自治体通信アワード掲載ロゴ
自治体通信賞 受賞理由:
社会課題解決に向け事業を起こす方は多くいますが、人事異動を加味しつつ事業を持続させている点、次世代に継承できている点は、素晴らしいの一言です。
ご自身が庁内起業家として突出するだけでなく、周囲や次世代に事業家を創発する循環を生んでいることも評価しました。

審査員のコメント

女性起業に着目した点、継続するための仕組み化まで、先見の明がある。(河尻 和佳子)

ダイバーシティー的な様子に乏しい地方行政において、女性の起業や親子プログラミング教室など多様性を育む土壌を丁寧に作っている点が素晴らしい。また本人が異動したあとにもきちんとその事業が継承できる仕組みづくりが特にすごい。一番傑出しているのは、育児休業をとるという自分のライフプランもきちんとダイバーシティー化している点。仕事と人生の両立は猛烈公務員に欠けている重要なポイント。(吉川 牧人)

女性が働きやすい場所は成長する!そんな言葉があるように、それを正に実践しており、純粋に興味を持ちました!!(森田 修平)

国の交付金等をうまく活用されて「起業」を通じて人材育成される取り組みは素晴らしいです。(生水 裕美)

山本 伸一さん、受賞おめでとうございます!

『地方公務員アワード2021』全体発表はコチラ

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協賛

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株式会社電通
1979年より毎年、自治体職員を1年間、研修生として受け入れる研修制度「自治体等パブリックセクター年間研修受入制度」を実施。座学、OJT、フィールドワーク等で弊社の社員と共に働き、学び、帰任時には首長に自主提案を行う。観光や広報に限らず、幅広い分野部署で活躍できるプロデューサー人財の育成を目指す。
NECソリューションイノベータ株式会社
NECソリューションイノベータ株式会社
NECグループの社会ソリューション事業をICTで担う中核ソフトウェア会社として、社会やお客様とともに、先進技術とイノベーションで新たな価値を創造し、持続可能な社会を実現します。お客様の課題を解決する従来の業務システム開発/業務PKG提供に加え、共創を通じて社会課題を解決する社会価値創造ソリューションに取組んでいます。
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「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、企業とメディア、生活者をつなぐインターネットサービス「PR TIMES」を運営し、地方自治体300市区町村を含む5万社超が利用しています。 地域情報を流通させる為の枠組みづくりとして、27都道府県で、地方金融機関、地方メディア、地方自治体と提携をし、各地域事業者の情報発信を支援しています。(情報は2021年5月時点)
LIFULL2019
株式会社LIFULL
不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』のノウハウを生かした全国版空き家バンク『LIFULL HOME’S 空き家バンク』の運営をはじめ、空き家問題を解決できる人材の育成を目的とした『空き家の相談員育成カレッジ』を開講するなど、空き家問題の解決や地域活性のための取り組みを行っている。

メディア協賛

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株式会社 テレビ東京ダイレクト(都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO)
「テレ東、地域創生やるってよ」を旗印に、自治体向けには情報番組『都会を出て暮らそうよ』、旅番組『ハーフタイムツアーズ』、グルメ番組『虎ノ門市場』を活用したシティプロモーションとコマースを融合させた事業を展開。PRにとどまらず地域経済の活性も狙う地域創生事業を実施しています。
自治体通信アワード掲載ロゴ
自治体通信
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ジチタイワークス
株式会社ホープが毎号7万部を発行する、全国の自治体職員向けの行政マガジン『ジチタイワークス』。地方自治体のさまざまな取り組みや実務レベルにおけるノウハウを共有し、仕事につながるヒントやアイデアを提供。全国の地方自治体の課題解決を強力に後押しする。
株式会社VOTE FOR
国内のすべての選挙を網羅する「政治山」と、800超の自治体広報紙を掲載する「マイ広報紙」を運営。公職選挙ならびに住民投票等におけるネット投票の実現を推進するとともに、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの構築や運営支援を通じて、ネット投票の普及拡大への貢献を目指す。

後援

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当センターは活力あふれ個性豊かな地域社会を実現するため、地域活性化のための諸活動の支援・地域振興の推進を寄与することを目的に設立し、地域を応援しています。
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地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
地域に飛び出す公務員を応援するために、60人を超える首長が参加。過去4回にわたって「地域に飛び出す公務員アウォード」を主宰。過去の受賞者プレゼンやサミットの内容はこちら
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公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
Jリーグと全国57のJクラブは地域の人たちをハッピーにしたいと願って活動してきました。ここからは「Jリーグをつかおう!」プロジェクトでより多くの皆さんと手を取り合って一緒に豊かなまちをつくることに挑戦します。

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