インタビュー

【八幡平市 中軽米真人 #5】公務員こそ、遊ぶように仕事をするべき。

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地方自治体はヤフーと同じ

加藤:「地方自治体で働くことの醍醐味」を教えてください。

中軽米氏:まず、官民問わずにすべての仕事の存在意義は「仕事を通じて人々を幸せにする」ことだと思っています。その前提の上で、民間企業は日々のマネタイズを考えないと持続できないですよね。
 たとえばPayPayぐらい大きな資本力があれば「100億円キャンペーン」で一気に市場を取りに行くために先行投資ができたりしますが、普通の企業は真似できません。

加藤:そうですね、ほとんどの企業は目先のマネタイズに追われています。

中軽米氏:こうした先行投資は大企業にしかできないことじゃなくて、実は地方でもやる方法があります。それをできるのが自治体なんですよね。どんな小さな役場でも大企業のようなパワープレイを仕掛けて「短期的に損をして後で回収する」方式で地域を幸せにできると思うんです。
 誰かが幸せになる事業をやって、幸せな人が世の中に出て、結果としてちゃんとお金が入ってくるのが、自治体で働くことの面白いところですね。

加藤:中軽米さんは最初からそのことに気がついていたんでしょうか。

中軽米氏:いえ。何がきっかけなのかは正直よく分かりませんが(笑)、スパルタキャンプから起業した会社の立ち上げを手伝っているときに気が付いたんじゃないかと思います。いろいろやってるうちに「創業期は企業の認知度を上げるのにすごくコストがかかるなぁ」と思って。
 でもそもそも市役所って既に認知度が高すぎるというか、言ってしまえばヤフーみたいなもんじゃないかって(笑)

加藤:確かにその地域で言えば、認知度はヤフーと同じようなものですね(笑)

中軽米氏:自治体が既に持っている資産、つまり認知度とか信用貯蓄ってやっぱりでかいし、小さな自治体でも億単位の大きな予算を持っているわけですよね。そこを活かした事業ができるのは面白いと思います。

加藤:ちなみに中軽米さんご自身としては、稼ぐことに興味は強いのでしょうか。

中軽米氏:私の場合、自分が儲けることについては全く興味ないんです。というより、お金はただのツールだし、何より後から勝手に付いてくるものだと思っていて。
 ひたすらギブ、ギブ、ギブをしていれば、あとからギブした人たちが勝手にテイクしてくれるようになるんですよね。テイクを期待してギブしたことなんてないんですけど、自然にそうなっちゃうんで、あまり気にしたことはないです。

PDCAではなくDDCD

加藤:最後に、これから求められる公務員像について教えてください。

中軽米氏:よく「これからはPDCAではなくDDCD(Do Do Change Do)だ」って言っているんですけど、とにかく行動することが大事。公務員こそ、死ぬほど楽しんで、遊ぶように仕事をするべきだと思います。

加藤:Doが3つもあるのは、要するに動けっていうことですよね。

中軽米氏:どうしても役所にいると、やらない理由を考えるのが得意になってしまうんですね。仕事が増えすぎているせいだとは思うんですけど、「できない」と思った瞬間、そこで試合終了じゃないですか。
 本質的に人は怠けたいし、楽をしたい生き物ですけれど、同時に面白いことをしたくてたまらない生き物でもあります。人生の中で、もっとも長い時間を過ごすのは、仕事ですよね。その仕事をする時間が辛いなんていうのは、すごく残念なことです。仕事が楽しければ、人生は愉しい。仕事が面白くなるには、圧倒的に行動をすることが大事です。

加藤:中軽米さんはHOLGの地方公務員オンラインサロン(地方公務員向けのオンラインサロン)も初月から入っていただいたので、行動力は圧倒的ですよね(笑)。

中軽米氏:そんなこともないですよ。自分では、ぜんぜん行動が足りてない部類だと思ってます。普段付き合ってる人たちがとんでもない、言うなれば多動力の権化みたいな人ばかりなので(笑)
 やれない理由を並べるのではなく、できる方法を考える。内部でできなければ、組織の調整とか気にせずまずは外部でさっさと始める。思い立ったら即行動する。ちょっと違うな、と感じたら、走りながら修正すればいいんです。失敗したらどうしよう、とか無駄なことは考えない。そういうことが大事だと思います。その方が、めちゃくちゃ楽しいですからね。

(文=小野寺)

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