『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2026』、2人目の受賞者の紹介です。
※部署名役職名は推薦文登録時時点のものであり、現在とは異なる場合がございます。
<推薦文の要約>※推薦文に基づきAIで生成されたものです
・全国でも数少ない鳥獣対策専門職員「ガバメントハンター」として、行政実務と第一種銃猟・わな猟の現場活動を両立。夜間銃猟にも対応できる高度な技能を持つ。
・クマ出没時には直ちに現場へ駆けつけ、捕獲・処分だけでなく、住民への説明や不安の軽減まで担う、市民の生命と暮らしを守る最前線の存在。
・緊急銃猟制度の開始に際し、東北の先進自治体を調査し、京都府内初の机上訓練や射撃訓練、マニュアル整備を主導した。
・地域主体のICT活用などを支援し、鳥獣被害額を2年間で40万円から2.7万円へ93%削減。地域の農林水産大臣賞受賞にもつなげた。
・学校、自治会、企業、職員向けに分かりやすい講座を実施し、専門知識を福知山市だけでなく周辺自治体にも惜しみなく共有している。
望月 優(福知山市 産業部 農業振興課 畜産・有害鳥獣対策係 主査・鳥獣対策員)
推薦者1:原口 圭介(綾部市)
取り組み概要、「すごい!」と思うポイント
有害鳥獣対策に関する知識だけでなく、自身もハンターとして活動する「ガバメントハンター」
推薦文
望月さんは福知山市の鳥獣対策員として活動される、ガバメントハンターです。市職員としてだけではなく、自身も有害鳥獣の駆除隊員として活動をされており、罠だけではなく、猟銃での有害鳥獣の捕獲も行っておられます。
私の所属する綾部市では、クマを捕獲した際には猟友会の方に依頼して猟銃で処分してもらっていますが、望月さんは自身でこうした業務も対応されるなど、本当にすごい方です。
ちなみに望月さんは、全国でも数が限られる、夜間に銃猟ができる資格を持つ凄腕のハンターでもあります。 この辺りの地域は、福知山市、綾部市、舞鶴市の3市を合わせて中丹地域と呼び、3市で連携しながら有害鳥獣対策に取り組んでいます。
今話題となっているクマの対策として昨年9月にスタートした「緊急銃猟」ですが、どこの市も新たな制度の対応に四苦八苦しておりましたが、望月さんはいち早く先進地の東北地方各地にヒアリングなどをされ、京都府内では初となる緊急銃猟の机上訓練を実施されました。私は見学者として参加しましたが、望月さんによるクマに関する全国の状況や、緊急銃猟に関する制度説明などがあり、我々職員にとっても非常に勉強させていただく場となりました。
また、別のクマ対策の行政関係者会議では、望月さんに銃に関する勉強会を開催いただくなど、我々行政職員にとっての先生的な存在でもあります。 その他にも、福知山市の小学校等を回りクマに関する講座を開催されるなど、地域の安全や安心を守るための活動などにも取り組んでおられます。
さまざまなところでご活躍をされているのはもちろんですが、その技術に裏付けられた豊富な知識を、福知山市だけにとどまらず、我々他の市にも共有いただいており、望月さんはこの地域の有害鳥獣対策には欠かすことのできない存在です。
推薦者2:森下 賢司(福知山市)
取り組み概要、「すごい!」と思うポイント
地域と行政と狩猟団体と…みんなをつなぎ、鳥獣被害対策専任で奮闘する熱い男! 誰もが頼る鳥獣対策員!
推薦文
望月さんは、有害鳥獣対策専任の職員として令和3年度から勤務されており、今年で6年目。全国でも数少ない「鳥獣対策員」として活躍中です。
福知山市は京都府内でも特に有害鳥獣による農作物被害が多い自治体です。望月さんは、本市が募集した鳥獣対策専門人材に応募され、配置転換と期限のない、専門的知識を有する専門職員として、本市の有害鳥獣対策をリードして奮闘して頂いています。
また、全国的にクマ出没被害が増えてきた昨今、緊急銃猟制度のマニュアル作成や、射撃技能向上に向けた取り組みにも尽力されています。クマ目撃情報多発による市民の不安が増す中で、地域や教育機関の求めに応じて、クマ対策啓発のための出前講座を精力的に実施され、そのわかりやすい講義には定評があります。
クマ目撃情報があれば現場に駆けつけ、近隣住民と話して不安軽減に努める姿勢は実に見事です。
日々最前線で取り組む姿が評価されて、京都府内の自治体職員としては第1号の農林水産省による「農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー」登録者でもあります。
自らも狩猟免許を保有して地元猟友会に所属されている望月さんは、勤務時間以外でも鳥獣と関わり、市の有害鳥獣駆除隊員として銃猟やわな猟に従事し、率先して有害鳥獣個体数減少に向けて奔走されています。そんな望月さんの姿は、私を含め一緒に活動する猟友会員にとっても、農作物被害に悩む市民にとっても、とても頼もしく力強い存在です。
山に入る人が減り、人々の暮らしが野生鳥獣と隣り合わせになってきた近年の社会状況で、野生鳥獣の生態に詳しく、地域住民とともに考え、解決策を見出していく望月さんの活動の幅はさらに広がり、期待も増していくことでしょう。
今後も、地域と行政と狩猟団体をつなぎ、福知山市民になくてはならない存在として、頑張れ、望月さん!!
推薦者3:宇都宮 萌(福知山市)
取り組み概要、「すごい!」と思うポイント
地域の人の努力に光を当てながら、人間社会と野生動物の境界に立つ「ナウシカ公務員」
推薦文
クマ被害の深刻化に伴い、狩猟免許を持つ公務員は「ガバメントハンター」と言われるようになりました。その先駆けが望月優さんです。
獣害対策は、望月さんいわく「マイナスをゼロにする、達成感が得にくい分野」。だからこそ住民のモチベーションづくりを大切にします。
地域主体のICT活用など、住民の努力を獣害対策モデルとして農水省に推薦。2年間で被害額93%減(40万円→2.7万円)という実績も評価され、地域に農林水産大臣賞をもたらしました。
他にも地域に光を当てる広報をし続けて、福知山市職員PRアワード「市長賞」を受賞。 文才もある望月さんは、依頼を受けて市公式noteに移住の経緯や日々の仕事を書いたところ、最多いいねを記録。市民プールで初対面の人から「ほんとに朝4時半に起きてるんですか?」と聞かれるほど認知され、自治会、学校、企業などから講座依頼が舞い込むように。(ちなみにこの推薦文を書いている日にも望月さんは職員向け講座を初開催。自分でフックのあるリリースを書いてTV2件のOAにつなげています)
ただ一人の専門職ながら昨年1年間の育休を取得しつつ、進行を停滞させない点もすごいです。他の事務職員にも狩猟免許を取得してもらいながら、復帰後は矢継ぎ早に「駆除報告アプリ」「緊急銃猟射撃訓練」などを立ち上げ、100キロのクマを担ぐため週4でジムに通う。独自のワーク・ライフ・バランス。
望月さんが目指す先は有害鳥獣の根絶ではなく、人との共存です。銃を撃ち獣害にシビアに対峙する一方で、「クマの立場で言うと、“クマの立てこもり”という言葉には違和感がある」という視点を両立させる。その姿はハンターというより、自然界と人間界の間に立つナウシカのように見えるのです。
地域の人が自分たちのふるさとで暮らし続けるために、最前線で考え、動き、光を当て続けるすごい公務員として、望月さんを推薦します。
推薦者4:西邑 梢(長岡京市)
取り組み概要、「すごい!」と思うポイント
有害鳥獣対策専任の職員として専門的知識での貢献と市公式noteや新聞等での広報
推薦文
有害鳥獣対策専任の職員として、専門的な知識で実務に貢献するだけでなく、広報担当以外だと意識が向きにくい広報にまで注力しているのがすごい!と思いました。私も自治体職員として、わかりやすい広報にしたいという気持ちはありつつも、普段の業務で手いっぱいになり広報まで気が回らない現状があります。どの自治体職員も、恐らく同じように業務多忙であると想像しますが、望月さんは猟師としても活動されており、そんな中市公式noteを更新され続けていて、市内外に有害鳥獣対策を知るきっかけを作り出し続けているのが純粋にすごい!と感じました。
どこか親近感がある文章で思わず感情移入してしまうnoteの文章もすごい!です。私は地元が福知山市で昔から熊や鹿はよく出る地域だという認識だったのですが、実際にどんな実害があるのか、自分たちはどうすべきなのか、ということはどこか他人事に感じていました。ですがnoteを読み、動物たちの実際の写真や、被害に遭っている野菜の写真を見ることで、リアルに体感することができました。市民の方であれば、なおさら自分事として捉えることができるのではないかと考えます。そう思わせる文章力もすごいなと感じると同時に羨ましくも感じました。
推薦者5:岡本 英明(亀岡市)
取り組み概要、「すごい!」と思うポイント
京都府内自治体初の鳥獣対策アドバイザーとして、夜間銃猟技能を習得され、市民の安全を守っておられること
推薦文
私は福知山市の望月さんを、農林水産省「農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー」および「鳥獣被害対策の専門家」として強く推薦いたします。
望月さんは、市役所職員でありながら全国でも極めて稀有な「鳥獣対策のスペシャリスト」です。元静岡県職員というゼネラリストとしての立場から、福知山市の専門職員として着任された望月さんの行動力は、鳥獣被害という地域社会の切実な課題に対する強い使命感の表れです。
望月さんの特筆すべき点は、単なる知識の蓄積に留まらない「現場主義」の姿勢にあります。第一種銃猟・わな猟の免許を所有される熟練のハンターであると同時に、地域との対話を重視され、ワークショップや出前講演等を通じて「市民自らが農地を守る」態勢の構築に尽力しておられます。
また、現状に甘んじることなく自己研鑽を惜しまない点も特筆すべき点です。倍率10倍という狭き門を突破し、「夜間銃猟安全管理講習」を修了されたことは、いかなるクマ出没の緊急事態においても市民の生命・財産を最優先に守り抜くという望月さんの覚悟の証です。
望月さんの熱意は、多くの農業従事者の信頼を得ていることが容易に想像できます。市民が安心して暮らせるまちづくりにおいて、望月さんは福知山市のみならず、京都府北部・中部地域の獣害対策における大きな存在です。
同じ市役所職員としての視点から、望月さんの専門的な見識と地域課題解決に向けた誠実かつ果敢な取り組みは、本当にすごい!と思う地方公務員であると思い、自信を持って推薦いたします。
審査員のコメント
ガバメントハンターってかっこいいですね!今、地域を守ることに大切なのはインフラだけではなく「鳥獣害対策」もめちゃくちゃ重要!その専門的な分野を自ら行い、伝え、広げる。まさに「ガバメントスペシャルハンター」!(中村 広花)
全国的な課題となっているクマ対策の最前線で、住民の安心・安全を守るために日々現場で活動されている姿に敬意を表します。noteでの情報発信や出前講座を通じて市民の理解を深め、「伝えること」まで実践されている点も素晴らしいと感じました。専門性と発信力を兼ね備えた、地域に欠かせない存在だと思います。(安高 昌輝)
行政職員と熟練ハンターの専門性を融合し、現場対応、制度設計、人材育成、広域連携まで展開する実践力は圧巻。被害を抑えるだけでなく、地域主体の仕組みと共存の思想を育てる姿は、次代の鳥獣対策を切り拓く公務員像です。(橋本 一磨)
希少なガバメントハンターというだけでもすごいのに、広報などの追加価値も提供できる人材は、地域の財産。(市橋 哲順)
住民の命と安全を守るという一番大切なことに向き合い続ける姿が凄い!(小野寺 崇)
望月 優さん、受賞おめでとうございます!
【地方公務員アワード2026 受賞者の推薦文はこちら】
(1)會田 巨享 (2)望月 優 (3)大地 辰弥 (4)大久保 翔悟
(5)杉山 史哲 (6)図師 大介 (7)松宮 大起 (8)山﨑 雄治
(9)三好 清超 (10)佐伯 哲弥 (11)佐藤 義恒
『地方公務員アワード2026』全体発表はコチラ
協賛
NECグループの中核を担うSI企業として、50年にわたり大規模・高難度なシステムの開発・実装で社会基盤を支えてきました。国内トップクラスの1万人超のITエンジニアと業種・業務の知見を強みに、AI本格実装時代の今、AIネイティブ開発と高度なセキュリティ・ガバナンスでお客様の変革を加速し、企業価値向上と社会課題解決に貢献しています。多様な人材の力を結集し、持続可能な社会の実現に挑み続けます。

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後援

当センターは活力あふれ個性豊かな地域社会を実現するため、地域活性化のための諸活動の支援・地域振興の推進を寄与することを目的に設立し、地域を応援しています。

地域に飛び出す公務員を応援するために、約50人の首長が参加。過去4回にわたって「地域に飛び出す公務員アウォード」を主宰。過去の受賞者プレゼンやサミットの内容はこちら。

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