(PR) 学びと人脈が自宅で手に入る。全国で300名以上が参加する、地方公務員オンラインサロンの詳細はコチラ

地方公務員アワード

『地方公務員アワード2026』佐伯 哲弥(富山市 活力都市創造部 まちづくり推進課 主幹)

『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2026』、10人目の受賞者の紹介です。
※部署名役職名は推薦文登録時時点のものであり、現在とは異なる場合がございます。

<推薦文の要約>※推薦文に基づきAIで生成されたものです

・富山ライトレールでは、利用促進と黒字化に真正面から向き合い、自ら街に出て1か月で約200万円分のネクタイを販売するなど、行政の常識を超える行動力を発揮した。

・倒産で失われた映画館の再生では、全国の配給会社を直接訪ねて信頼を回復し、地域に文化の灯を取り戻した。

・交通・商業の競合企業や行政を束ねる官民連携組織「トヤマチミライ」の設立・運営に携わり、利害を越えたデータ共有とまちづくりを実現した。

・トランジットモール社会実験では、通常の7.4~9.2倍となる約3万2,000人の通行量を生み、富山の中心市街地に新たな賑わいを創出した。

・映画「大コメ騒動」では、急な依頼にもかかわらず1日で約200人のエキストラを集めるなど、日頃の信頼関係を成果につなげた。

佐伯 哲弥(富山市 活力都市創造部 まちづくり推進課 主幹)

推薦者1:屋敷 昌範(富山市)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

競合他社を繋ぐ「トヤマチミライ」の設立を主導し、民間目線で映画館復活や黒字化を支えた熱意と実行力

推薦文

佐伯哲弥さんは、「コンパクトシティ富山」を25年以上にわたり現場で支え続けてきた職員だ。その中心にあるのは、行政主導ではなく、官民がともにまちをつくるという姿勢である。

その象徴が、富山ライトレールでの挑戦だ。開業時の認知度向上だけでなく、事業継続の鍵となる「黒字化」に真正面から向き合い、利用促進のため自ら街へ飛び出した。「1か月でネクタイ200万円を売り切る」という行政の常識を超えた行動は、民間と同じ目線で事業を成功させようとする覚悟の表れだった。三セクであるライトレールでの経験は、官民が力を合わせることの可能性を佐伯さんに強く刻み込んだ。

その後、商店街から姿を消した映画館の復活にも挑んだ。興行会社の倒産で文化の灯が消えた状況で、佐伯さんは渋谷のユーロスペースに足を運び、運営の知恵を学んだ。しかし倒産の影響で配給会社からの信頼は失われており、映画を借りることすら難しい。それでも佐伯さんは諦めず、いくつもの配給会社に直接出向き、誠意を伝え続けた。やがて「あなたの熱意なら」と上映を許可する会社が現れ、映画館は再び灯りを取り戻した。民間の力を引き出し、信頼を積み重ねて文化を再生させた経験は、官民連携の本質を体現している。

こうした経験の延長線上に、官民連携プラットフォーム「トヤマチミライ」の立ち上げがある。交通・商業の競合他社が手を組み、一つの法人としてデータを共有しながらまちを動かす。利害関係を超えたこの大団結は全国的にも極めて稀だ。最先端技術の実験場として機能するこの組織を成立させるため、佐伯さんは各団体をつなぎ、信頼を築き続けてきた。現在もその運営に携わり、官民連携の深化を支えている。

官民がともに挑戦する時代を、現場で体現し続ける佐伯哲弥さんの歩みは、自治体職員の新しいロールモデルだと感じている。

推薦者2:小川 大輝(富山市)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

「思いをカタチにする」現場を引っ張る熱量の公務員

推薦文

「公務と業務は違う。」10年以上前、佐伯さんからそう教わりました。業務は担当する仕事を着実に遂行すること。一方、公務とは、市民の暮らしをより良くするという目的のために、行政の枠を超えて考え、行動することです。当時はその意味を理解するだけで精一杯でしたが、今ではその言葉こそが佐伯さんの仕事へのスタンスそのものだったと実感しています。

佐伯さんは一貫して、住民の暮らしを豊かにするのは行政の役割だけではなく、民間や市民による魅力的な活動やサービスであるというQOLの本質を見据えてきました。そのため行政は主役ではなく、多様な主体が挑戦し、活躍できる環境を整えることが役割だという信念を貫いています。

その思想は、後に官主体から民主体に変わっていくトランジットモール社会実験や官民連携プラットフォームの設立にも表れています。制度を説明するのではなく、「こんなまちになったら面白い」という未来を実際の風景や体験として示し、多くの人を巻き込み、民間の挑戦を引き出してきました。行政が苦手とされる「みせる力」を持ち、共感を生み出して行動へと繋げられる公務員は決して多くありません。

もう一つ、私の心に残っている言葉があります。「人脈とは、脈打つ関係だ。」

名刺の数ではなく、互いを信頼し、背中を任せられる生きた関係を築くこと。その姿勢があったからこそ、多様な人をつなぎ、まちの未来を共につくる仲間を増やしてきたのだと思います。

佐伯さんは、事業を成功まで導く人である前に、「公務とは何か」を自らの行動で示し続けてきた人です。その姿は、これからの時代に求められる公務員像そのものであり、「すごい公務員」にふさわしいと推薦します。

推薦者3:松下 博憲(富山市)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

公私の垣根を超えた人脈形成で官民共創の官能都市とやまを現在進行形で具現化

推薦文

佐伯哲弥氏は、僕ら、官民共創のまちづくりの実現を目指す公務員にとって、永遠のあこがれであり目標となる存在である。

彼は、我々公務員の役割、その場、まちがもつ最大限の可能性を市民にみせること。そして、民の関わりを最大化させていくことで、行政の予算の枠を大きく超えた効果と影響をまちに与えることを常に実践している。

彼が実践してきた事業の中で特に私が印象に残っているものを以下に示す。

地元紙「北日本新聞社」が展開する「富山もようプロジェクト」の原案企画に携わり、地域プロデューサーとして、市で富山もようの地域活用を推進しデザインによる地域活性化を実行している。平成29年に富山で初となるトランジットモール社会実験を実施したイベント「大手モールフェス」では、高感度な出店者、アート・スポーツ(3×3)イベントなどを融合し、イベント開催日の歩行者数32,000人、通常時の約7.4~9.2倍の通行量を記録、現在でもなお語り継がれる「心躍る賑わい空間」を創出した。

トヤマチミライにおいては、立ち上げから関わり、富山駅周辺の企業や団体、市など官民一体のまちづくりを現在進行形で実践している。私は、これまで彼と過ごした時間の中で、数々の声をかけてもらってきた。 その中で、特に印象に残っているものを最後に綴る。

人脈とは、繋がって、脈打つ関係性ができているかどうか 物事をとらえる目線が重要。適格な視点、視高を高く、視野を広く持ち、足元をしっかりと見つめること。 成功への基本は、関係者間での課題と将来ビジョン共有。そして、一番大切なのは、一歩となる行動に移せるかどうか。彼は、常に僕らの先頭に立って、背中で、行動で進むべき道、を見せてくる。

組織・官民の壁を越え、対等なパートナーシップでまちの未来を共創する彼の巻き込み力は、全国で変革を模索するすべての地方公務員が、今最も見習うべき姿である。

推薦者4:橋本 佳奈(富山市)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

人を魅了し巻き込み、人と人をつなぎながら、地域の魅力を発信する

推薦文

富山市役所の佐伯哲弥氏は、選ばれるまちとなるための戦略的な情報発信とシビックプライド醸成事業でともに仕事をした先輩です。

彼の最大の強みは、圧倒的な行動力と人を魅了して巻き込む力です。

富山市が出資した映画「大コメ騒動」(富山発祥の米騒動を題材とした映画)では、多様な立場の出資者に声をかけ、映画を通じて市民が地域の魅力を再認識する価値について説き、その結果、官民一体となって市民参画のイベント等を実施し、映画の製作段階から地域の一体感を生み出しました。

映画の撮影現場では、ロケハンの同行や関係者との連絡調整等、民間出向の頃に映画監督をされた経験が活かされていました。また、大勢のエキストラが参加する海岸での撮影では、悪天候を避けるために撮影スケジュールが前倒しとなり、映画関係者から急遽エキストラの確保が必要になったと相談を受けた時も、わずか1日で約200人のエキストラを集めるという快挙を成し遂げました。これは、日頃から多くの人と信頼関係を築いているからこそ実現できたものです。

彼のもとには人が絶えず相談に訪れます。「佐伯さんに相談すれば何とかしてくれる。」そう思っている人は少なくありません。行政・民間・市民を問わず、誰からも頼りにされている存在です。

コロナ渦で日常の活動が制限された時も、打撃を受けた飲食店の人から困っていると相談を受けるとすぐに有志職員によるテイクアウトプロジェクト「エール飯」を立ち上げました。週に1回、お昼時間に市役所内でテイクアウトの弁当を販売するというもので、自分達で飲食店の選定、チラシの作成、注文管理をし、合計55店舗、約2,000個を販売しました。その後は市役所にとどまらず、まちなかでの販売も展開しました。

人と真摯に向き合い、時に熱く語り、人を魅了し巻き込み、人と人をつなぎながら、地域の魅力を発信する姿は見習うべきであり、とても尊敬しています。

審査員のコメント

まさに「公務員」ご自身の想いを主語にしつつ、波及させているのがすごい。住民の方の住みやすさや幸福度を上げるには、自らの幸福度も上げないといけません。きっと楽しくお私事(しごと)されてるのですね!(中村 広花)

「公務と業務は違う。」という言葉、めちゃくちゃ刺さりました。「市民の暮らしをより良くするという目的のために、行政の枠を超えて考え、行動する。」公務員の鏡のような方だなと感じました。(安高 昌輝)

交通、文化、商業、都市経営を横断し、競合企業まで巻き込む官民共創の基盤を築いた点が突出しています。個別事業の成功だけでなく、「トヤマチミライ」という持続的な協働の仕組みを残した点は全国的にも希少で、再現性・波及性ともに極めて高い実践です。(橋本 一磨)

どの成果も現場に足を運んでいないと出来ないことばかり。その姿勢にとても共感しました。(小野寺 崇)

佐伯 哲弥さん、受賞おめでとうございます!

【地方公務員アワード2026 受賞者の推薦文はこちら】

(1)會田 巨享 (2)望月 優  (3)大地 辰弥  (4)大久保 翔悟
(5)杉山 史哲 (6)図師 大介 (7)松宮 大起 (8)山﨑 雄治
(9)三好 清超 (10)佐伯 哲弥 (11)佐藤 義恒

『地方公務員アワード2026』全体発表はコチラ

協賛

  
NECソリューションイノベータ株式会社
NECグループの中核を担うSI企業として、50年にわたり大規模・高難度なシステムの開発・実装で社会基盤を支えてきました。国内トップクラスの1万人超のITエンジニアと業種・業務の知見を強みに、AI本格実装時代の今、AIネイティブ開発と高度なセキュリティ・ガバナンスでお客様の変革を加速し、企業価値向上と社会課題解決に貢献しています。多様な人材の力を結集し、持続可能な社会の実現に挑み続けます。
株式会社PR TIMES
「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、企業とメディア、生活者をつなぐインターネットサービス「PR TIMES」を運営し、地方自治体700市区町村を含む12万社超が利用。地域情報を流通させる為の枠組みづくりとして、47都道府県で銀行、メディア、自治体と提携をし、各地域事業者の情報発信を支援しています。(R8年5月時点)
AlphaDrive Region
「AlphaDrive Region」では、地域の可能性を信じて、地域の企業や自治体向けに新規事業開発・人材育成・組織活性化などをご支援いたしております。地域ならではの難しい課題解決に日々向き合う方々の仲間として、共に考えながら伴走支援を行なっております。「地域の未来」を一緒に創っていきましょう。
合同会社LOCUS BRiDGE
自治体業務において、各種実績をもつ元公務員メンバーを中心に、ふるさと納税・シティプロ・広報支援等を実施。課題抽出・戦略立案といったコンサルティング機能だけでなく、業務実施を担う実働部隊も兼ね備え、地域ごとの課題や理想に伴走。会社の詳細はこちら(https://locusbridge.jp/
公職研
公職研は1971年創業の地方自治専門の出版社です。自治体職員や地方自治関連の出版に加え、人材採用や人材育成、試験制度、研修制度など人事に関わる幅広いテーマで、実務に即した支援を通じて自治体の組織力強化をサポートしています。
自治体の採用業務を支援する、募集情報発信サイト「公務comcom」も運営しております。
POTLUCK YAESU
「POTLUCK YAESU(ポットラック ヤエス)」は、東京ミッドタウン八重洲5階に設けた「イノベーションフィールド八重洲」を拠点に、地域経済で挑戦する人々が集い、つながるための「場」と「機会」を創出するプロジェクトです。本プロジェクトは、地域の未来に貢献する「プロジェクトパートナー」と共に、「場」と「機会」を提供することで地域経済におけるコレクティブ・インパクトを興し、日本全国でのイノベーション創出を目指します。https://www.potluck-yaesu.com/

メディア協賛

自治体通信アワード掲載ロゴ
自治体通信
自治体通信』は、イシン株式会社が運営する、経営感覚をもって課題解決に取り組む自治体とそれをサポートする民間企業を紹介する情報誌です。全国の都道府県市区町村を中心に合計約30,000部を送付しています。先進自治体の具体的な取り組みをはじめ、自治体経営に役立つ情報をお届けします。
ジチタイワークス
株式会社ジチタイワークスが編集・制作する「ヒントとアイデアを集める行政マガジン」を毎号約11.5万部発行し、WEB版でも限定コンテンツを展開!仕事に活かせる事例を丁寧に取材・紹介し、自治体の課題解決を強力に後押し。また、公私に寄り添う公務員向けセミナーも好評です。
公共DX推進サロン
スパイラル株式会社が運営する「公共DX推進サロン」では、DX推進にお悩みの官公庁・自治体職員の方々を対象とした情報発信を行っています。広報広聴やインターネット投票、自治会・町内会のDXなど、住民接点の各分野における課題解決の事例や取り組みの紹介、お役立ち資料などをご用意しています。

後援

一般財団法人 地域活性化センター
当センターは活力あふれ個性豊かな地域社会を実現するため、地域活性化のための諸活動の支援・地域振興の推進を寄与することを目的に設立し、地域を応援しています。
地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
地域に飛び出す公務員を応援するために、約50人の首長が参加。過去4回にわたって「地域に飛び出す公務員アウォード」を主宰。過去の受賞者プレゼンやサミットの内容はこちら
Quintet_logo_1006_fix_4c_v
QUINTET
格闘家・桜庭和志が立ち上げた打撃のない安全な組み技競技ブランド。老若男女が取り組める健康増進・防犯対策として、過去に秋田県、生駒市、潟上市と「ねわざ祭」を開催。全国の自治体とも連携を図っています。
一般社団法人コード・フォー・ジャパン
Code for Japanは街の課題を市民が主体となってテクノロジーで解決することを目指すシビックテック・コミュニティです。
公益財団法人 大阪府市町村振興協会 おおさか市町村職員研修研究センター (マッセOSAKA)
マッセOSAKAでは、大阪府内市町村職員に対する研修事業や広域的な行政課題についての調査・研究事業を実施しています。
最新の刊行物、研究成果等詳細についてはこちら

-地方公務員アワード

© 2020 Heroes of Local Government , All Rights Reserved.