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コラム 地方公務員アワード

地方公務員アワード10周年企画-サンクスアワードへ込めた思い

(株式会社ホルグ代表取締役 加藤年紀)

「感謝の言葉がないから離婚した」、私が結婚したばかりの頃に友人から聞いた言葉でした。実はこれ、家庭だけでなく「職場」でも全く同じではないでしょうか。
今、地方自治体の職場はかつてないほど多忙で、心理的にも苦しいケースが増えています。日々の業務や組織の論理の中で、身近な人への「ありがとう」が消えかけてはいませんか?

地方公務員アワード10周年企画『地方公務員サンクスアワード』は、すごい実績を表彰する企画ではありません。
「助けてもらった」「救われた」「あの一言がうれしかった」。
そんな日々の感謝を、50文字に込めて届ける企画です。すべての声をholg.jpおよび地方公務員アワード表彰式会場で紹介させていただきます。

地方公務員サンクスアワードの応募はこちらから
https://www.holg.jp/award/2026-01/

以下のトピックについて書かせていただきます。

(1)地方公務員アワードは嫌いになっても、業績評価は嫌いにならないでください
(2)地方公務員アワード10周年企画-サンクスアワードへ込めた思い
(3)若手の離職以上に注意すべき、40歳以上の離職増
(4)地方公務員アワード、主催者ならこう批判する
(5)地方公務員アワードは、なぜ他薦なのか
(6)公務員は民間に通用する・しない論を考える-受賞者だけではない、すごい公務員たち
(7)10年で見た、地方公務員への希望と絶望

感謝を贈る文化の“祖”「リッツ・カールトン」

感謝を可視化する仕組みは近年多くの企業に広まっていますが、実はかなり以前から存在していました。その世界的な“祖”とも言えるのが、高級ホテルチェーンのリッツ・カールトンです。スタッフ同士で助け合ったり、素晴らしいホスピタリティを発揮した仲間に「あなたはファーストクラス(最高)だ」という賛辞を込めて「ファーストクラスカード」を贈る文化を30年以上前から続けています。

2000年以降、ANAやJALなどの日本の大手企業も同僚にカードを贈る取り組みを始め、周囲から感謝される人材に関心を寄せる機会も増えていきました。私が以前勤めていた会社にも「サンクスカード」というものがありました。感謝の気持ちを書いてポストに投函し、月1回の納会でカードをもらった人の中から抽選で、ささやかな景品が贈られていたと記憶しています。

自治体にも事例あり-倉敷市ではアワード受賞者が発案

実は自治体にも感謝を伝える取り組み事例があります。
地方公務員アワード2020を受賞された倉敷市の牧野浩樹さんが、2016年に業務改善推進制度において「サンクスカード」を発案し、市長表彰を受け実現されました。
これにより、厳しい環境で仕事をすることの多い徴収担当の職員同士が、日頃の感謝の気持ちを伝え合うこととなりました。他にも、高梁市の「ありがとうプロジェクト」、三宅町の「ありがとうキャンペーン」など、興味のある方はぜひ調べてみてください。

周囲に感謝される人材は、組織の助け合いを促し、心理的安全性や挑戦する風土の醸成につながります。AI時代にあっても、こうした人材の価値は、組織にとってますます大きなものとなるはずです。また、これまでと違う観点で職員の良さを知るきっかけにもなるでしょう。

ポジティブな感情もネガティブな感情もペイ・フォワード

“善意のバトン”という意味で、昔、『ペイ・フォワード』という映画が日本でも公開されました。私は善意だけでなく、悪意もバトンとなって世の中に広がっていくものだと思っています。人に不快なことをされたら、その人も他人のことを不快にしてしまう可能性は高まります。

今、地方自治体の職場は以前よりも苦しい状況にあると言われています。行政という公共に資する組織が、“悪意のバトン”の発生源になってはいないでしょうか。突然、「きれいごと」で殴りかかるようで申し訳ないのですが、ぜひ皆で“善意のバトン”を回していけたらと思っています。

地方公務員アワード10周年企画となる「地方公務員サンクスアワード」を開催

「地方公務員サンクスアワード」では特定の受賞者を選んだり、順位をつけたりすることはありません。お寄せいただいた感謝の声を大切な称賛として受け止め、すべての声をholg.jpおよび地方公務員アワード表彰式会場で紹介します。感謝の声が届いた時点で、その方はすでに誰かにとっての特別な存在だからです。

「いつも困った時に、嫌な顔をせず相談に乗ってくれてありがとうございます」
「異動したばかりの私に、最初に声をかけてくれたことを今も覚えています」
「住民からのクレームを見事に解決し、私もこんな職員になりたいと頑張れました」
「部署間で仕事を押し付け合う中、率先して担当してくれてありがとうございました」

感謝の想いを50文字に込めて綴って下さい。本イベントを通じて本人にお伝えいただくとともに、社会に善意のバトンを回していただけたら嬉しいです!

締切は7月7日まで!サンクスアワードへの推薦をお待ちしております!
https://www.holg.jp/award/2026-01/

以降、こんなことを書いていこうと思います。

(1)地方公務員アワードは嫌いになっても、業績評価は嫌いにならないでください
(2)地方公務員アワード10周年企画-サンクスアワードへ込めた思い
(3)若手の離職以上に注意すべき、40歳以上の離職増
(4)地方公務員アワード、主催者ならこう批判する
(5)地方公務員アワードは、なぜ他薦なのか
(6)公務員は民間に通用する・しない論を考える-受賞者だけではない、すごい公務員たち
(7)10年で見た、地方公務員への希望と絶望

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