インタビュー

【常総市 平塚雅人 #5】市の仕事としてやると面白くなくなる

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地域活動の報酬は人との繋がり

矢嶋:平塚さんはフォトグラファーとしての顔もお持ちですよね。例えば平塚さんのInstagramアカウントには5千超のフォロワーさんがいますが、どんなことに気を配って運用していますか。

平塚氏:インスタは茨城の写真がメインなのですが、ひとつ大事にしているのは季節感です。その季節に、その町に現れる色をパッと見でわかるようにしたくて。「この時期この色がこの町にくるんだ」っていう感覚ですね。

矢嶋:他にもFacebookで町のイベントなど多くの写真を投稿されています。これはイベントをやっている方から依頼があるのでしょうか?

平塚氏:そうですね。市民の方からお話をいただいて、ボランティアで撮りに行くようにしています。やっぱり普通に町を歩いていても、まちづくりに積極的な方とお知り合いにはなれないじゃないですか。そういう方々と繋がるきっかけにしています。

矢嶋:カメラを人と繋がるツールにしているのですね。

平塚氏:そもそも公務員だから金銭的な報酬はもらいにくいですし、やっぱりお金よりもそういう繋がり自体が報酬だと思ってお手伝いしています。

公務員アーティストとの出会い

矢嶋:平塚さんがフォトグラファーの活動を始めたきっかけは何でしょうか。

平塚氏:「地方公務員アワード2019」で同じく受賞された、岐阜市役所の川那賀一さんと「よんなな会」で出会ったのがきっかけです。「公務員アーティスト」を提唱している方で、ダンサーであり絵描きでありフォトグラファーでもあるマルチクリエイターなんですよ。

矢嶋:なんだかすごい方ですね。

平塚氏:一年前に川那さんと出会って、公務員ももっとクリエイティブに発信していこうという流れを川那さんが作ってくれたんです。そこで後押しをもらえてから、ボランティアでイベントの撮影をするようになりました。

矢嶋:イベントの主催者からすごく感謝されるでしょうね。

平塚氏:そうですね。あとは妻がフリーランスのフォトグラファーなので、彼女からも刺激を受けています。そうやって頼まれごとを引き受けながら、繋がりがどんどん増えていったら嬉しいですね。

面白いことにコミットする

矢嶋:カメラ以外で、町と関わるご活動はされていますか。

平塚氏:私は町のキーになってる方々と一緒に何かをやっていくのがすごく好きなんですね。例えば今やってる「常総あさいち」なんかはすごく面白くて。

矢嶋:いわゆる朝市・マルシェとは何が違うのでしょうか。

平塚氏:「あさいち」ってひらがなで書くんですけど、「朝市」であり、「朝一番」といった意味合いもあって。「一番過ごしたい最高の朝を、どういう風にコンテンツ化するか」っていうのをやってるんですよ。

矢嶋:何か物を売るだけではないと。

平塚氏:もちろん売ることもあります。それ以外にジムの方をお呼びして本気のラジオ体操をやったりするんです(笑)。市長まで来てくれて、面白かったですね。

矢嶋:それは農政課の仕事としてやられているのですか。

平塚氏:最初は農政課として「農家を繋げる」仕事として始まったんですけど、やっていくうちに「これは、市の仕事としてやったらダメだ」と気づいて。

矢嶋:面白くなくなっちゃう。

平塚氏:ええ、まあ(笑) 。せっかく農家の皆さんもやる気になっているなかで、面白くしないといけないと思って。この辺りはすごく農業も盛んで、活きの良い農家さんも多いので。そうやって個人としてコミットして、お互い高いモチベーションで取り組むのがベストだったんですね。

(取材=埼玉県庁 矢嶋直美 編集=小野寺将人)

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※本インタビューは全6話です。facebookとTwitterで更新情報を受け取れます。

 

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