記事タイトル:軽井沢町 町営住宅家賃1200万円余過少徴収 追加徴収せず
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20250228/1010033918.html
(文=岡元 譲史)
今月取り上げるのは、『過少徴収』について。
このニュースの衝撃的なところは、
「町は追加での徴収は行わない方針」
という点です。条例・規則に基づき徴収する公営住宅家賃について、通常、過少徴収にしろ過大徴収にしろ、誤りがあったのであれば、遡及して是正し、徴収又は還付するのが筋ですが、追加徴収は行わないとのこと。
過少徴収の原因が、年収の増額に伴う家賃上昇を加味していなかったためということなので、入居者からすると、完全に「ラッキー」という結果なのですが、町民の税金を使って建設・維持されている町営住宅の家賃なわけで、
「町営住宅の建物が古いため追加で高額の家賃を請求するのが心苦しかった(原文抜粋)」
といった職員の個人的な感情だけで賦課額を捻じ曲げていいはずはないのですが、町としては町営住宅39世帯の反発を考慮して『追加徴収しない』という選択をしたわけですね。
町民は、町のこの選択をどう受け止めるのでしょうか?
今後の行方が気になるところです。
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