(文=廣濱 学 )
〝固定電話〟のカイゼン
流行やファッション同様に、DXや改善の先進事例も首都圏が先行している。私の中では10年遅れくらいで地方にも普及する感覚だ。
逆に言うと地方の職員からすると首都圏の自治体の事例をベンチマーキングすると出遅れることがない。
特に関東圏では庁舎の建て直しの際に土地を有効活用し、〝市費ゼロ〟で建て直す事で市職員の働き方改革に全力投球するケースが増えてきているように感じる。(今まで市職員の働き方への投資は理解が得られにくかったが、市費ゼロであるため全力投球できる。)
その中でも今回は「固定電話」に注目したい。
固定電話(レガシー電話)のデメリット
《機能面》
・今やスマホでは当たり前のような機能が全くない。(留守電、音声案内、連絡先登録、複数人通話…)
・電話件数などデータが全く取れない。
・災害時に弱い面がある。
《事務手間》
・1人に一つ電話がないことで、〝取り次ぎ〟の多発。〝伝言メモ〟の山。
・年度末に人事異動が発表されてからの短い時間内で配線やり直しなどを業者に発注する必要がある。
《働き方》
・電話/場所に縛られ、働き方改革に繋がらない。
・電話がフレキシブルにならないから、年度途中の人事異動なども活性化しない(鶏↔︎卵の関係)
自治体において固定電話を改善する方法には以下の3つがある。(実質①ソフトフォンが主流な雰囲気あり。)
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①ソフトフォン化(Teamsフォン、Zoomフォン)
②職員への携帯電話の付与
③PHS
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…以降はサロンにて。
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