記事タイトル:阿南市基金運用に関する第三者調査委員会について
https://www.city.anan.tokushima.jp/docs/2025013000036/
(文=川口 克仁)
今回は、徳島県阿南市さんの債券運用問題を取り上げます。
ニュースや議事録も含め調べました。令和6年3月末の基金残高は204億6,553万97円、うち債券保有割合は44.61%とのこと。令和6年12月末では、債券保有額91.3億円(令和2年度から4年度にかけて購入)のうち、償還年限が10年を超える超長期債券が79.5億円を占めており、債券保有額全体で18億円に上る評価損が発生している。債券の年限を調べると、30年債が多いようです。
国債の金利の推移です。30年国債は、令和2年4月が「0.41%」、令和3年4月が「0.697%」、令和4年4月が「0.918%」、直近の令和7年2月が「2.302%」でした。今は金利のある世界ですから、かなり上がっています。
30年国債の金利は、令和4年頃から大きく上昇していますので、上昇初期に大量に超長期債券を購入したのは、結果的には痛かったのではないでしょうか。
どうすればこのようなトラブルを防止できるのか考えてみました。
本内容は地方公務員が限定で参加可能な、『地方公務員オンラインサロン』で数日前に投稿された内容の一部です。
地方公務員オンラインサロンに参加すると、本投稿の続き(さらに深い考察や表で話しづらい内容など)をご覧いただけます。
サロンでは様々な領域の記事について毎日投稿が行われ、サロンメンバー同士で意見交換など思考を深めることが可能です。
ぜひ、ご参加お待ちしております!
地方公務員オンラインサロンとは:https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
※facebookとXでHOLG.jpの更新情報を受け取れます。