記事タイトル:国立国会図書館のゲーム3300点、利用は2年間で16件と低迷…「ゲーセン化」懸念しPR控え (msn.com)
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/...
(文=西村 飛俊)
日本国内で出版されたすべての本を収集するのが国立国会図書館です。
その収集の根本を支えているのが「納本制度」。国内で出版された本は国会図書館へ納本することが義務付けられています。この納本制度、実は2000年の法改正によってゲームも「納本」の対象になっています。プレイできるのはプレイステーション等に限られるようですが、収集対象はプレステに限らずSwitchのゲームなども入っているようです。
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I030147599
↑たまたま見つけたのがキルラキルで恐縮ですが笑 「ページ数・大きさ」のところをみると「ROMカートリッジ3.1センチ」。ちょうどSwitchのカートリッジの大きさですね。
ゲームを「納本」!? ってなんだか不思議な感じもありますが、図書館司書としてゲームが収集対象になること自体は違和感を感じることはありません。図書館が扱うのは情報であり、情報は媒体(メディア)によって伝えられます。あらゆるメディアを取り扱うのが図書館と定義すれば、メディア芸術であるゲームも収集対象になっておかしくないというわけです。
とはいうものの、国会図書館に行って気軽に遊べるわけではないようです。利用の際には研究目的であることを明示することが求められ、またその研究をどのように発表するのかという予定も申告する必要があるとのこと。一般の人の利用はそもそも想定していないことがよくわかりますね。
今回も短い記事ながら取り上げたい論点はたくさんあるのですが、今回は「図書館とレクリエーション」から書いてみます。
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