本日は9月11日に行われる地方公務員オンラインサロン開催のイベントの紹介です。
児童虐待という専門的なテーマは、深い知識や複雑な背景など難解な面があります。そこで、本セミナーではデータサイエンスや政策評価、こども論などを専門とする獨協大学の和田一郎教授をゲストにわかりやすく児童虐待に関する内容についてお伝えしたいと思います。
特に、児童虐待が社会全体に与える経済的な損失(社会的コスト)についてはあまり語られることは多くありません。本線ナーでは教授から具体的なデータや事例を交えての説明や、児童福祉分野における効果測定の重要性、アウトカム目標の設定など、基礎自治体が取り組める効果的な予防策など、具体的な話をしていただきます。
司会進行は松阪市の斎田さん。児童相談所での業務経験があり、市の職員提案制度で児童支援事業を提案・採用された現場感も踏まえて対話的にお話しいただきながら、深堀りしていただきます。
<参加者が聞ける話>
- 児童虐待に関する基本的な知識
- 不適切な養育が子供にもたらす影響
- 不適切な養育が社会にもたらすコスト
- 児童福祉分野のエビデンスの集め方
<参加者が仕事に活かせる点>
- 児童福祉分野のエビデンスの集め方
- 自身の子育て
開催概要
テーマ:児童虐待に関する社会的なコストと予防策
日時:9月11日(水)21:00~22:30
場所:オンライン(Zoom利用)
参加方法:株式会社ホルグが運営する「地方公務員オンラインサロン会員」であること
当日のプログラム
時間 | 内容 |
21:00~22:00 | セミナー/ディスカッション |
22:00~22:30 | 交流会(オンライン交流会[各自飲食自由]) |
登壇者
和田一郎(わだ いちろう)さん
筑波大学大学院人間総合科学研究科(社会精神保健学)修了。博士(ヒューマン・ケア科学)。
社会福祉士、精神保健福祉士。茨城県職員として本庁児童福祉政策部門や福祉事務所CWや児童相談所児童福祉司などの業務を行い、現職。
専門は子ども家庭福祉、福祉政策の評価。データサイエンスなどの手法を用いて、社会福祉のマクロの視点から政策評価(児童相談所の第三者評価)や自治体へのアドバイスを行っている。
斎田 晃(さいだ あきら)さん
松阪市商工政策課勤労消費者係 1988年生まれ。大学を卒業もせずふらふら遊び、平成25年に松阪市役所に入庁。 生活保護業務や総合計画策定業務を経験後、2022年度から三重県の児童相談所へ出向。出向時に三重県で児童の死亡事例が発生し、対応を間近に見る。 帰任後に、市の職員提案制度で児童支援事業を提案し採用される。 なお、令和2年に創設された同制度において、(HOLGで知見を得た)女性のスタートアップ支援事業を始め、5つの事業が採択されている。
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