記事タイトル:松山市が苦戦する技術職採用に「オファー型」 専門試験なしも検討
https://www.msn.com/.../%E6%9D%BE%E5%B1%B1.../ar-AA1vq0Fw...
(文=神山 伸一)
今回取り上げるのは、「オファー型採用」です。
技術職の採用
最近、自治体における技術職の採用が難しくなっていると聞きます。私の自治体でも苦労しています。
公共施設の更新やデジタル化の推進など技術職の役割は多岐にわたり、専門知識を持つ人材の確保は、大きな課題となっています。しかし、優秀な人材を確保するためには、従来の採用方法だけでは限界があります。
そこで注目されているのが「オファー型」採用です。この採用手法は、従来の応募者待ちのスタイルとは異なり、採用者である自治体側から積極的に候補者にアプローチするものです。採用者側の自治体や企業が求職者のプロフィールや自己PRをウェブサイト上で確認し、直接アプローチして採用を行う手法です。「逆求人型採用」とも呼ばれ、採用者が積極的に求職者にオファーを送るのが特徴で、優秀な人材や特定のスキルを持つ人材を効率的に見つけるために有効と言われています。
新たな求人方法「オファー型」採用
「オファー型」採用の最大のメリットは、優秀な人材を迅速かつ効率的に確保できる点です。従来の採用方法では、応募者が自ら応募してくるのを待つ必要がありましたが、「オファー型」では自治体が求めるスキルセットを持つ候補者に直接アプローチできます。これにより、採用プロセスがスピードアップし、必要な人材をタイムリーに確保することが可能となります。また、自治体が求めるスキルや経験を持つ人材に直接アプローチするため、ミスマッチを減らし、より適切な人材を採用することが可能で採用プロセスの効率化が挙げられます。従来の採用方法では、多くの応募書類の確認や面接の調整が必要ですが、「オファー型」ではターゲットを絞ったアプローチが可能なため、無駄な手間を省くことができ、採用担当者の負担軽減にもつながります。
また、「オファー型」採用は、候補者に対して自治体の魅力を直接伝えることができます。現在進めているプロジェクトや働く環境、福利厚生などを具体的に説明することで、候補者の関心を引き、応募意欲を高めることができます。
さらに、「オファー型」採用は、自治体のブランド力向上にも寄与するといわれています。積極的に優秀な人材を探し出し、アプローチする姿勢は、自治体が未来志向で前向きな組織であるイメージを示し、自治体のイメージアップが図られ、将来的な採用活動にも好影響を与えます。
採用方法の多様化
もちろん、「オファー型」採用には一定のコストが伴いますが、「オファー型」採用の導入は、技術職の採用に苦労している自治体にとって、有力な解決策の一つです。インターネットやSNSの普及により、採用活動に際してもテクノロジーの活用は進化し、その採用方法やツールも多様化しています。
優秀な技術職を確保し、自治体の発展に寄与するために、自治体もいろいろな手法を検討しなくてはなりません。
・・・続きはサロン内で。
本内容は地方公務員が限定で参加可能な、『地方公務員オンラインサロン』で数日前に投稿された内容の一部です。
地方公務員オンラインサロンに参加すると、本投稿の続き(さらに深い考察や表で話しづらい内容など)をご覧いただけます。
サロンでは様々な領域の記事について毎日投稿が行われ、サロンメンバー同士で意見交換など思考を深めることが可能です。
ぜひ、ご参加お待ちしております!
地方公務員オンラインサロンとは:https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
※facebookとXでHOLG.jpの更新情報を受け取れます。