記事タイトル:【厚労省】令和6年度診療報酬改定 全体概要版
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001251533.pdf
(文=市橋 哲順)
前回は「コロナ後に患者が戻らない!」をテーマに書きましたが、今回はこの6月に行われた診療報酬改定について書きます。
リリースを見て感じたこと
診療報酬、とても複雑でわかりにくい制度です。
そんなわかりにくい診療報酬が「改定された」といっても、医療業界以外の方はなかなかピンときにくいと思います。(そもそも、医療そのものがわかりにくい、ということなのかもしれませんが。)
診療報酬改定について全てを解説することはこの限られた投稿では難しいので、今日は思い切って「入院と回復」という切り口から解説していきたいと思います。
そもそも、日本の医療は「自由診療」と「保険診療」にわかれています。
「自由診療」は、健康保険を使わない診療です。
「保険診療」は、健康保険を使う診療でして、全ての医療行為が国によって点数化されており、いわば公定価格です。
どんな内容かというと、
例えば、初めて外来を受診したら「初診料」が270点(1点10円)です、とか
そこでガーゼのようなもの(正確には被覆保護のためのドレッシング材といいますが)を貼ってもらったら1㎠あたり●円です、とか
入院では患者7人に対して1人の看護師が配置されていて、かつ一定の重症度などの基準を満たした病棟に入院したら1日当たり●円です、とか
かなり細かく決められています。
(この情報戦を制することで病院の収入アップが期待できます。)
さてさて、この公定価格、国の医療政策と同期しています。
今回の改定では、どのような医療政策と同期しているかというと、上記リンクの2ページ目に改定の基本的視点が記載されていますが、その中でも私が考える重要ポイント「入院と回復」の視点からご紹介します。
(詳しい解説は、サロン会員限定でお伝えします。)
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