インタビュー

【株式会社ホープ 時津 孝康氏 #2】面白い自治体職員のデータベースを作りたい

株式会社ホープ 時津 孝康#2

ひたすら広告事業に投資

加藤:今まで経営されている中で、どのような点に気をつけていましたか?

時津氏:まずは、ひたすら広告事業に投資し続けたことです。やるべきポイントが明確にわかっていたので、創業から7~8年ぐらいは脇目も振らずに走り続けました。自治体によっては、前金で年間分をお支払いすることもあるので、資金繰りが重要になります。そのため、まずは広告事業だけに投資をすると決めていました。

社員番号3番は新卒

時津氏:もう1つは組織です。従業員の採用と教育にはかなり力を入れました。なぜならば、私を含めた3人目の社員以降は新卒採用しか行いませんでした。2013年ぐらいまではとにかく新卒を入れ続けたため、売上より人をしっかり育てることを優先しました。

自治体と向き合う姿勢を確立して、ホープの文化を作っていくことを第一にやってきた、これは独自な組織戦略を取ったと思っています。

自治体に特化した広告代理店からの脱却

加藤:『自治体クリップ』、『ジチタイワークス』という新しいサービスをリリースされましたが、どういう狙いで始められたのでしょうか。

時津氏:創業からの私の想いは、“自治体に特化したサービス会社”を作ることで、“自治体に特化した広告代理店”で終わるつもりは全くありません。そのため、会社のフェーズに応じて、新しい事業をどんどん作っていきたいと昔から思っていました。『自治体クリップ』・『ジチタイワークス』のサービス開始は、必然的な流れだと思います。

自治体の仕事は思っているほど市民に届いていない

時津氏:『自治体クリップ』は、地域の方々に「とにかく知ってもらいたい」という想いが形になったサービスです。市民の方々が活用しやすい手軽なツールを活用して、自分たちの街のことや、自治体の職員の方々が一生懸命やっている取り組みを知ってもらいたいと思っています。

 また、『ジチタイワークス』に関しては、4年前ぐらいから構想のあった肝いりのサービスです。以前から自治体に特化したフリーペーパーを作ってみたいと思っていましたが、リソースやお金を分散できない状況ではサービスを開始できませんでした。やっと今期になり満を持してリリースできたサービスです。『ジチタイワークス』では、自治体職員の方々にフォーカスして、働き方等を紹介したいと思っています。自治体側も他の自治体で成果の出た施策をどんどん知りたい、取り入れたいと思っているはずです。でも、自治体は縦割りのため情報共有が難しい。そこに横に串刺しできるようなメディアになれば面白いなと思っていますね。
ジチタイワークス

面白い自治体職員のデータベース化

時津氏:面白い自治体職員の方々のデータベースって今どこにもないんですよ。これだけの自治体職員の方々がいるので、職員のデータベース化もできればいいなと思っていますね。国が考えているレベルを超えて、自治体職員の方々の可能性や取り巻く環境がどんどん変化していくことを期待しているんです。

※本インタビューは全7話です。facebookとTwitterで更新情報を受け取れます。

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