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記事タイトル:
「金沢でドローン全国大会 プログラミングで自作、腕前競う」
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/2004012
「ジャパンドローンプログラミングチャレンジ全国大会を初開催」
https://kyodonewsprwire.jp/release/202601303329
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(文=晝田 浩一郎)
STEAM教育の推進が謳われて久しいですが、実際にどうやってプログラミング等を学習するのか?といったことに苦心している地域や団体なども多いのが実情です。
そんななか金沢市で開催された「ジャパンドローンプログラミングチャレンジ全国大会」に見学にいきました。まさに産官学連携の取組であり、小学生たちが楽しみながらプログラミングxドローンを楽しんでいました。
ドローン飛ばしているだけでしょ?と思った方もいるかもしれません。ここでのポイントは「コントローラー」なんです。教育用マイコンボード「マイクロビット(micro:bit)」を使って、子どもたちが自分でコントローラーのプログラムを組む点にあります。「傾きセンサーが前に反応したら、ドローンを前進させる」といった論理的思考を組み立て、実際に機体を操作して点数を競う大会です。
金沢工業大学の学生さんたちが小学生にドローンプログラミングを教えたり、企業が協賛したりといった一見すると単なるイベントに見えます。しかし、官民連携・官民共創の重要なポイントが随所にあります。
官民連携担当の方なら共感いただけると思いますが、一般的に「教育委員会」との連携はハードルが高いのが実情です。カリキュラムの過密さや公平性の観点から、新しい民間企画を学校現場に入れることには慎重にならざるを得ない環境があるからです。
実はこの大会も、最初から順風満帆ではありませんでした。 今年で4回目を迎えますが、第1回目は教育委員会の後援名義すらなく、チラシ配布が許可されたのは国立の金沢大学附属小学校のみ。公立学校では配布できなかったそうです。実際に取組がはじまると内容の良さや子どもウケ・親ウケの良さから、公立の学校でも配布ができるようになったとのことです。
しかし、主催者たちは諦めませんでした。 「まずは、小さくはじめてみる」。これを徹底し、小規模でも開催実績を作り、参加した子どもや保護者の熱量を可視化していきました。その結果、「これは教育効果がある」という信頼が積み上がり、徐々に公立学校でのチラシ配布が可能になり、ついには全国大会へと成長したんです。
単なるイベントではなく、フォローアップ教室等をはじめ、プログラミングに触れる機会や学習できる機会が民間側から提供されていることで継続的なSTEAM教育にもつながっています。単なるイベントではなく、単なる学校教育だけではなく、地域全体で子どもたちを教育していく環境を整えています。
経産省「未来の教室」でもEdTechツールの充実を進めています。「ドローン x プログラミング」に限らず、様々な方法があるのでご参考ください。
ポイントは、「まずは、小さくはじめてみる」です。
いきなり自治体を巻き込まなくても、実績があることでだんだんと協力者を増やし、民間企業の協賛や協力も増えていくことで、もっと大きな取組につなげていけます。
今回の金沢市の「ジャパンドローンプログラミングチャレンジ」は、先行事例としても興味深いものです。
▼参考:経産省「未来の教室」
https://www.learning-innovation.go.jp/
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