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事例を知る 男女共同参画

#地方公務員が気になるニュース 令和7年1月22日(男女共同参画)

記事タイトル:男性更年期を正しく知って 声上げづらく
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85090740Y4A121C2CE0000/
(文=田中 恵子)

改めて更年期障害とは

 更年期障害といえば、女性がなるものといったイメージが強くあると思いますが、男性にも女性の更年期障害とよく似た症状が表れる場合があります。
 共通する主な症状は、身体的なものとしてめまい、動悸、疲れやすさ、頻尿など。精神的なものとして意欲低下、イライラ、不安、不眠などという影響があり、症状が重くなると日常生活に支障をきたす場合があります。

男性と女性の違い

 症状は似ていますが、原因は異なっており、男性の場合は男性ホルモンであるテストステロン、女性の場合は女性ホルモンであるエストロゲンの減少が関わっています。さらに、性欲の減退や勃起力の低下などが男性特有の症状もあります。

個人差が大きいのは男女共通

 男性ホルモンも女性ホルモンも20代をピークにゆるやかに減少し、30代で急激に減る人もいれば、80代でも若い頃と同じくらいの分泌量を維持している人もいるそう。
 この、ホルモンの急激な減少がおこると、心身ともに影響が大きく不安定になり、症状が強く出てきます。

自覚が難しい?男性更年期

 女性は婦人科受診となりますが、男性更は泌尿器科。このニュースでは、「更年期の症状は健康診断でも現れないため、自覚しづらかった」とのこと。男性にも更年期にまつわる不調があることを「よく知っている」と答えた男性は、発症が多い50代でも15.7%しかありませんでした。(厚生労働省2022年調査)

経済的損失は年間1兆4千億円

 経済産業省の試算によると、男性の更年期障害による欠勤や業務効率の低下などの経済損失は、年間1兆2千億円にも上るとのこと。厚生労働省の2022年調査では、更年期の症状を自覚している人の中で「日常生活に影響がある」と回答した男性は40代で30.6%、50代で25.1%もいます。
 一方で、実際に医療機関で受診したのは40代、50代がともに2%未満という結果となりました。

企業の取り組み

 企業としてはホンダが先進的な取組をしており、2022年10月から社内の啓発をするほか、専門家によるセミナー、自己診断チェックシートを配布するなど、積極的に実施しています。
 また、受診費用の助成もあることから、実際に従業員が医療機関を受診し、快方に向かったケースもあったとのこと。
 現在は取り組む企業も増え、さらに、自治体での取り組みも出てきています。


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