記事タイトル:経済学部の学生が「租税教室」を受講しました
https://www.kobegakuin.ac.jp/education/faculty_economics/news/c90e91adbae2983b553c.html
(文=岡元 譲史)
皆様、明けましておめでとうございます!令和7年もどうぞよろしくお願い致します。
お正月ということで、いかがお過ごしでしょうか。私は今年始まって2日目ですが、恐らくすでに一年分の餅を食べました。。。
さて、今月は「租税教室」について取り上げます。
ニュースといいますか、大学のプレスリリースなんですが、「教育」って大事ですよね、という話をしたいなと。
私は常に、滞納整理業務に携わる者が目指すべき理想の状態は、「100%納期内納付」であると言っています。差押や捜索、不動産公売といった処分も非常に重要なのですが、それらはすべて滞納が発生した後の、いわば”対症療法”でしかなく、そもそも「滞納自体を発生させない」という“予防”の観点から適切にアプローチすることが非常に重要なわけです。
この ”予防” の重要性は、滞納整理に限った話ではなく、様々な分野において大切にされていますよね。例えば、病気になって高額な治療費を払うよりも、病気にならないように健康的な生活習慣を心がける方がいいし、火事になってから必死で消火活動をするよりも、コンセント部分にほこりが溜まっていないかチェックして、なるべく火事にならないように気を付けるとか、ちょっとした小さな心がけで被害を防ぐことができますよね。
そうした予防の観点において、重要な役割を果たすのが、「教育」だと思っています。
ただ、伝える内容はしっかりと精査したいところです。「税金がどう使われているか?」もすごく大事なんですけど、正直、学生からすると規模が大きすぎて自分事にはなりにくいきらいがあります。「図書館が充実しました」って言われても、本人からすると痛くもかゆくもないですからね。
それよりも自分の利益に直結する話の方が記憶に残るんじゃないかと思うので、個人的には「滞納になったら差押えとか捜索とか、色々と大変な目に遭うよ」と、「悪いことをしたら地獄に落ちる」レベルで、徹底的に恐怖心を植え付けてほしいものです。
そして、その役割、もし良かったら私に担わせて欲しいなぁと。できる限り生々しい事例を取り上げて、「絶対に滞納なんてしないでおこう」と思わせたいところです。肩は温まっていますので、いつでも登板する準備はできていますよ!
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