記事タイトル:〈このままでよいのか?日本のズワイガニ漁〉世界ではやらないメスの漁獲、輸入に頼り続けることに
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd73fb7d2a8332bd1cb3c230c94e4480ec3a3ec6
(文=中村 広花)
少しずつ寒くなってきましたね。でも、、、高浜町では夏の魚と言われる「シイラ」がまだ揚がっています。
どんどん獲れる時期が延びたりズレたり、人間の四季と海の四季のギャップが生まれ始めています。
本日は、みなさま大好きであろう冬の味覚、カニについてです。
やっぱり冬になると、1度は「カニたべないとな〜」と思いますよね
オスのズワイガニも足にも身がたっぷりで絶品ですが、コッペガニ(セイコガニ)のたまごがまたおいしくて、そちらのほうが好き!というかたもたくさんいらっしゃるんではなないでしょうか。
でもそんなカニがそのうち食べられなくなるかもしれません。
ズワイガニの漁獲量は、日本海西部で1970年代中ごろから急激に減少。1960年代から70年代前半にかけては1万トン以上の水揚げがありましたが、現在はその約4分の1以下となっています。漁獲量減少の原因としては、乱獲や混獲、稚ガニの減少などが考えられるため、日本でもカニの資源管理として保護区の設置等を行っています。ズワイガニが生息する海底の一定の範囲に大型のコンクリートブロックを設置し、その範囲を保護し、底曳網を曳けないため保護区内のズワイガニは漁獲されることなく保護されます。
しかし、混獲した資源を廃棄したり、小型で価値がなくても、それを漁獲して利用してしまっているのが現状です。
一方でノルウェーでは、ズワイガニ資源をみつけてもすぐには漁獲せず15年以上も待って、資源の持続性を確認してから漁獲を開始しました。両者の資源管理への対応が異なり、未来に対する結果が大きく違ってしまったのは言うまでもありません。
また日本ではメスのズワイガニ(セイコガニ)を食べる習慣がありますが、アラスカなどではメスの漁獲を禁止し、資源が回復に向かっているという例もあります。
おいしいを続けるためには我慢も必要ですね。
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