記事タイトル:「男の料理教室」10周年 武雄市朝日町の教室 好評 メンバー30人腕前上達、市外からも参加
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1327809
(文=野嶋 京登)
武雄市朝日町の朝日公民館で月1回開かれている「男の料理教室」が活動開始から10年を迎えた。「酒のつまみぐらい自分で作ろう」と、気の合う町内の仲間が集まって始め、今では市外からの参加者もいる。21日の例会では10周年を祝って祝杯を挙げた。
発足時からのメンバー鷲頭健次さん(77)が、代表の山口良広さん(74)に料理作りについて相談したことがきっかけ。鷲頭さんは晩酌をする時、夕食の支度に忙しい家族に「つまみを持って来て」と頼んでいたが、ある日孫から「一度ぐらい自分で作ってみたら」と促され、一念発起した。
ただ、相談を受けた山口さんをはじめ仲間も料理を作れないため、当時の朝日公民館長のアドバイスで教室を始めた。食生活改善推進協議会から先生役を招き、月末の土曜に開催。当初は6人程度の参加だったが、今では80代から40代まで約30人に増え、転勤で武雄を離れた人も通っている。小松政市長もメンバーに加わっている。
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