記事タイトル:『地方公務員のアルムナイ採用を東京都庁も開始』
https://blog.koumu-in.jp/news/alumni-recruitment
(文=神山 伸一)
今回取り上げるのは、「アルムナイ採用」です。
「アルムナイ採用」は、まだ聞きなれない言葉かもしれませんが、採用方法の一つです。
「アルムナイ」は、「卒業生」という意味で、過去に自団体で働いていた元職員(アルムナイ)を再度採用することを指します。
このアルムナイ採用は、民間企業の人材戦略の一環として注目されており、東京都庁も「東京都職員アルムナイ採用選考」として、転職や育児・介護等で退職した有為な人材を厳選して再採用し、その知見を都政に還元することを目的として導入するとニュースになりました。
都庁版アルムナイ採用制度→ https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/03jinji/alumni.html
アルムナイ採用のメリット
アルムナイ採用は、次のようなメリットがあるといわれています。
即戦力が期待できる:自治体や団体の働き方を熟知しており、短期間で業務に適応できる。
他団体の知見を採り入れられる:他団体での知見を持って戻ってくるため、新しい視点やノウハウを導入できる。
研修コストを縮減できる:自団体の組織風土やルールを理解しているため、研修に要するコストが縮減できる。
ミスマッチが起こりにい:既に信頼関係が築かれているため、安心して任せられる人材として位置づけられ、採用ミスマッチを防げる。
アルムナイ採用は、多様な働き方が求められる現在、柔軟な人材確保の手法として多くの団体が関心を寄せています。自治体にとっても、職員採用の危機感から、重要な人材確保の手段の一つとして広がりを見せていく可能性があります。
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