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記事タイトル:今も女性悩ます「妊娠アウティング」 NHK朝ドラ「虎に翼」主人公も被害 SNSでも話題
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d1218469a50add0746e32430077af60ad243be3
(文=田中恵子)
初回である6月はNHKの朝ドラ「虎に翼」からお話しさせていただきます。
このドラマ、日本女性初の弁護士となった三淵嘉子さんの実話をモデルにしていることもあり、ジェンダー界隈で話題に。
女性であることを理由にされる偏見や差別に「はて?」と疑問をぶつける主人公の虎子の姿に、うんうんと頷く女性は多いはず。一方で、困惑する男性の姿に共感する方も居るのではないかと想像しています。
妊娠アウティング!?
弁護士として妊娠を隠しながら働く姿と、その妊娠を勝手に職場に伝えた穂高先生(虎子の恩師)の妊娠アウティングにSNSでも反響があり、自分も考えさせられるものがありました。
▶︎妊娠前と同じような働き方をしたい
▶︎職場の人に気を使わせたくないから妊娠を隠したい
▶︎女性弁護士の責任を全うしたい
という虎子の気持ちと
▶︎妊娠初期は安静にすべき
▶︎母親は仕事よりも赤ちゃんを大切にすべき
▶︎職場でいち早く配慮すべき
という穂高先生の気持ち
虎子は職場のため、穂高先生は虎子のため、どちらもお互いのためを思っている善意の対立が問題を複雑にしています。
隠したいvs共有したい
職場において妊婦への配慮が必要であり、妊娠を早く知り共有したいという職場の考えもわかります。
しかし、そもそも妊娠は個人的なプライバシーであり、妊娠アウティングは悪意がなくてもハラスメントに該当することも。
さらに、妊娠初期の流産に至る確率は約8~15%というデータもあることから、本人の希望するタイミングで妊娠報告してもらうことが重要であることがわかります。
本内容は地方公務員が限定で参加可能な、『地方公務員オンラインサロン』で数日前に投稿された内容の一部です。
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