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記事タイトル：「福岡市型」こども誰でも通園制度について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/1070/1/kaiken1_fukuokashigatakodomodaredemotsuuenseido.pdf
（文＝海老澤 功）
「こども誰でも通園制度（仮称）」（以下「誰でも通園制度」という。）は、0歳6か月から2歳の未就学児を保護者の就労条件を問わず、保育所などを利用できる月10時間まで預かる制度であり、「こどもまんなか社会」の目玉事業の1つとしてモデル事業が実施されてきた。福岡市は昨年度モデル事業を実施した結果、ニーズの高さが判明したとして、国制度の預かり上限を超えて月40時間まで預かる【福岡市型】こども誰でも通園制度を本年7月から事業開始することを発表した。
【福岡市型】こども誰でも通園制度発足で早くも見えてきた、こども誰でも通園制度（仮称）創設の不思議
誰でも通園制度は、今年度から本格実施を見据えた試行的事業に移行したが、こども家庭庁が設置した「こども誰でも通園制度（仮称）の本格実施を見据えた試行的事業実施の在り方に関する検討会」（以下「検討会」という。）においても、子ども子育て支援法に基づく、地域子ども・子育て支援事業である一時預かり事業と共通点が多いなど、様々な疑問が寄せられていた。
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