【公務員におすすめのイベント】受賞者に訊く『影響力の高め方』～人・役所を動かす 公務員の処世術とは？

本日は11月28日に行われる地方公務員オンラインサロン開催のイベントの紹介です。

役所の中でやりたいことを実現するのは簡単ではないですよね。常日頃から批判の対象になりやすい役所は、リスクを大きく見込む傾向があるため、何か変化を起こすことを避ける傾向があります。そこで、『地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード』の歴代の受賞者である阿部 真行さん（みなかみ町）、市川 美奈子さん（静岡県）、寺井 優介さん（福井県）とともに、どのような事業を進めたのか、特に、どのように進めることができたのかという点を深掘りしたいと思います。

『影響力の武器』というベストセラーかつロングセラーの書籍があります。同著では人の影響力を『返報性』『好意』『権威』『社会的証明』『希少性』『一貫性』と分類し、どのように人を動かすかをまとめています。そこで本セミナーでは『影響力の武器』の分類などを軸に、登壇者がどのように人や役所を動かしてきたのかを整理していきます。

近年、役所の財政は厳しくなる一方で、業務は増加傾向にあります。しかしながら、職員の数は減少しており、今のサービスを維持するためにも改善が必要です。地方のサービス業などではその影響が既に顕著ですが、労働人口が減少する未来においては、一人ひとりの職員が自分の影響力を正しく発揮し、組織の成果を高めていく必要があります。ぜひ、皆さんの影響力を向上させるヒントを探しに来てください。

※本イベントに参加するには「地方公務員オンラインサロン」のお申し込みが必要です。

開催概要

テーマ：受賞者に訊く『影響力の高め方』～人・役所を動かす 公務員の処世術とは？
日時：11月28日(火) 21:00〜22:30
場所：オンライン（Zoom利用）
参加資格：株式会社ホルグが運営する「地方公務員オンラインサロン会員」であること

登壇者

受賞者(1)阿部 真行

みなかみ町 観光商工課 観光振興係 インバウンド担当／台南市政府 対日事務相談顧問
高校講師などを経て、2005年にみなかみ町（群馬）に入庁。2013年6月から台南市政府に出向。台南市政府から「台南市政府対日事務相談顧問」に任命され、日台間のブリッジコーディネーターとしての役割を担う。日台双方の国家資格などを取得し、インバウンドを主とした交流を推進中。
昨年3月に帰国。著書に上毛芸術文化賞を受賞した『台湾・台南そして安平! ～日本公務員の駐在日記～』（上毛新聞社）がある。「地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード2023」受賞。

受賞者(2)市川 美奈子

静岡県　地域外交局地域外交課　地域外交参事官
静岡県磐田市生まれ。大学卒業後、自動車メーカーでの勤務や外務省外郭団体での北京駐在などを経て、2013年に静岡県庁に入庁。観光振興課、県観光協会、空港振興課を経て、2023年4月から静岡県台湾事務所長。中国語通訳案内士や中国政府公認の語学資格「HSK」11級取得の語学力を活かし、部署は変われど入庁以来一貫して中華圏からのインバウンド誘致を担当している。
県観光協会在籍時、インバウンド向け託児サービスや、香港向けリーガルウエディング等の新規事業を立ち上げ。空港振興課在籍時は人気アニメとのコラボレーション事業を担当し、庁内他部署との調整や、版権元との調整・交渉役を担った。
夫を日本に残し、小学生の息子を連れて台湾に駐在中。プライベートでは「育休プチMBAブログライター」として、「子どもを持ちながら働くことが当たり前になる社会」を目指して情報発信を行っている。「地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード2023」受賞。

聞き手(1)寺井 優介

福井県敦賀市出身。青山学院大学卒。福井県庁の若狭県民サービス室、情報公開法制課、ブランド営業課、危機対策防災課を経て、現在はチャレンジ応援ディレクターをつとめる。
観光セクションの経験が長く、ブランド営業課では福井県立恐竜博物館を中心とした福井県のPRを全国に向けて実施し、年間の入館者を約５０万人から約９０万人に増やしたメンバーの一人。その他、「チア☆ダン」などの映画やドラマのPRやロケハンなど、多くの事業に携わる。
現在は、福井県で地域活動を行う若者の応援と、福井県の“ワクワクドキドキ”を情報発信中！ 若者（プレーヤー）同士と県庁各課、市町を繋ぐコーディネートを行い、メディアを通じて福井県の面白い人、場所、コトを発信している。その他にも「エキセントリック・カレッジふくい統括ディレクター」や「わかさはっくつディレクター」も兼務。「地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード２０２２」受賞。

聞き手(2)加藤 年紀

株式会社ホルグ代表取締役社長。2007年、株式会社ネクスト(現・株式会社LIFULL)入社。2012年、同社インドネシア子会社「PT.LIFULL MEDIA INDONESIA」の最高執行責任者(COO)/取締役として出向。子会社の立ち上げのため、ジャカルタに4年半駐在。
2016年9月に同社退社後、同年11月に株式会社ホルグを設立。地方自治体を応援するメディア「Heroes of Local Government(HOLG.jp)」を立ち上げ、各地で奮闘する公務員のインタビュー記事を掲載。2017年から「地方公務員が本当にすごい! と思う地方公務員アワード」を毎年開催。有料コミュニティ「地方公務員オンラインサロン」、YouTube「公務員応援ちゃんねる」を運営。「ForbesJAPAN」「ダイヤモンドオンライン」「日経xTECH」などで執筆・寄稿を行う。
Forbesjapan.comオフィシャル・コラムニスト。三芳町魅力あるまちづくり戦略会議政策アドバイザー(H30)。生駒市役所 人事制度担当官(R2~4年)。境町役場 人事戦略アドバイザー(R3~4)。富山県成長戦略会議 県庁オープン化戦略WG委員(R4~5)。ニュースイッチ社外ファシリテーター。著書に「なぜ、彼らは『お役所仕事』を変えられたのか?――常識・前例・慣習を打破する仕事術（咢堂ブックオブザイヤー2019受賞）」がある。

当日のプログラム

※facebookとTwitterでHOLG.jpの更新情報を受け取れます。

Follow @HOLG_JP