『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』の審査員を引き受けさせていただいた和光市役所の山本です。このアワードへの私なりの想いをお伝えできればと思い、コラムを寄稿させていただきました。
地域の素晴らしい取り組みが 広がらないこともある
地方公務員の仕事は、世間一般で思われているよりも、とてもクリエイティブで、そしてそれぞれの置かれている状況によって工夫の仕方が千差万別になります。
そのため、それぞれの地域で地道に取り組んでいることが、時に全国でも稀に見る素晴らしい取り組みであることもあります。往々にして、本人たちがその素晴らしさに気付いていない場合もあります。
そういう状況の中では、そうした素晴らしい取り組みをされている方をインターネットで検索などをしても、なかなか情報が出てこなかったりします。
行政職員に光が当たることは全国の公務員の希望となる
行政職員は個人として目立たない活動の仕方をするということもあるでしょうし、シャイな人が多い印象です。
しかし、そうしたシャイで真面目な人たちに、しっかりと光が当たることは、全国で頑張る公務員の密かな希望になりますし、それによって、公務員を志す人たちの職業に対するイメージも変わってくるのだと思います。
推薦する相手を選ぶ基準について
他薦といっても、どのような人をどのように推薦してよいものか悩むかもしれません。でも、それほど難しく考える必要はありません。
全国で有名でなくとも、あなたの職場にも必ず「すごい人」がいると思います。地味な方であっても「すごい人」であっても推薦していただけると良いのではないかと思います。
審査は自治体名と氏名は伏せて行われます。そこに書かれていることが具体的であり、ワクワクするものであれば、アワードに選ばれる確率も高まると思います。
この業界をもっと楽しく盛り上げていくためにも、皆さま是非とも奮って他薦をお願いします!
応募は下記のリンクから可能です
『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』詳細
『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』 途中経過
2015年10月から、埼玉県和光市役所企画部財政課副主幹として3年間の特定任期付職員として勤務。大学卒業後、公認会計士試験に合格した後、2005年から有限責任監査法人トーマツにて従事。官公庁をサービスの対象とするパブリックセクター部に所属し、自治体の公会計に関わる。認定ファシリティマネジャーの資格も持つ。