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事例を知る 人事

#地方公務員が気になるニュース 令和8年6月16日(副市長)

記事タイトル:デジタル庁女性職員活躍と職員のワークライフバランス推進のための取組計画
https://www.digital.go.jp/about/women-and-work-life-balance-action-plan
(文=神山 伸一)

「期首面談のやっつけ感」を感じる

 6月を迎え、役所内では今年度の目標を設定する「期首面談」が一通り落ち着いた頃でしょうか。しかし、「毎年のルーティンとして形骸化していた」「短時間のやっつけ面談で終わってしまった」などと反省している人も多いかもしれません。

 地方自治体の業務は成果を数値化しにくいため、納得感のある個人目標を作るのはとても難しいです。しかし、大切なのはここからの関わり。期首に十分な対話ができなかったとしても、決して遅くはありません。これから事業が本格化していく夏に向けて、日々の対話をどうするか、どのように「モチベーション向上」に繋げていくかを考えるタイミングです。

「デジタル庁」が示す、これからの1on1

 デジタル庁が策定した「女性職員活躍・ワークライフバランス推進に向けた取組計画」を見てみます。ここでは、「働き甲斐の向上」「働きやすさの確保」の重要なツールとして「1on1」が位置づけられています。

 形式的な一過性の面談ではなく、「人材育成」「健康管理」「業務改善」を目指し、職員の自律を支え続ける対話へシフトすることが求められているのです。

「報連相」の成果は、「聞く側の態度」に

 職場の潤滑油として「報連相(ホウレンソウ)」が大事だと、部下や後輩に諭す人は多いでしょう。しかし、実は報連相で最も重要なのは、報告する側ではなく「聞く側の態度」です。いくら部下に「気軽に相談してくれ」と言ったところで、上司がパソコンの画面を見たまま生返事をしたり、忙しそうなオーラを出していれば、相談のハードルは上がり、機会を失ってしまいます。また、相手の話を途中で遮ったり、自分の意見を被せたりせず、最後まで話を聴ききるなど、傾聴に徹することが大切です。

 業務の話とは切り離し、失敗したことや不安なことも率直に打ち明けられる雰囲気をつくることも報連相のしやすさにつながります。現場の要である課長、係長の皆さんには、日々の1on1を部下のヒアリングの場としてだけでなく、自分自身の「聞くスキルアップの機会」にしてもらいたいと思います。

関係性の構築が、チームの底力になる

 面談を「やらされの提出物」から、いつでも「気軽に相談できる関係性」を作るための機会創出の場と考えてみませんか?話を遮らずに最後まで聴く、部下の感情に共感する。リーダーが「聞くスキル」を磨き、「あなたの試行錯誤をいつでも受け止めるよ」という姿勢を日常的に示すだけで、メンバーの手応えは変わり、職場の通気性は劇的に向上します。

 この初夏のしなやかな軌道修正が、これから年度末に向けて、チームが持続的に成果を上げ続けるためのスタートライン、確かな土台づくりになるはずです。

・・・続きはサロン内で。


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