記事タイトル:深海での「暗黒酸素」研究を本格始動
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2025/20250123-108385.html
(文=中村 広花)
今回は最近私も知った「マンガンノジュール」について。
いつもとすこし毛色の違うお話しです。
「マンガンノジュール」という言葉を聞いたことはありますか?
マンガンノジュールとは数百万年かけて岩石やサメの歯などに鉄やマンガンの酸化物が沈積することで形成されるもの。リチウムイオン電池に欠かせないコバルトなどのレアメタルを豊富に含む現代のテクノロジーに不可欠な材料です。
これまでは輸入に依存していた資源でしたが、小笠原諸島・南鳥島近海のEEZ内海底で2億トン以上が発見されました。世界的に供給不足が心配されるコバルトは国内消費量の75年分、ニッケルは約11年分という大発見です。
では、それを日本の産業にすれば日本の国際的な競争力強化にもつながると言えるでしょう。しかし、そのマンガンノジュールを獲ってもいいのでしょうか。
資源としての役割もあるのですが「暗黒酸素」とも言われておりこれまでは光合成でしか酸素が作られないと思われていた中、マンガンノジュールは深海で、光の届かない場所で酸素を出していると。
それが海底に2億トン広がっているとなると、海に与えている影響も大きのではないでしょうか。もちろん魚など海の生き物にも重要な役割がありそうですよね。
まだまだ解明されていない謎が多い資源に今後注目です。
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