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小さな一歩が明日を変える!〜マニフェスト大賞応募のススメ

郡山市 阿部のり子

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(文=福島県 郡山市職員 阿部のり子)

異動を重ねる中、学びの大切さに気付く

 私は、福島県の真ん中に位置する郡山市で働く地方公務員。
民間企業を経て入庁し、採用1年目で結婚、2年目の冬には娘を授かった。採用5年目からは国立病院再編に伴う市立病院の開院プロジェクトを担当し、郡山市初の指定管理者制度導入を経験した。その後、監査委員事務局では財政健全化比率審査の導入、財務部契約課では条例改正による長期継続契約の拡大、総務部総務法務課では行政不服審査法の全面改正による審理員制度の導入、男女共同参画課では8年に1度の男女共同参画プランの策定を担当し、現在は、税務部収納課で債権回収一元化を担当している。
 行く先々で、制度改正などに巡り合う、なんとも強運?の持ち主だ。
 そんな経験からか、地方公務員にとって「法務の知識」は必要不可欠のものだと考えている。けれど、最初にお話ししたとおり、私の公務員人生は、ずっと子育てなど家庭生活との両立が必須であり、専門的に学ぶ機会はなく、自学に頼るほかなかった。また、高校や短大を卒業後採用された若手職員には、大変優秀な方が多く、属性に関わらず学ぶ機会が必要だと感じることもあった。

自主勉強会「法務deランチ」を開催

 そんな私が、2014年に総務法務課法規係に配属された際、誰もが気軽に学べる場を作りたいと立ち上げたのが、お昼休みの自主勉強会「法務deランチ」だ。月に一度、お弁当を食べながら、様々なテーマで法務を学ぶというもので、今年で7年目を迎える。朝活、夜活などの勉強会は沢山あるが、朝や夕方は、子育てなどでなかなか時間が取れない。けれど、お昼休みなら誰もが参加しやすいと思っての企画だ。また、3年目からは、参加者がより専門的な知識を学ぶことができるよう地元の法律事務所に飛び込みで講師の依頼に行き、ボランティアで協力をしてくれる弁護士もいる。とはいえ、市役所内の職員談話室を利用し、10~30名ほどの職員が集う「法務deランチ」はとても地味な活動であることは間違いない。
 しかし、翌年には、全国誌の自主勉強会を紹介するコーナーで活動を報告する機会をいただき、その報告をきっかけに、また、寄稿のご依頼をいただくなど、少しずつ活動の輪が広がり、他市に「法務deランチ」の出前なども行うようになった。

マニフェスト大賞の応募で広がった地平

 そして、活動が5年目に入った2018年の夏、こうした活動に目を向けてくださった方から、マニフェスト大賞実行員会主催の「マニフェスト大賞2018」に応募してみてはどうかと声をかけていただいた。
 「マニフェスト大賞」という壮大なタイトルと自分の地味な活動とのギャップを感じながらも、私は、せっかくの機会だからと応募してみることにした。今となってみると、この応募が、私の公務員人生を大きく変えたと言っていい。
 その年の秋の日の夕方、突然、職場に新聞社から電話があった。
 「おめでとうございます!法務deランチがマニフェスト大賞優秀コミュニケーション賞を受賞しました!明日の紙面に掲載したいので、今から取材してもいいですか?」
 突然のことに戸惑いながらも活動内容など一通りの取材を受け、翌朝の地元紙に私の顔写真が受賞報告とともに掲載された。それからしばらくの間、想像より大きく掲載された紙面で受賞を知ることとなった多方面の方から、沢山のお祝いの言葉をいただき、自分がどれだけ多くの方に支えていただいているかを改めて知ることができた。
 また、表彰式の前日に開催されるプレゼン大会では、その年に受賞した様々な活動が3分間という時間に凝縮して報告され、愉快なパフォーマンスなどもあり、会場は、笑顔と感動に包まれていた。全国の地方自治に携わる方々が、創意工夫した取組みを学ぶことができ、その会場にいることができただけで、私は、受賞の一番のご褒美をいただけたように思う。
 ちなみに、最も印象に残った取組みであった愛知県犬山市議会の「フリースピーチ制度」が、その年のマニフェスト大賞を受賞した。プライベートの活動で「ダイバーシティこおりやま」という団体を立ち上げ、少数者の人権問題に取り組んでいた私にとって、市議会が「小さな声に耳を傾ける」という素晴らしい公聴の場を設けていること、そして、マニフェスト大賞がそうした「グッドプラクティス」を表彰し、全国に広めようとしていることは、全国で小さな声と向き合う公務員の大きな希望であると感じた。
 また、この受賞がきっかけで郡山市職員の表彰制度である「フロンティア賞」も受賞し、またも紙面に受賞の報告が写真とともに掲載された。
 そして、翌年には、同期の多くが課長補佐相当職に昇進する中、ずっと主任であった私が新設された係の初代係長となり、債権回収一元化を担当することとなった。
 さらには、株式会社ぎょうせい「月刊ガバナンス」で「誰もが自分らしく生きることができる街へ」と題して、コラムの連載も担当している。
 「マニフェスト大賞」への応募という小さな一歩を踏み出した私の公務員人生は、大きく変わったのだ。

 この経験をもっと多くの自治体職員と共有したい。
 だから、皆さんも自身の取り組みを過小評価せず、是非、応募してみてほしい。
 受賞しても、しなくても、きっと、その先には、新しい光が見えるはずだ。

マニフェスト大賞応募中!〆切は8月31日です

 マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の、優れた活動を募集し、表彰するものです。これにより、地方創生を推進する方々に栄誉を与え、さらなる意欲向上を期するとともに、優れた取り組みが広く知られ互いに競うようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を拡げるために設けられました。政策本位の政治、生活者起点の政策を推進していきます。
 みなさまのお取組みを是非ご応募ください。ご相談もいつでもお受けいたしますので、応募する賞や応募方法などご不明なことがあれば、お問合せください。

◆◆◆詳細・応募はこちら 応募〆切は8月31日(月)◆◆◆

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