記事タイトル:就活生の「3.5人に1人が応募」 人気企業ランキング3年連続1位の「ニトリ」が年間3万人参加のインターンを開く理由https://news.yahoo.co.jp/articles/635e7a6324cbf40c00a56f92e0f2ad273e6eafba?page=2
(文=鵜飼 洋一郎)
今回のニュースは、年間3万人が参加するという「ニトリ」のインターンシップです。一体、どんなメリットがあってこんな途方もない取り組みをしているのでしょうか。
とにかく3万人とは、べらぼうな数字です。株式会社ニトリホールディングスの従業者数が18,874人だそうなので、正社員の数の1.5倍以上のインターン生を受入れていることになります。
超売り手市場と呼ばれる昨今の新卒採用市場ですが、ニトリのインターンシップは「青田買い」、つまり早期から採用予定者を囲い込むことではないと言います。
「そこまで手間をかけて、『うまみがあるんですか?』と聞かれることがあります。でも、そこは『モノもお金も残らなくても、最後に人は残る』という、弊社の人に懸ける思いなんです。揺るがない本気の気持ちで行っています」(記事から引用)
とはいえ、営利企業としてコレをやる目的は何でしょうか?色々あると思いますが、そのひとつは「ニトリのファンを増やす」だと思います。
インターンシップに限らず、就職活動は企業と学生の間に日常ではあり得ない密度のコミュニケーションを生みます。そこでの企業イメージは、就職に至らなかったその後にも、ずっと残り続けます。
圧迫面接された上に落とされた、なんて体験をしたら「企業ロゴも見たくない。おまえんとこの商品なんて買わねえ」となる訳です。
ニトリが毎年3万人のインターンシップを受け入れ、それが話題になること自体、ニトリのファンを増やすアクションになっているのです。
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