記事一覧:ブランド財布に掛け軸に…差し押さえ品の公売会 鹿児島
https://news.yahoo.co.jp/articles/667d294847a980a8584cffb90b0d47270e8ef362
(文=岡元 譲史)
今月は、「合同公売会」を取り上げます。
捜索・公売については「1回の捜索や公売で徴収できる金額に対して人件費がかかりすぎる。費用対効果が悪いのではないか?」と言う方がいますが、
「断じてNo。捜索・公売は使い方次第で費用対効果を大きく高めることができる」というのが、私の見解です。
確かに捜索・公売を1件毎の単体で見ると、そこまで大きな金額ではないことがほとんどですが、単純に徴収額だけで費用対効果を計算すると捜索・公売の価値を見誤ります。
捜索・公売は、今回のニュースのように「周知」することで大きく効果を発揮し、価値が高まります。これらの処分は自治体の強力な権限を示すもので、滞納者(滞納者予備軍)に対しては「捜索・公売されるぐらいなら、ちゃんと納税しよう」という滞納予防につながりますし、真面目に納めてくださっている納期内納付者に対しては「ちゃんと厳しく対応してくれている」という公平性負担に対する自治体の姿勢を感じさせるものとなります。
鹿児島県が県内市町村と合同で開催した「合同公売会」は今回で第13回目。継続的に開催されていること、しっかりプレスリリースもされてメディアも巻き込んで周知を図っていることが素晴らしいですね。関係者の皆様の努力を称え、労いたいと思います。
本内容は地方公務員が限定で参加可能な、『地方公務員オンラインサロン』で数日前に投稿された内容の一部です。
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