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#地方公務員が気になるニュース 令和7年1月25日(医療)

記事タイトル:「電子処方箋」導入率依然低く 目標達成時期見直しへ 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250122/k10014700281000.html
(文=市橋 哲順)

今回の記事は、電子処方箋についてです。

記事の概要

  • マイナ保険証を活用した電子処方について、厚労省は今年度中に、概ね全ての医療機関と薬局に導入する目標を立てていた。
  • しかし、システム改修の費用負担が大きいことなどから、今月時点での導入率は、医療機関で6.3%、薬局で63.2%と低調であり、達成時期を見直すこととなった。
  • また、電子処方箋をめぐっては、医療機関などが設定を間違え、誤った薬が画面に表示されるトラブルも複数確認されており、その点についても見直しが求められている。

電子処方箋ってなに?

みなさん、病院やクリニックを受診してお薬をもらうときに「処方箋」という紙を受け取って、多くの場合は病院等の近くにある薬局でお薬を受け取ると思います。

この「処方箋」が、マイナンバーを活用して電子化されただけなのですが、手順は以下のようなかんじです。

  1. 受診した医療機関が、患者さんに出すお薬の情報を「電子処方箋管理サービス」に送る(この過程で、重複投薬などをチェックする)
  2. 「電子処方箋管理サービス」から引換番号が発行されるので、医療機関が患者に渡す
  3.  患者は引換番号を薬局に提示
  4. 薬局は「電子処方箋管理サービス」に問い合わせてお薬の内容を確認のうえ、患者にお薬を渡す

電子処方箋のメリットと導入が低調な理由

  • 患者は、処方箋の紛失が防げる
  • 医療機関は、紙じゃなくなったことで、処方箋の管理が容易になる
  • 薬局は、調剤事務が効率化する

というのが一般的に言われていることですが、私としては、それだけではちょっとメリットがないように思います。

その一方で、電子処方箋の導入には多額の費用がかかります。病院によっては2000~3000万円もかかる(それでも少ないかも)というケースもあります。

だから、コストとメリットを比較して、導入しないという医療機関が多いようです。

では、なぜそんなに高額になるかというと・・・

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