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#地方公務員が気になるニュース 令和6年11月16日(公的医療保険制度)

記事タイトル:「マイナ保険証」保険証としての利用登録の解除の申請 792件に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241112/k10014635931000.html
(文=清原 茂史)

これまで、マイナ保険証についてのあれこれを扱ってきましたが、今回とりあげるのはコチラです。

マイナ保険証について、保険証としての利用登録の解除ができるようになった10月下旬から11月8日までに約800件の解除申請があったというものです。これまでマイナ保険証の意義をいろいろご紹介してきましたが、どこまでを理解して解除申請されているのでしょうか。保険者の立場としては忸怩たる思いです。

ちなみに、マイナ保険証のメリットについては、これまで以下を紹介してきました。

  1. 医療の質の向上(データに基づくよりよい医療)
  2. 医療機関の窓口で限度額以上の支払いが不要に
  3. マイナポータルで確定申告時の医療費控除が簡単に
  4. 保険者の事務軽減(レセプト返戻事務の削減)
  5. マイナ救急
  6. 公費負担医療にかかる「証」を含めた一元化(準備中)

上記以外にも、電子処方箋や電子カルテの導入より、医療機関での調剤情報や診療情報のリアルタイムな共有も進めようとしています。つまり「マイナ保険証を医療DXの基盤とする」という取組みが推進されているわけです。このことは既に令和5年12月から言われていることで、もっと強調されていてもいいのにと思ったりもします。

ここで「医療DX」と言う言葉が出てきましたが、そもそもDXとはどういう意味なのか、いま一度考えてみましょう。


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