記事タイトル:「アレグラ」「ガスター」などジェネリックが普及した1100品目の先発薬、処方を希望なら自己負担増…今月から新制度 [読売新聞]
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20241008-OYT1T50061/
(文=服部 親昭)
今回取り上げる記事は、『「アレグラ」「ガスター」などジェネリックが普及した1100品目の先発薬、処方を希望なら自己負担増』です。
[概要]
ジェネリック医薬品(後発薬)がある特許切れの先発薬の処方を患者が希望した場合の自己負担額が10月、引き上げられた。厚生労働省が導入した新制度で、安価な後発薬の使用を促し、医療費を抑制する狙い。
この制度では、後発薬の発売から5年以上たった先発薬か、後発薬の使用割合が50%以上の先発薬が対象。抗アレルギー薬「アレグラ」や胃腸薬「ガスター」など約1100品目が該当する。後発薬との価格差の25%が公的医療保険の適用外となり、医療機関や薬局の窓口で支払う自己負担額に上乗せされる。
医師が、飲み合わせなどの医療上の理由から先発品が必要と判断したり、薬局に後発薬の在庫がなかったりした場合は、新制度は適用されず、負担額は増えない。
この制度は、
「令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金を支払うもの」です。
(※「特別の料金」とは、先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金)
例えば、先発医薬品の価格が1錠100円、後発医薬品の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を、通常の1~3割の患者負担とは別に特別の料金として払うことになります。
(参照元:『後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について』)
今回は、ジェネリック医薬品について考えてみたいと思います。
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