記事タイトル:自宅でのみとり急増=緊急事態宣言境に、終末期医療も―受診控え、面会制限影響か・慈恵医大など
https://medical.jiji.com/news/59371
(文=市橋 哲順)
記事の概要
- 緊急事態が出された2020年4月以降、自宅での看取りが増えた。(自宅で亡くなる人が増えた。)
- 2020年4月以降、自宅での看取りは今も増え続けているが、訪問診療自体に大きな変化はない。
- 24時間対応の「在支病・在支診」と言われる基準を満たした医療機関で、看取りの対応が増えており、そういった医療機関を地域ごとに整備することで、医療資源の充実につながる。
記事解説
いわゆる「アフターコロナ」といわれる今日。
コロナ前後で大きくあり方が変わった業界もあると思いますが、医療業界もその一つです。
一体何が変わったかというと、入院患者が圧倒的に減ったと言われています。
その理由として挙げられるのが「受診控え」です。
つまり、潜在的な患者数や症状は変わらないけど、受領場所として病院を使わなくなったということではないかと考えられます。(まだ、そのへんも証明されたわけではありませんので、一つの仮説ですが)
この記事では、終末期医療(要は亡くなる間際)の受療場所として「在宅」が増えている、と言っています。
つまり、亡くなる間際の受療場所が、「病院」から「自宅」にシフトしつつある、と言い換えることができると思います。
医療に関わる者の肌感として、言っていることはわかります。
コロナで入院制限などがかかる中、自宅でできるものは自宅で、という流れになったのだろうと思います。
でもさ~
とはいえ、病院と自宅ではできることが違いすぎるから、患者は我慢しているんじゃないの~?
という質問もよく受けます。
もちろん、いろんなケースがありますので、我慢している部分が一切ないとは言えないと思いますが、総合的にみると、在宅のほうがよいケースも多いと思います。
実は、この4月にがんで亡くなった私の父の場合がそうでした。
なかなか在宅医療の理解が家族内で進まないまま最後は病院で息を引き取ったのですが、父の場合は、いち早く在宅医療にシフトしてあげるべきだったと後悔しています。
では、なぜ在宅医療の方がよいと思ったのかということですが、
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