8月は医療機関からの視点でマイナ保険証について見てみましたが、今月はその続きです。ということで、今回とりあげるニュースはコチラです。
記事タイトル:救急搬送の迅速化へ マイナカードで患者情報把握する実証実験
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240523/k10014458541000.html
(文=清原 茂史)
医療機関と言うと開業医をイメージしてしまいがちですが、それだけではありません。救急医療の場面においては、救急隊や受入先の病院からの観点が出てきます。
事業の内容は至って単純なもので、傷病者等が持っているマイナ保険証で、救急車から薬剤情報、診療情報、健診情報が閲覧できるようにするというものです。現段階では実証事業の位置づけですが、今年(令和6年)の5月から各地の消防局、消防本部が順次事業「マイナ救急」を開始しています。
マイナ保険証が命を救う?
言わずもがなではありますが、この効果は相当大きいものがあります。救急隊員にとっては、得られた情報から救急車内でより適切な対処が可能になりますし、受入先の医療機関にとっては、前もって搬送される傷病者の情報が得られることでいち早く必要な準備・態勢を整えることができます。一刻一秒を争う場面では、マイナ保険証で救われる命があると言っても、過言ではありません。
医療側ではなく受療側にしても、体調が優れない中で救急隊員に説明する負担が軽減されます。マイナ救急はメリットしかありません。
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