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樋渡啓祐の地方創生ここだけの話【Vol.67 】 巻頭言

 樋渡啓祐前武雄市長の有料メルマガ「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.67(11月6日発行)」にHOLGとして寄稿をさせていただきました。当時、愛媛県の八幡浜市役所から愛媛県後期高齢者医療広域連合へ出向していた、高倉万記子氏のお話を書かせて頂いております。
 本記事では、「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.67」の巻頭言のみご覧いただけます。
【樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.67の目次】
1.巻頭言
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2.樋渡啓祐のPick Up
3.樋渡啓祐のお気に入り ~ iPhone 8 Plus ~
4.特別寄稿 ~ Heros of Local Government
 【第9章】 購読者1000人のメルマガを発行した自治体職員 ~
5.Q&Aコーナー
6.購読者さまからの感想
7.編集後記
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【1】 巻頭言
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最近、講演に呼ばれる機会が多くなった。3年前、佐賀県知事選に落ちてから、それこそ講演ラッシュと言って良いくらいにもの凄い勢いだったけど、その当時とあまり変わらないくらいに呼んで頂ける。3年前は、それこそ、武雄市長時代の失敗例や成功例を具体的に話していたというかそれしかなかったので、一心不乱に話していたような気がする。しかし、今は、さすがに、それらのことは過去になりすぎていて、何を話そうか迷っていたときに、「自分が主催者だったら、一体、樋渡に何を頼むか。」という風に気持ちが変わっていったんだよね。例えば、「過疎が止まらない。」「中心市街地が空洞化している。」「まちづくりに関して無関心だ。」に対しての処方箋を聞く。しかし、これらの問題ってなかなか一朝一夕の解決策なんかありはしない。では、これを踏まえて何を話すか。僕の場合、主催者との事前打合せの時に、「皆さん達のまちで、一番の自慢は何か。」と聞く。
ある町では特産品、ある町では名所名跡、またある町では、グルメ・・。最初は、「うちのまちは何も無いんですよね~。」と言われるのが通例だが、話しているうちに、大体、一つか二つか出てくる。そう、自分達のまちの欠点を出すのは簡単だけど、話が盛り上がらない。しかし、長所や自慢話は、その逆で結構話が弾む。で、例えば特産品。「昔、売れていたのに、今ではあまり売れなくなった。」と言われれば、僕から聞くのは、「なぜ、昔売れていたのか。そして、なぜ今売れないのか。その理由は?」。
こうやって聞くと、競合品だったり、情報発信力の低下だったり、パッケージやネーミングの問題だったり、いろいろ出てくる。対話から生まれていくんだよね、いろんな課題とか問題点は。そこで大体議論が出尽くしたときに、僕からは、「じゃあ、次は組み合わせを考えましょう。」と。そこで、例に出すのは、高槻市役所出向時代に、編み出した放置自転車の売り方。市役所のホームページに放置自転車の案内を出しても、放置自転車対策で年間8千万円近くかかっていると広報してもなしのつぶて。
そこで、思い切って、当時、自分の趣味であったヤフオク!に出したら、大反響。そう、放置自転車+ヤフオク!という組み合わせにしたんだよね。あと大切なのは、組み合わせの対象が「旬」であること。今だったら、「発酵」だよね。ダイエットも腸内環境が整っていたら容易とか言われているし、それは発酵食がキーワードだったりする。僕だったら、納豆が特産品だったら、あえて、「強発酵納豆」とかして売り出すな。他の乳酸菌を混ぜ合わせて発酵強度を増したりとかね。だから、この組み合わせで言うと、発酵酒とか、発酵フルーツとか(笑)。あと、やたら目につくのは、強炭酸。ハイボールが流行っているからかと思うけど、強炭酸ビールとかあっても良いかもしれない。
ともあれ、大事なのは、抽象論に傾きすぎないこと。小さくても良いから具体的で、今あるものにどんどん価値を足していく方が楽だし楽しい。そんなことを考えながら講演したいと思う。
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