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著者が語る『生活保護ケースワーカー はじめての現場の実務』(山中正則)

(文=山中正則 大阪市)

こんにちは、大阪市の山中正則です。
縁あって、自身2冊目の著書『生活保護ケースワーカー はじめての現場の実務』を学陽書房より出版しました。
今回、私自身が本書を紹介できる機会を頂きましたので、どんな本なのかをさっとご紹介します。

初心者と行き詰まりを感じているあなたに向けて書きました

私は、数年おきに異動する地方公務員の仕事の中で、生活保護の現場で一番長く過ごしました。

「福祉知識ゼロ」で生活保護の現場に入り、先輩に教えてもらいつつ、何よりもその場その場の実践で経験を積みましたが、その現場から離れてみて感じたのは新人へのサポートが少ないということでした。

制度の利用者に対して様々な支援を行うためには、幅広い知識や経験が欠かせません。しかし、ケースワーカーが担当する利用者は千差万別、どこから学べば良いか分からない人が大半だと思います。

生活保護に関する書籍は、ケースワーカーに向けて書かれたものよりも、制度の利用者向けに書かれたものが多いように感じます。
また、ケースワーカーに向けて書かれたものも、少し専門的なものが多く、私のような「福祉知識ゼロ」の初心者向けのものはあまり見つけられませんでした。

そこで本書は、「はじめての」とタイトルに付けたとおり、生活保護の担当になったばかりの人はもちろん、仕事に行き詰まりを感じている方に向けて書きました。

私は、どんな仕事でも初心者が最初の壁を越えること、最初にコツを掴むことが何より大切だと思っています。
本書が最初の壁を越え、自分自身の力になるコツを掴むきっかけになることになれば嬉しいです。

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http://www.gakuyo.co.jp/book/b625397.html

どこからでも読んで試せるように書きました

前著『福祉知識ゼロからわかる! ケースワーカーの仕事の基本』は、生活保護の担当に配属・異動になった人に対して仕事で心掛けることを中心に書きました。

本書は前著とは違って、「現場の実務」にフォーカスをあてています。

CHAPTER1を「問診」として、本書を読む皆さんがケースワーカーの仕事のどんなことに困っていたり、不安に思っているかをまずは明らかにします。

そして、CHAPTER2以降ではケースワーカーの仕事を細分化。生活保護制度、助言・指導、相談・面接、家庭訪問、訪問記録の書き方、仕事をスムーズに進める仕事術と、それぞれ初心者がつまずきやすいポイントをコンパクトに読めるようにしています。

また、私自身が実務で活用している3つのテンプレートをダウンロードして実際に試していただける仕組みも盛り込みました。

  • 被保護者宅への家庭訪問時に活用できる「さっと面接メモ」
  • 保護記録の作成を省力化できる「コピペノート」
  • 仕事のつっかえを可視化する「ワークボカンシート」

3つのテンプレートは、ワード、エクセルで作成したので、カスタマイズも容易です。使ってみて、自分の仕事に合うようであれば、自由にカスタマイズしてさらに使いやすくしてみてください。

SV(スーパーバイザー)へのアドバイスも書きました

各CHAPTERの後には「はみだしSV談義」として、SVへのアドバイスをコラムとして収録しました。

異動でSVになる方の中にも福祉現場の経験がない方がいます。ケースワーカーとはまた違った立場で生活保護の現場でつまずいているSVには、本書でケースワーカーの視点を知ったうえで、どう取り組めば良いかというきっかけを掴んでいただければと思います。

ケースワーカーが元気になれるように書きました

ケースワーカーの仕事は時にしんどく、辛い思いもしますが、私はケースワーカーとしての経験が蓄えになって、その後の様々な職場での力になりました。

先輩が私に色々とアドバイスしてくれたように、本書を通じて多くのケースワーカーが元気に仕事に接することができることになればこんなに嬉しいことはありません。

本だから書けること、本だから書きづらいことはありますが、機会があれば皆さんにお会いして色々と話をしてみたいですね。

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