食は進まない。進む、地方公務員アワードの審査（ホルグ活動報告）

（文＝HOLG.jp編集長加藤年紀[株式会社ホルグ代表取締役]）
月末にかけての猛暑、酷暑、炎暑、溽暑。どれだけ人間の行為が地球環境の変化に寄与しているのかはノーベル賞受賞者を含めて論争が起きているようですが、蒸し暑いと感じながら犬と散歩する毎日です。

さて、皆さん食欲はありますか。私は土用の丑の日に鰻をかき込みましたが、冷やしうどんがおいしく感じる日々を過ごしております。冷凍うどんの腰の強さは素晴らしく、インフレの時代でも最強のコスパを感じています。そんな私の食生活など誰にも興味がないと思いますが、その世界線の裏では地方公務員アワード2023の受賞者が決まりました。

現在は、協賛団体の審査が進み、今後8月21日にholg.jp上で結果を発表する予定です。少しだけネタバレとなりますが、今年の応募数は去年の1.8倍となり、かなりの激戦となりました。私も推薦文を覗かせていただきましたが、地方公務員には知られていない猛者が沢山いると改めて感じたところです。そして、たとえ地方公務員界隈で有名であっても世間で認知されている地方公務員というのはほとんど存在していません。そういう方々が社会全体でスポットライトを浴びて、素敵な地方公務員の個別具体事例を知ることで、公務員の中には素敵な人が沢山いるんじゃないかと思ってもらえればこのイベントを開催する価値があると思うんです。

よく個別の受賞者をみて「派手な奴なんて自分勝手なやつだ」とか「この人達が本来称えられるべき人だ」といった声をいただくことがあります。でも、誰が選ばれるべきかを最優先に置くことは、イベントの目的とは異なります。誰もが納得するような個別具体の地方公務員を表彰することもイベントとしては大事でしょうが、受賞した公務員を通じて地方公務員の価値が認められ、成果を出しやすい環境につながることが最も目指すべき世界だからです。

言葉を大変恐れながら申し上げると、地方公務員No.1を決めたいんじゃなくて、「１匹いれば100匹いるよ」を目指しているんです。地方公務員アワードでは毎年約10人が受賞するので、「10匹いれば10000匹いるよ」という感じでしょうか。私自身、地方公務員や地方行政に強い興味関心を持ったのは、地方公務員が素を晒して、書籍を出版していたことでした。その本には公務員本の通例であった法令の読み解き方とかではなく（それはそれで大切な仕事です）、公務員の感情、想い、そして、恐らく人生が詰まっていました。そういうものを通じて、ただの民間人だった自分が、限りなく好意的な目線で地方公務員に強い関心を持つことができました。

さてさて、今年の夏のようにむさ苦しく書いてしまいましたが、8月21日に受賞者が発表されます。その受賞者は公務員の世界を社会を有効的につなげる橋渡しの役割を持っている。そんな風に感じてもらえたら嬉しいです。楽しみにしていてください！

7月に開催した地方公務員オンラインサロンのイベント

・碇邦生さん講演-「起業家育成事業の成功の秘訣とは」
・公務員のためのマネーセミナー賢く貯めて支出上手になろう！！
・柴田朋子さん講演-「公務員のためのキャリア形成のポイント」

7月に掲載されたメディアの実績とリンク

2023/07/05　神戸新聞NEXT
全国注目の「すごい公務員」2人、華麗に転身　技術や経験生かし「民」の立場で社会に貢献

今後のイベントの予定（※現時点今月含め調整中のイベントがあります）

【8月2日(水) 21:00〜22:30】
碇邦生さん講演-「新製品開発／新規事業開発研修体験会－経営学からみるバズワード」

【8月7日(月) 21:00〜22:00】
【リスケジュール】財政再建化への道　第2回　職員の理解浸透のために

【8月25日(金) 21:00〜22:30】
西村飛俊さん講演「今さら聞けない『デジタル田園都市国家構想』」

▼地方公務員オンラインサロンの詳細はコチラから
約400名が参加する地方公務員の有料コミュニティです。目の前の仕事に役立つような、様々な取組み、地方公務員の支援を行っています。ぜひ、こちらから詳細をご覧下さい！
https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482