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著者が語る『自治体の法規担当になったら読む本〈改訂版〉』(塩浜克也・遠藤雅之)

(文=佐倉市・塩浜克也)

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10年ぶりの改訂

改訂前の刊行から10年を経て、内容を更新の上、改めて本書を読者にお届けできる機会を得て、とてもうれしく思います。

刊行と同時に入手された全国の法規担当の皆さんのご感想をSNSで拝見すると、「これさえあれば引継書は不要って気がする」「法規担当の業務の流れなどを知る最初の1冊目として最適の本であると考えています」などの嬉しいお言葉がありました。

本書の構成

自治体職員向けの法制執務に関する参考書としては、『法制執務詳解 新版Ⅲ』(石毛正純著、ぎょうせい)がまず挙げられますが、法規担当が担う役割としては、例規審査のほか、法律相談や訴訟対応、自治体によっては議会対応や情報公開など幅広くに及びます。

そのような現場の状況を踏まえ、本書の構成は、以下のようになっています。

第1章で法規担当の仕事の概略に触れた後、第2章から第5章までは、法規担当の主な職務である例規審査について解説します。条文の構造、「及び」「又は」などの法令用語のような法制執務のほか、検察協議など条例案の策定過程における注意点についても記述しました。

なお、類似書には解説がない、法律の過誤の例(条項ずれの放置、著作権の保護期間延長に関し格安DVDの販売可否が裁判で争われた「ローマの休日」裁判など)については、特に丁寧に記述しています。

第6章の議会対応では、議案の送付後に内容の誤りに気が付いた場合の対処方法(議案の訂正・撤回の方法など)について書きました。あまり起こってほしくないことですが、迅速な判断と対応が求められる場面ですので、知っておいていただけたらと思います。

第7章の仕事術(条文を読むコツ、インターネットの検索方法など)を経て、第8章は、赴任したばかりの方が大いに戸惑うであろう法律相談と訴訟対応について説明しました。改訂に当たり、法律相談に対応する際のチャート図を追加しています。

書名には「法規担当」とありますが、法律の基礎的な説明や議会対応など、幅広い層のお役に立てるものと考えます。

改訂にあたって

「ナレッジではなくノウハウを」。これは改訂前の本書の企画立上げの際、担当編集者を交えた打合せで確認した方向性です。これは、改訂にあたっても揺らぎません。

このたびの改訂では、引用法令等を最新のものにアップデートしたほか、行政不服審査法の改正(2016年)など近年の法令の動向に対応するとともに、読者のニーズにより応えられるよう、図表も多く追加しました。読者に評価いただいていた、例規審査に際してのチェックリストについても、内容の追記を行っています。

全体の構成は改訂前から変わっていませんが、新規項目として「法規担当が備えたい3つの知識(第1章)」「例規の題名(第4章)」「改正方法の選択(第5章)」「法律を理解するコツ(第7章)」「法務の効果的な執行(第7章)」等があります。改訂前をお持ちの方も本書をお手に取り、内容を確認いただけたらと思います。

全国の「門前の小僧」のために

上記は、本書冒頭の「改訂版の刊行にあたって」からの引用です。

自治体の規模によっては法規担当の数も限られる中、赴任したばかりで目の前に荒野が広がるような心細さがある方もいらっしゃるでしょう。

本書が第1号となった、学陽書房が刊行する「自治体の○○担当になったら読む本」と題された書籍は現在では10冊を超えました。他社でも職場ごとの赴任者向け書籍がシリーズで刊行されるなど、実務書の種類と内容は拡大と充実の傾向にあります。その端緒に関われたことを改めて嬉しく思います。

困難な状況への対処は、何より「仲間」が必要です。本書が読者の皆さんの「仲間」になれれば、これに勝る喜びはありません。

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