新年の決意と校長先生への憧れ（HOLG活動報告）

（文＝HOLG.jp編集長加藤年紀[株式会社ホルグ代表取締役]）

　皆様、あけましておめでとうございます。
　一年の始まりを迎えましたが、皆様の目標は定まりましたでしょうか。私はまず個人として、平和で幸せな家庭を創ることを頑張りたいと思います。
　ホルグの活動については、特に「公務員が活躍しやすい環境の構築」を目指して、「世間にポジティブな公務員像を伝える」「自治体人事改革の体系化」「公務員の副業の拡大」、そして、ちょっと番外編ですが「自治体×格闘技」ということに注力していきたいと思います。

　さて、年初ということもあり、少し過去を振り返ってみます。ホルグは2016年10月に創業しまし、それから５年と少し経ちました。社会的価値のある領域だけれども、自分がやらなければ誰もやらないであろうことを事業としたいと考えた結果、地方自治体というフィールドを選びました。改めてその選択は自分にとって良かったと思いましたし、自身が地方公務員という立場となって仕事をするほど、のめり込めるとは思っていませんでした。約2年と短い期間（継続中）ですが、やはり現場を少しでも見るというのは大事で、公務員という立場で力を発揮する難しさを今まで以上に理解できたように思います。

　最近では、民間人のバックグラウンドから行政と民間との適切な結節点を創ることに注力したいとも思っています。民間といっても様々ですが、市民という観点でいうと「安易な公務員叩きの撲滅」、これは今でも本当に重要だと思います。志の高い企業との関りでは、同じく志の高い公務員を結び付ける「公務員の副業」が考えられ、一口に民間といっても様々なセグメントの解像度を高めてポテンシャルのある連携の余地がまだまだあるように思います。そして、毎年自分がやりたいことを考えていくと、やっぱり思い至るのが公立学校の校長先生です。出身地である横浜市では校長先生を公募しているのですが、私の年齢だと受験資格がないので、ゆっくりと待ちたいと思います（笑）。
　直近、茨城県で公募があり倍率が300倍超だったようです（参照：https://toyokeizai.net/articles/-/473622）。生駒市でも直近で市役所職員の社会人採用を行っていますが、適切な募集をすると優秀な人を沢山公務員に迎え入れることができるということを目の当たりにしたので、いつか校長先生になるハードルも随分上がっていきそうで震えております。では、皆さん今年もいい年にしていきましょう！

12月に開催した地方公務員オンラインサロンのイベント

①講演+個別相談可-海老澤功三さん（西東京市）
若手中堅向け「政策提案のコツと実現への近道」を考える

②講演+個別相談可-箕浦龍一さん（一般社団法人官民共創未来コンソーシアム理事、元総務省官僚）
若手中心の「総務省オフィス改革実行チーム」は、組織に何をもたらしたのか

③地方公務員オンラインサロンオープンセミナー
対談-千正康裕さん（株式会社千正組）/久保田崇さん（掛川市長）
『官邸は今日も間違える』出版記念対談-政官関係、意思決定プロセス、官邸主導を考える

④GR協会共催-牧瀬稔さん（関東学院大学准教授）
シビックプライド事業の実践－田町駅orオンライン参加

今後のイベントの予定（※現時点今月含め調整中のイベントがあります）

①【1月6日 (木) 20:00~21:15】第２回超実践会議『副市長からみた理想の職員像とは』
ゲスト：林有理（元四條畷市副市長）

第２回超実践会議『副市長からみた理想の職員像』（ゲスト：林有理さん（元四條畷市副市長）

②【1月13日(木) 20:00~21:15】第３回超実践会議『小中学校の規模適正化、長寿命化を考える』
ゲスト：山口照美さん（大阪府生野区長）

第３回超実践会議『小中学校の規模適正化、長寿命化を考える』

③【1月21日(金) 21:00~22:30】講演-田中寛純さん（AmbiRise代表取締役/元札幌市）
「システム調達の進め方と知っておくべきコト」

田中寛純

④【1月25日(火) 21:00~22:30】講演-大垣弥生さん（生駒市）
「脱・広報紙まかせ－1歩先を見据える今どき行政広報」

大垣弥生

⑤【1月28日(金) 21:00~22:30】講演-坂本勝敏さん（大和市）
「自主研運営の秘訣～立ち上げから継続まで」

坂本勝敏

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