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著者が語る「はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント」(千葉市 安部浩成)

初めて部下を持ったら読む公務員のチームマネジメント

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(文=千葉市 安部浩成)
 この度は稚書『はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント』をご紹介する機会をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。

公務員には公務員にあったマネジメントが必要

 皆さんの係・班のチームワークは良好でしょうか? チームワークの良し悪しが、人間関係のみならず、チーム(係・班)としての仕事の成果にまで影響を及ぼしてしまう経験は、誰しもお持ちのことと思います。

 公務員はチームワークが大切です。しかしチームマネジメントに関する多くの書籍は、民間企業を暗黙の前提として書かれているため違和感を覚える部分もあり、どうも公務員の世界にはしっくりときません。

 公務員の仕事は、隣の営業マンを出し抜いて営業成績を競い合うようなものではありません。また、毎年度必ず人事異動があり、職員の入れ替えがあります。さらに、公務員の異動は「転職」にたとえられるように、全く経験のない部署へ異動するとともに係長へ昇任することもあります。

 メンバーが毎年度変わる中で、また、経験のない部署において、組織の力を最大限に高めることはなかなか困難なことです。しかし、係長などのチームマネジャーにとって、多様なスタッフを束ね、成果を挙げていくことは避けて通れません。

 そこで、公務員の世界にマッチしたチームマネジメントの在り方をお伝えするために本書を著しました。

「理論」と「実践」両方の解説を収録

 ところで、私たちは研究者ではありません。理論だけ書かれている本では、実際にどのように実践していけばいいのか悩んでしまいます。反対に、実践例だけが書かれていても、ポリシーの希薄な行き当たりばったりの展開となってしまいます。

 本書の大きな特徴として、理論と実践の両方を併記していることが挙げられます。たとえば、方法論の解説と合わせて、チーム内で円滑に合意形成を重ねていくための会話例や成功実例をできる限り盛り込みました。私の人材育成課での実務経験と、大学院への研修派遣(行政学)、市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)教授としての経験を踏まえ、ノウハウを解説しています。加えて、皆さんには私がやってしまった失敗を繰り返していただきたくないため、恥ずかしながら失敗例も挙げてあります。

第1章

 それでは、内容を簡単にご紹介します。

第1章 チームマネジャーへと「脱皮」する
「自分」で「動く」ことと違い、難しいのは「他人」を「動かす」ことです。まずは、「他人」を「動かす」ことができるチームマネジャーになるための心構えを解説します。また、これまでと同じ部署での「持ち上がり昇任」の場合と新たな部署への「落下傘着任」の場合とではアプローチも異なりますので、それぞれの留意点も紹介します。

第2章 多様なスタッフの理解者となる
ひとつの強いチームをつくるためにも、まずはスタッフのことを知り、育てることが必要です。第2章では、チームマネジャーとして、十人十色のスタッフとどのように関わるべきかみていきます。

第3章 タイプ別スタッフの対応法
スタッフが多様であることを理解した上で、その個性や属性に合わせた対応が必要です。ベテラン、同時転入者、新規採用職員、若手職員・子育て中の職員、先輩職員、会計年度任用職員といった代表的な6つのタイプのスタッフを取り上げ、チームマネジャーが配慮すべきことを解説します。

第4章 チームのミッション・ビジョンを分析する4つのステップ
チームを動かすには、スタッフを理解するだけでは不十分です。チームマネジャーとして、チームに課せられたミッションとビジョンを把握し、分析する方法、実現するための戦略の立て方をお伝えします。

第4章

第5章 スタッフとミッション・ビジョンを共有する4つのステップ
チームマネジャーとして分析したミッション・ビジョンをスタッフと共有し、全員が同じ方向を向いた上で役割分担し、ワンチームになるための4つのステップ「課題共有」「意見交換」「合意形成」「業務分担」を、会話例を挙げながら紹介します。

第6章 個人の力を最大限引き出すチーム化のツール
チームが動き出したら、スタッフ皆がよいパフォーマンスを発揮できるよう、環境を整えていきます。スタッフの個人力を引き出し、チーム力につなげていくポイントを、年間時系列順に解説します。

第6章

第7章 「あの人の下で働いてみたい」と言われるチームマネジャーの心得
係長・主査といったチームマネジャーがどのようなマネジメントをするかによってチームのあり方が違ってくることは、皆さんご自身が経験済みでしょう。スタッフの信頼を得ることができるのはどのようなマネジャーでしょうか。スタッフとの信頼を結ぶための心得を紹介します。

現代の新人マネジャーの処方箋として

 最近では、仕事でもメールでやり取りする機会が増えただけでなく、フレックスタイム制やテレワークを導入する自治体もあり、スタッフが顔を合わせる機会が減少しています。また、文字どおりチームで力を合わせなければ乗り切れないような、マンパワーを大量に必要とする仕事は民間委託化され、皆で汗をかくといった経験をすることも少なくなりました。

 チームワークを経験する機会が減ってきている現代において、かつては実体験を重ねる中で、上司や先輩の動きを見ていれば自然に身に付いたチームマネジメントも、その方法を伝えていく必要性が生じてきています。

 こうした時代背景を踏まえた処方箋として、本書が部下のマネジメントに悩む公務員の解決の一助となれば、望外の喜びです。

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