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【読者投稿】宮崎県庁職員が開発したシステムで 九州北部豪雨対応

―民間企業に従事されている、ペンネーム『福岡の上田』さんより、すごいと思った自治体職員の方に関するメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。

 7/10の数日前に発生した、九州北部豪雨に関して、宮崎県庁の情報政策課「落合 謙次」さんが、大変良い活動をされているので、ご紹介させてください。
 元々、落合さんは、県庁職員の業務をしながら「ひなたGIS」を自学で開発され、内閣官房のRESAS API利活用コンテストでも優勝するほど高い技術力があり、同ツールは県から公開されています。
 7月上旬に一夜で発生した九州北部豪雨の被害では中山間部で多くの家屋が流され、道が寸断され、元々数メートルの小川が、数十メ-トルの大きな川になったりと地形も全く変わった状況になっていました。
 (宮崎県とは関係のない)地元自治体の災害対策も、紙の地図を広げ、災害後の上空写真と比べながら、対策計画を取っている状況だったようです。
 落合さんは情報政策課で通常業務を行われていますが、7/7や7/8の上空写真が国から公開されるや否や、土日で「ひなたGIS」上に反映して頂きました事により、災害前後の地図を比較しながら、表示できる事から(現場までの道の有無、家屋の被害状況、界隈の住民数などを)容易に把握することができるようになりました。
 さっそく、朝倉市や日田市に紹介したところ、すぐ使える、との事で利活用されており大変助かっているとのことです。更に被害のある桂川町にも紹介したところ、福岡県や大分県にも紹介してはどうか?と話を頂いたりしております。まだまだ災害対策は継続しており、今後も利活用が広がっていくような状況になっています。
 何とか、このような高いモチベーションで非常時の対策に貢献されている職員さんがいらっしゃるという事をお伝えさせて頂きたいと思いました。落合さんや宮崎県に対する福岡の私どもの感謝の意を何とか表現したいと思いました。

『福岡の上田』さん

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③住民に喜んでもらえたエピソード
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⑥匿名だから言える『本当に知ってほしいこと』
⑦その他
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②その他
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