記事タイトル:「前年度の5倍近く」“クマ害”で列車も受難 衝突相次ぎ運休や遅れ42件と過去最多 JR東日本東北本部
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/2317406?display=1
(文=サロン外匿名希望)
本日ご紹介するニュースはこちらです。
宮城・山形・福島の3県を管轄するJR東日本東北本部では、今年度、列車がクマと衝突して運休や10分以上の遅れが発生した件数が大幅に増加している。JR東日本によると、今年4月から11月27日までに確認された衝突・輸送障害は 42件 にのぼり、前年度の 9件 と比べて「5倍近く」に増え、2021年度に正式な記録を取り始めて以降で最多となった。月別では10月が 16件、11月が 11件 と、秋以降に多く発生している。
具体的な事例として、10月20日には福島県の磐越西線、翁島駅と磐梯町駅の間を走行していた列車がクマと衝突し、この影響で上下 25本 の列車が運休し、 2630人 に影響が出た。記事では、衝突したクマの写真がJR東日本提供として掲載されている。
東北本部の高岡崇本部長は会見で、「昨年度の9件からすると、5倍近くに増えている」と説明した。また、従業員の安全確保のため、列車がクマと衝突した際には、現場で車両の検査を行わず、次の駅まで徐行で進んでから車両の状態を確認している。
このニュースから、改めて地方鉄道にとって野生動物との衝突が大きな課題になっていることが分かりました。これまでもシカやイノシシとの接触で遅延・運休が起きていましたが、近年はクマの出没が増え、その危険性から影響がより深刻になっています。
大型動物との衝突は、復旧に時間がかかるだけでなく、現場の安全確保にも神経を使うため、鉄道事業者の負担は大きくなります。そして実は、この問題は地方鉄道で進むワンマン化とも切り離せない面があります。
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