記事タイトル:愛知県図書館、ウェブサイトをリニューアル:蔵書探索AI導入やデジタルアーカイブ統合等
https://current.ndl.go.jp/car/242716
(文=西村 飛俊)
さて、私の地元である愛知県図書館のウェブサイトがリニューアルされ、なんと蔵書探索AIを導入したとのこと。さすが生成AIの時代、図書館サービスにもAIがガンガン導入されていくようです。
この蔵書探索AIは富士通と青山学院大学が共同で開発したもののようです。最近結構導入されていて、お隣の岐阜県も同じものを導入しています。蔵書探索AIとして全国で初めて導入されたパッケージのようで、2024年1月に横浜市が採用しています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16474/
みなさん、検索というとキーワードを並べるのが当たり前ですよね。Googleでながーい文章を打ち込んで希望のものが見つかると思っている人はあんまりいないと思います。なので、この蔵書探索AIを使っても、思わず「料理 レシピ」とか「歴史小説 戦国時代」とか打ち込んじゃう人が多数なのではないかと。
しかし生成AIを使うのに、キーワード探索は必要ありません。ただ思いつくままに文章を書き、生成AIの出力と対話をしながら目標の方向へ微修正していく。これがなんと図書館の本の探索でも使えるようになったわけです。
私の息子の小さいほうはまだ4歳ですが、おそらく現在のこのくらいの年齢の子たちは、ボーンデジタルを通り越してボーンAI世代となります。もしかしたら彼らが10歳になるころには、キーワードを考えて検索をするなんてもうナンセンスで、キーワードがなくてもとりあえず思い浮かんだ言葉を並べ立てて生成AIと会話をしながらほしい情報にたどり着いていくのではないかなと思います。なんならキーワード探索をしているおじさんを見て「うわっ、平成~ww」なんて騒いでいるかもしれません。
というわけで、時代遅れおじさんにならないようにさっそく使ってみます!
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