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著者が語る「公務員が人事異動に悩んだら読む本」(伊勢崎市 岡田淳志)

「公務員が人事異動に悩んだら読む本」top

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(文=伊勢崎市 岡田淳志)

人生そのものに影響する人事異動

 「また異動がなかった…」
 「あの部署に異動したかったのに…」
 「なんで自分がこの部署に…」

 今年も多くの自治体で3月末に人事異動の内示があったと思いますが、皆さんも同じようなことを経験したことはないでしょうか。
 また、人事異動は自分自身のことに限りません。異動になれば仕事内容はもちろん、上司や部下、同僚が変わり、新たな人間関係の中で仕事をしていくことになります。時間外勤務が多い部署になるかもしれませんし、場合によっては勤務地や勤務日の変更もあり、家庭環境にも影響を与えます。
 自分自身のキャリア(過去、現在、将来にわたる、仕事を中心とした、人生の生き方、表現の仕方)、つまりは人生そのものに影響を及ぼすのが人事異動といっても過言ではありません。
 だからといって、人事異動は避けて通れないですし、自分で異動先を決めることもできません。人事は「ヒトゴト」、そう割り切ることができればよいのですが、それでも考えてしまうのが、実情ではないでしょうか。

人事の想いを職員に伝えることが大切

 この記事をお読みになっている公務員の方なら、人事異動について、モヤモヤしたり、不安になったり、不満を抱いたり、さまざまな想いを持っていると思います。その気持ちは、とてもよくわかります。私自身も若い頃、自分の名前が載っていない異動内示表を見て、モヤモヤしました。
 多くの自治体で、人事異動は人事課、職員課の権限で行われていると思われています。だからこそ、自分の意に沿わない人事異動の不満の矛先は職員課に向かいます。私も、まさにそうだったのです。
 しかし、そんな私が現在、職員課長として人事の業務に従事しているのは不思議なものです。これまで通算で10年以上職員課に在籍し、人事の業務に携わってきましたが、その中で感じることがありました。
 それは、人事異動を含めた人事マネジメントの考え方を知ることで、人事異動を前向きに捉えていくことができるのではないかと。
 多くの自治体では「人材育成基本方針」が策定されています。その方針では、人事異動を含めた人事マネジメントの考え方を知ることができます。具体的には自治体として、どのような人材が求められているのか、組織の中でどのような役割が求められており、必要とされる能力はどのようなものか、その能力を高めるための研修は何か、人事評価をどのように人材育成につなげていくのか、どのような人事異動ローテーションを踏まえながら人材育成していくのかといったことです。
 しかしながら、全ての自治体の人事担当者が職員に対してその方針に至った経緯や背景、理由などを自ら語りかけている自治体は少ないのではないでしょうか。やりたいのは山々だけれど、通常業務に忙殺され、そのようなことをやる余力がないというのが事実かもしれません。
 本市では組織としてその点を重視しており、私もこれまで研修の中で1,000人以上の職員に対してこのような話をする機会に恵まれていますが、全てを伝えられているわけではありませんでした。

本書を書くに至る経緯

 自治体の中では「キャリアデザイン研修」を開催し、その中でキャリア全般について職員が学ぶ機会を提供しています。
 私も人事の仕事をしていく中で職員一人ひとりが前向きに仲間と一緒に仕事をしながら、自分らしいキャリアを形づくり、豊かな人生になるための支援をしたいと考えるようになっていったのです。
 そこで勤務時間外にキャリアに関する勉強会に参加していくと、キャリアコンサルトに興味を持ちはじめ、とうとう資格取得に向けて、毎週休日に都内の専門学校に通うまでになっていました。現在、外で学んだ知識を組織に還元すべく、私自身が「キャリアデザイン研修」の講師になり、学んだことを中堅職員に伝えるようになっていますが、より多くの公務員に伝えられたらと漠然と思っていました。そのようなとき、ご縁がありまして、本の出版の依頼をいただきました。

本書の内容

「公務員が人事異動に悩んだら読む本」1

 本書ではまず、人事異動のロジックとリアルをお伝えしたうえで、公務員が異動と正しく向き合う方法を解説しています。また、自治体の仕事を深く理解したり、自分の仕事について意味付けをしたり、自らの能力を開発し、キャリアを切り拓いていくための方法をお伝えしています。具体的なポイントを大きく4つに分けて書かせていただきました。
 1つ目は、「仕事理解」。公務員として、やりたい仕事や行きたい部署を考える大前提として、自治体の各部署の業務について、理解を深めることが大切です。
 2つ目は、「自己理解」。異動という転機をチャンスとして活かすためには、自分を俯瞰し、きちんと理解することが求められます。
 3つ目は、「意味付け」。ときに不本意な異動をせざるをえない場合も、主体的に仕事を意味付けることで、モチベーションを自己調整することができます。
 4つ目は、「キャリア・オーナーシップ」。キャリアを組織任せ、他人任せにするのではなく、自分のキャリアを自分らしく切り拓いていく意識を持つ必要があります。
 今まで以上に職員ひとりが主体的に働き、生きていくことが大切です。本書が自らの仕事、自らの人生を豊かで価値あるものにするために自分らしいキャリアを形づくっていくためのヒントになれば嬉しいです。

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