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【四條畷副市長 林有理 #6】行政を外から批判するのではなく、中から支援する

林有理6

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過疎化していく地域を目の当たりにして

加藤(インタビュアー):林さんのこれまでのキャリアについて簡単に伺えますか。

林氏:リクルートには新卒で入りまして、住宅産業の配属になりました。仕事をする中で、住宅が街にもたらす影響力の大きさを知るようになりまして。
 それこそ2000年代の中ぐらいから湾岸エリアの建設ラッシュがあって、そこに人が流れていく住宅産業のインパクトのデカさに圧倒されました。

加藤:一気に街が変わっていきましたよね。

林氏:はい。そのうち住宅情報を扱うスーモマガジンの編集長になり、北海道から九州まで取材で飛び回っていました。そこで過疎化していく地域について考える機会が増えまして、もう業務外でも応援したくて個人でも活動を開始するようになりました。
 10年経った頃にその二足のワラジでやっていた活動を本格化すべく、特に中古住宅産業について力を入れ始めました。リクルート退社後は、出版社の経営など計5枚の名刺を持ちながらフリーランス的に好きな仕事をやっていました。

加藤:そしてその後に、副市長になられたのですね。

林氏:そうですね。妊娠を機に仕事を一年休もうと思ったのですが、副市長の公募を知ってしまったので結局すぐに仕事を再開しました(笑)。

仕事で人の暮らしに関われることが幸せ

加藤:林さんは大変面白いキャリアを歩まれていますが、仕事選びの軸はあるのでしょうか。

林氏:やっぱり街の風景、そこに存在している人達が好きという思いが軸ですね。
 新人時代に担当していた分譲開発現場が私の原風景なんですけども、もともとゴミが不法投棄されるような雑木が繁る空き地が、最終的に60戸程の分譲住宅になったんです。

加藤:都市開発の最初から完成までを見届けたのですね。

林氏:そうなんです。その土地の入札から開発許可を経て造成され、家の設計や、広告のターゲット設定など、2年ほどで全戸売れるまで、どっぷり販売のお手伝いをしていました。広告メインでしたので、全部売れちゃうと用無しになるですが、思い入れが強い場所だったので家が全て建ったころに立ち寄ったんです。
 まさに夕暮れ時で、家の前で三輪車に乗る小さい子とか、ボール遊びをしている少年とか、家の窓にホワッと明かりがついて、夕飯の支度の食器のカチャカチャいう音や匂いとかを見て、すごいグッと来たんです。今思い出してもグッと来ちゃうんですけども(笑)。
 そこで人の暮らしに関われる仕事の幸せさを感じたんですね。私、そういうことをしたいんですよね、本来は。

加藤:その原体験があって、行政の仕事にも興味が湧いたのですね。

林氏:そうですね。色々な活動をするなかで、行政が動くか動かないかで結果が違ってくるのが分かってきて。じゃあ外から批判とか意見するのではなく、行政の中から何かできないかと思うようになりました。まさか自分が副市長になるなんて思っていませんでしたが(笑)。

加藤:公募への応募は、東市長の公約に惹かれた部分もあるのでしょうか。

林氏:そうですね。東市長が掲げる「市民中心のまちづくり」と「日本一前向きな市役所」の実現には、「フェアなパートナーとして、市民と連携すること」が重要だと思っています。生駒市の小紫市長が「自治体3.0」でおっしゃっている「市民と行政がタッグを組む!」じゃないですけども。

加藤:今まで組織の基盤をしっかりと作り込まれてきたので、今後もさらなる成果が期待できそうですね。本日はお忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。

林氏:こちらこそ、ありがとうございました。

(取材=加藤年紀 編集=小野寺将人)

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※本インタビューは全6話です。facebookとTwitterで更新情報を受け取れます。

 

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