社会福祉法が改正され、今年度から始まった「重層的支援体制整備事業」。
事業には、既存の制度では対応できていない「狭間のニーズ」への対応を目指して、多様な地域資源を活用した「参加支援事業」が盛り込まれました。
ひきこもりやダブルケアなど、多様化、複雑化する生きづらさに対して、「参加」という支援を提供することで、当事者の暮らしをサポートするー。
地域と連携した新たなアプローチに可能性を感じ、「参加支援事業」への取り組み意欲はあるものの、地域との関係構築や、当事者の巻き込みなど、具体的な取組について課題感をお持ちの自治体職員の方や、地域事業者の方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、本イベントでは、「参加支援事業」を実施している2自治体のご担当者をお呼びし、取組の事例やポイントについてお伺いします。
<こんな方にオススメ>
■ 「重層的支援体制整備事業」・「参加支援事業」について知りたい方
■ 地域共生に関する自治体の実践例について知りたい方
日時
2月25日(金) 19:30~21:00
内容
19:30〜19:45 | 重層的支援体制整備事業「参加支援事業」・「『参加支援推進』のための手引き」について案内 | |
19:45〜20:30 | 各ご担当者様より取組概要の説明 | ①愛知県豊田市: 「とよた多世代参加支援プロジェクト」の取組 ②宮崎県三股町: 「三股町コミュニティデザインラボ」の取組 |
20:30〜21:00 | 参加者からの質疑に合わせて、ご担当者様よりご回答 |
登壇者
愛知県豊田市:
・とよた多世代参加支援プロジェクト 事務局 栗本氏
・豊田市役所 福祉部 福祉総合相談課 江崎氏
地域の事業者を巻き込み「とよた多世代参加支援プロジェクト」という任意団体を立ち上げ。
行政施策だけでは解決が難しい個別案件について、団体内で話し合い、地域全体で当事者の社会参加のサポートを行っている。
宮崎県三股町:
・三股町社会福祉協議会 松崎氏
住民発プロジェクトを促進する「コミュニティデザインラボ」を運営。
ラボの活動の一環として「社会問題井戸端会議」というイベントを開催し、地域の福祉課題について住民に共有。課題に関心を持った住民主体のプロジェクトに伴走し、住民主体の課題解決につなげている。
(司会進行)株式会社Ridilover:
・事業開発ユニット 国司
使用ツール:Zoom
参加費:無料
お申し込みフォーム:https://forms.gle/4RQwNTygdKK6DCUy7
上記フォームにアクセスできない方は、タイトルを【ホルグイベント参加希望】とした上で、以下内容をテキストに記載の上、[email protected]までメールをお送りください。
-所属
-部署名
-役職
-メールアドレス
いただいた連絡先に、今後Ridilover・ホルグよりご連絡を申し上げてよろしいでしょうか(厚労省の補助を受けた調査事業にて作成した「重層的支援体制整備事業『参加支援』推進のための手引き」などをご共有予定です)
-「はい」または「いいえ」
※お申し込み期限は24日(木)23:59までとなります
※本イベントは、「地方公務員オンラインサロン by HOLG」の公開イベントです
※本事業は、厚生労働省「令和3年度社会福祉推進事業」の補助を受けた株式会社Ridiloverが、「重層的支援体制整備事業の促進に向けた多様な分野と連携した参加支援の在り方に関する調査研究事業」の一環として実施するものです
※Zoomの人数制限の都合上、イベントの参加人数上限は500名とさせていただきます(上記フォームへの先着順)
登壇者プロフィール
愛知県豊田市
栗本 浩一 氏
合同会社P-BEANSソーシャルデザイン事業マネジャー
昭和50年生まれ。日本福祉大学卒業後、社会福祉法人豊田市社会福祉協議会入職。
令和2年3月退職。同年4月から合同会社P-BEANS勤務となる。
社内ではソーシャルデザイン事業マネジャーとして、高齢者、障がい者等の地域参加を促すプロジェクトを手掛けながら、令和3年4月からは「重層的支援体制整備事業」における参加支援事業の事務局(とよた多世代参加支援プロジェクト)を担っている。
P-BEANS HP:https://www.p-base.co.jp
とよた多世代参加支援プロジェクト HP:https://toyota-mps.com
江崎 崇 氏
豊田市役所 福祉部 福祉総合相談課 主査
H21年度に市役所入庁。
H25年に福祉部局に配属になり、第1次地域福祉計画の策定や高齢者虐待等のケースワークに従事。
現在の課では地域共生社会の推進や重層的支援体制整備事業の主担当として、誰もが住みやすい豊田市を目指して現場とデスクワークに励む。
宮崎県三股町
松崎 亮 氏
社会福祉法人三股町社会福祉協議会 主査・コミュニティデザインラボ所長
大学卒業後、社会福祉協議会に入職し地域福祉業務を担当。
平成29年こどもの貧困支援に対して、具体的な支援施策を見つけられず悶々としていたところ、東京都文京区がおこなう「こども宅食」を知り、独自にリサーチ。
平成30年4月、商業デザイナー等とチームを組み、こども宅食をローカライズした「みまたん宅食どうぞ便」を立ち上げ、コミュニティデザインによるアウトリーチの可能性を感じる。
平成31年4月より、「自分たちのまちを、自分たちで楽しく」をコンセプトに、社協内に「COMMUNITY DESIGN LAB.(コミュニティデザインラボ)」を立ち上げ、2025年までに200の活動、2025人の地域活動者を生み出し、地域住民の活動で、地域課題の解決を目指すミッションを掲げ、目下活動中。
コミュニティデザインラボWebページ:https://commulab.jp/
司会・進行
国司 言美
株式会社Ridilover 事業開発ユニット メンバー
東京大学卒業後、株式会社日本政策投資銀行を経て、平成30年よりリディラバに参画。
共催
株式会社Ridilover(リディラバ)
「社会の無関心の打破」をミッションとして、社会課題の現場を訪れる「スタディツアー」や、社会課題に特化したwebメディア「リディラバジャーナル」を運営。「スタディツアー」は、活動開始から10年間で延べ250種類以上のツアーを造成し、10,000人以上を社会課題の現場に送客。法人に対しても、企業研修・事業開発の分野において社会課題に関連するプログラムを提供している。省庁に対しても、調査・実証・広報といった事業を実施している。
https://ridilover.jp/
株式会社ホルグ
「『人の根源的な幸せに繋がるが、儲からない事業』を、維持可能なビジネスへと育てる 」という経営理念のもと、公務員を支援する事業をおこなう。2016年に地方公務員を応援するメディア「Heroes of Local Government(holg.jp)」、2017年に「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」、2019年に「地方公務員オンラインサロンサロン」を立ち上げる。地方公務員オンラインサロンは、地方公務員限定の有料コミュニティとして、活躍をする首長、公務員、ならびに、著名人[経営者、学者、研究者、スポーツ選手など]のオンラインセミナーの受講が可能。
地方公務員が知識と元気を充電し、役所で成果をあげる力添えが出来るような活動を続けている。
※参照(https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482)現在の参加者は430名(2022年1月時点)
▼「地方公務員オンラインサロン」のお申し込みはコチラから
https://camp-fire.jp/projects/view/111482
全国で300名以上が参加。自宅参加OK、月に複数回のウェブセミナーを受けられます
▼「HOLGファンクラブ」のお申し込みはコチラから
https://camp-fire.jp/projects/view/111465
・月額500円から、地方公務員や地方自治体を支援することが可能です
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