ウクライナ侵攻、円安加速など、大きく世界情勢が変化した2022年。一方で、市民の生活はコロナ禍から平常に戻りつつあります。これまで対策を先延ばしにされていた地域課題、少子高齢化、東京一極集中、地域経済、医療・年金制度など、今こそ少し先の未来を見据えて、対応に注力していくべき時期でもあります。
しかしながら、財政難の行政のみでは、地域課題に向き合うことは限界があります。
こうした状況下では<地域課題>を共有し、<行政>と<民間>の得意分野を活かして課題解決に至るGR※という手法が益々重要であり、GRの担い手を増やしていくことが喫緊の課題であると考えております。
※GR(Government Relations:ガバメント・リレーションズ)を「地域課題解決のための良質で戦略的な官民連携の手法」と定義している。
そこで、「日本GRサミット2022」は、「地域変革の担い手の作り方」をテーマに、未来を見据える若手町長の皆様と、地域課題解決の新しいプレーヤーについてディスカッション致します。
更に、全国のGR事例から、地域変革の担い手育成にも資する、地域課題を実現した官民連携の事例をアワード形式で表彰いたします。
この状況を改革の大きな機会と捉え、地域課題に向き合うプレイヤーを育て、大きなビジョンを描きつつ、試行錯誤しながら官と民がそれぞれの立場から着実に歩みを進めたGR事例。そのトップランナーを「日本GRサミット2022」に招聘し、具体的なメソッドを学んでいただく機会にできればと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております!
「日本GRサミット2022」セッション概要
<オープニング・メインセッション>
変革はキラリと光る地方人材から始まる
〜 未来を見据える若手町長の目に浮かぶ、新しい地域課題解決のプレーヤーの姿とは 〜
■ ゲスト
新潟県中魚沼郡津南町 桑原 悠 町長
京都府与謝郡与謝野町 山添 藤真 町長
奈良県磯城郡田原本町 森 章浩 町長
<GRアワード発表・セッション:14時10分〜>
全国の官民連携事例から、地域課題解決の好例となる事業を独自表彰!
今年度の受賞事例は・・・以下の5事業となりました!!
【最優秀賞】
・徳島県上勝町のごみのない社会に向けた挑戦「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」
【優秀賞】
・不登校問題に立ち向かうNPO法人カタリバの未来を作るアプローチ「認定NPO法人カタリバ」
・挑戦者を支えるセコンドコミュニティ ~社会課題に立ち向かう、持続的地域の活力を生み出す仕組み~ 「RING HIROSHIMA」
・写真文化首都「写真の町」北海道東川町の取り組みと、オフィシャルパートナー企業と共に進めるまちづくり 「北海道東川町」
【GRユニーク賞】
・レンタル収納のシェアサービスが取り組む空き家問題解決に向けた挑戦と課題「モノオク株式会社」
サミット当日は、各事例のプレイヤーの方々をお招きし、官民連携のポイントや狙いを深掘りしてお伺いします!
■ ゲスト
花本靖 氏(徳島県上勝町長) 松岡市郎 氏(北海道東川町長)
田中達也 氏(株式会社スペック代表)
今村久美 氏(認定NPO法人カタリバ代表理事)
瀬川 知孝 氏(認定NPO法人カタリバ room-K マネージャー)
金田典子 氏(広島県商工労働局 イノベーション推進チーム 地域産業デジタル化推進グループ 担当課長)
日野浦弘樹 氏(株式会社エル・ティー・エス ビジネスコンサルティング 第二部 部長代行)
宮川洋一 氏(株式会社第一エージェンシー MD部 ゼネラルマネージャー クリエイティブディレクター)
阿部祐一 氏(モノオク株式会社CEO)
日本GR協会 代表理事・吉田 雄人(前 横須賀市長)からのメッセージ
コロナ禍前に設立した日本GR協会でしたが、官民連携のあり方が少しずつ変化していることを感じています。これまで公共サービスの担い手は、施設の管理運営や介護分野などの専門的な事業の受託、ボランタリーな市民協働などがメインでした。けれども昨今では、行政が不得意としてきたデジタル領域で、新たなプレーヤーが活躍できるようになってきました。そのプレーヤーが行政と上手に連携し、地域課題を解決していく事例も増えてきました。
今年の日本GRサミットは、その担い手育成に注目し、「アワード」事例とともに、広く世の中に発信していくことにしました。この日本GRサミットを通じて、多くのプレーヤーの皆さんがセクターを超えるきっかけにしていただければと思っています。
「日本GRサミット2022」開催概要
■ テーマ
官民連携の最前線!GRアワード2022発表 ~地域変革の担い手の作り方~
■ 日時
2022年12月25日(日)13:00〜17:30
※ 部分的なご視聴でももちろん構いません。
■ 使用ツール:YouTubeによるライブ配信(PCやタブレット、スマートフォンからご参加いただけます)
※ お申し込み後、このPeatixページ内にある「イベントに参加」ボタンからご視聴ください。
■ 参加費:無料
■対象者
・自社技術を用いて、行政との良質な連携を模索しているスタートアップ企業の経営者
・既存の受発注の関係を超え、行政と地域課題で新しい価値創出を目指す大企業社員
・政策推進にあたり民間の得意分野を取り込みたい行政職員
・地域課題の解決に向き合いつつ影響度を高めたいNPO職員
・市民と行政のパイプ役を任じている地方議員 / 国会議員
・官民連携に関心を持つメディア担当者 / 記者
…をはじめ、地域課題に向き合っている方 / 向き合おうとしている方
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【登壇者プロフィール】
【主催団体】
一般社団法人 日本GR協会
■ 代表理事
吉田 雄人(Glocal Government Relationz株式会社 代表取締役 / 前 横須賀市長)
■ 理事
朝比奈 一郎(青山社中株式会社 筆頭代表CEO)
加藤 年紀(株式会社ホルグ 代表取締役)
陶山 祐司(株式会社Zebras and Company 代表取締役 / インパクト投資家)
藤井 宏一郎(マカイラ株式会社 代表取締役CEO)
蓑口 恵美(内閣官房シェアリングエコノミー伝道師 / シードVC・ミレイズ)
■ 監事
菅野 潤 (わごころ株式会社 代表取締役)
■ アドバイザー
池嶋 徳佳(株式会社いけじま企画 代表取締役)
尾上 玲円奈(株式会社井之上パブリックリレーションズ 執行役員)
越 直美(三浦法律事務所 パートナー弁護士 / 前 大津市長)
太刀川 英輔(NOSIGNER 代表)
中島 康雄(NKコンサルティング株式会社 代表取締役)
藤沢 烈(一般社団法人RCF 代表理事)
宮城 治男(NPO法人ETIC. 創業者)
宮田 正秀(株式会社Cinnon 取締役)
柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役CEO)
■ 事務局長
平澤 野安
【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本GR協会 事務局
ホームページ:https://graj.org/
e-mail:[email protected]
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